海の近くに家を建てるとき後悔しない注意点と対策。塩害・津波・強風から土地選び・塗装・太陽光発電の設置可否まで

最終更新日 2025年01月23日
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海の近くに家を建てるとき後悔しない注意点と対策。塩害・津波・強風から土地選び・塗装・太陽光発電の設置可否まで

大好きな海の美しい風景を毎日眺めたり、サーフィンや釣りなどマリンスポーツやアクティビティを思う存分楽しめることから、あこがれる人も多い海沿いの家。けれども海沿いに家を建てるときには、塩害対策や津波への備えなど、海沿いならではの注意点もあります。

また「海沿い」といってもエリアによって状況が違い、あわせて対策も異なります。そこで今回は、海沿いに家を建てる際に押さえておきたいポイントや、海沿いの家でできること・できないことなどについて、海沿いの注文建築を多く手掛けた杉山真聖さんと、エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市)の遠藤麻美さん、加藤謙作さんにお話を聞きました。

海沿いの家の魅力は?

海沿いの家に住む人は、どのようなことに魅力を感じているのでしょうか。

海を毎日眺められる

海沿いの家に住むと、当たり前ですが毎日のように海を眺めて過ごせます。青空と溶け込むような青い海はもちろん、朝焼けや夕焼けに赤く染まる海や月明かりで銀色に輝く海など、さまざまな表情と出合えることも。海の目の前に住まなくとも、少し歩けば、そんな情景を楽しめます。

サーフィンや釣りなどマリンスポーツ・アクティビティを楽しめる

海沿いの家はビーチや海岸が近いので、ダイビングやシュノーケリング、サーフィン、釣りなどのマリンスポーツやアクティビティを気軽に楽しめます。遠方からだと車や電車に荷物を積んでの「イベント」になりがちですが、海沿いの家なら思い立ったらすぐに海に向かえるのがメリットです。

サーフボードを抱え出かける男性の写真
海沿いに家があると、思い立ったときにすぐに海に出かけられるのがメリット(画像提供/杉山真聖さん)

ビーチの散歩やビーチコーミングが気軽にできる

ダイビングやサーフィンなどのマリンスポーツはしないけれど、毎朝ビーチを散歩する時間が至福、と感じる人も多くいます。散歩の間には、流れ着いた流木や、波と砂に打たれて角が取れ、優しい丸さになったガラスを拾い集めるビーチコーミングも楽しめます。

海が好きな人たちとの交流を楽しめる

海の近くを選んで住む人たちには、「海が好き」という共通点があります。「海が近いこのエリアが好き」「通勤や利便性を犠牲にしても海の近くで暮らしたい」と同じ価値観をもつ人たちとの交流を楽しめるのも、海沿いの家に住む魅力です。

「人との交流を楽しむ人が多いですが、自分が好きな場所、安心できる場所で、自分のペースで仕事がしたいと考えて海の近くに移り住む人もいます」(遠藤さん)

ビーチでBBQを楽しむ人たちの写真
海沿いに住む人には「海が好き」という共通点があり価値観が近いので、コミュニケーションを楽しめる(画像/PIXTA)

新鮮な海の幸が手に入りやすい

漁業が盛んなエリアだと、新鮮な海の幸を安価に手に入れられます。自分で釣ってきた魚や潜って採取した貝、海藻などをその日の食卓に並べることもできるでしょう。

海沿いの家は普通の家と何が違う? 気を付けるべきポイントとは?

海沿いに家を建てる場合、内陸に建てる家とは何が違い、どのようなこと気を付ければよいのでしょうか。

塩害の影響を受けやすい

海沿いの家は、海から吹く塩分の高い風を受けるため「塩害」が発生しやすいのが特徴です。具体的には、外置きにしている自転車や室外機などがさびやすく、室内のものにまで影響があることも。また植物が育ちにくくなるのもデメリットです。

「浜松では海から1km程度までは塩害の影響があります。例えば空間をおしゃれに彩るシーリングファンは人気のインテリアですが、海から近いと1年でさびることもあります」(杉山さん)

しかし「海沿い」といっても、地方や地域によって環境は大きく違い、また同じエリア内でも海からの距離や風が吹く方向などによって状況が異なるようです。

「湘南エリアは、海自体がとても穏やかです。目の前が海で、家と海との間に遮るものが何もなければもちろん塩害の影響はありますが、周りに別の家があるような場所であれば一般的な住宅地とさほど変わりません」(加藤さん)

塩害がどの程度なのかによって、必要な対策のレベルは異なります。風向きと併せ、希望するエリアの塩害の程度は必ず確認しておきましょう。

洗濯物が乾きづらい

海沿いの家は洗濯物が乾きづらくなるのもデメリットです。湿度が高いのはもちろん、洗濯物が潮風にあたると塩分が付着して、乾いてもベタベタしがちです。風がない日や海とは反対方向からの風が吹く日であればカラッと乾くこともありますが、基本的には室内干しが多くなります。

「当社で海沿いの家の設計を考えるときには、洗濯物を室内干しすることを前提に間取りを考えます」(杉山さん)

洗濯物を干せる広々とした洗面所の写真
海風が強いエリアでは、洗濯物の外干しは難しい。室内のどこに干すかをあらかじめ検討しておく必要がある(画像/PIXTA)

風の影響を受けやすい

海のすぐ目の前、あるいは高台から海を一望できるような場所では、海から吹き付ける風の影響を受けやすくなります。せっかく目の前が海なのに、室内に潮風や砂が入り込むことがないように、風が強い日には窓を閉めて過ごさざるを得ないこともあります。

「見栄えが悪くなるため付けることはあまりないのですが、理想的には窓に雨戸やシャッターを付けたほうが良いと思います」(杉山さん)

湿度管理が必要

海が近いと空気が水分を含みやすくなることから湿度も高くなり、カビが発生しやすくなるのもデメリットです。風や塩害の影響を防ぐために窓を閉めることも多くなるため、エアコンをかけるなどして適度な湿度コントロールが必要です。

「湿度については、立地にもよります。例えば山が近いエリアであれば風が抜けないため全体的に湿度が高くなる傾向がありますが、平らな土地であればさほど気になりません。湘南地区では、みんなが工夫しているので、湿気対策は先輩方に聞けば十分解決可能です」(加藤さん)

自然災害への対策が必要

自然災害についても、内陸の家よりも警戒が必要です。台風が襲来したときに、激しく吹き付ける海風や波しぶきの影響を軽減できるような住宅への工夫が欠かせません。地震による津波への備えも重要で、避難場所や避難経路の確認・確保が求められます。

避難経路を確認する家族の写真
海沿いの家に住むときには、台風や津波に対する備えが欠かせない。避難経路は家族で確認しておく必要がある(画像/PIXTA)

海沿いの家に必要な設備とは?

海沿いに家を建てるときにはどのような設備が必要になるのでしょうか。

耐重塩害仕様・耐塩害仕様の設備

海沿いの家はエアコンの室外機や給湯器などが塩害の被害を受けやすいため、メーカー各社が「耐塩害仕様」や「耐重塩害仕様」の設備を用意しています。塩害対策がされていない設備を設置すると劣化が早く進んでしまうため、特に屋外に設置する設備の購入に際しては確認が必要です。

耐風圧のサッシ・強化ガラス

家に取り付けるサッシは耐風圧のものを選ぶと、台風時に海から吹き付ける強風に耐えやすくなります。ガラスについても、耐風圧タイプを選ぶと比較的安心です。例えば2枚の強化ガラスの間に特殊なフィルムなどが挟まれた「強化合わせガラス」なら、普通の板ガラスの3.5倍~5.8倍もの耐風圧強度があり、万一割れたとしても破片が飛び散りにくくなります。

「家の目の前が海だと、強風が吹くと波音も大きく怖いと感じることもあります。そういった意味でも、サッシ選びは重要です。ただし湘南のような穏やかな海であれば、海から50m程度離れてしまえば、一般住宅と同じものを選んで問題ありません」(加藤さん)

エアコン

海沿いの家では、エアコンも必要です。「海風が通るからエアコンはなくても大丈夫」と思っていても、風が強すぎて窓を開けられない日も少なくありません。エアコンは除湿もできるので、湿気対策にもなります。

家の外の水道

海から吹き付ける風は、家や車などに塩分を付着させます。放置しているとさびや劣化の原因になるため、定期的に水をかけて洗い流さなければなりません。そのために、家の周りにも水道が必要です。

「水道は敷地内全部にホースが届くように考えて配置します。必要に応じて2カ所付けることもあります」(杉山さん)

家の外にあるシャワーが付いた水道の写真
海風が運ぶ塩を落とすために、家の外には水道が必要。海水や砂を洗い流すために併せてシャワーを備えることも多い(画像提供/杉山真聖さん)

海沿いの家にあると望ましい設備は?

海沿いに家を建てるときに、あると望ましい設備を紹介します。

車庫

車庫があると、潮風から車を守りやすくなります。自転車や三輪車など、基本、外置きするものも一緒に収納できるので、塩害によりさびるリスクを減らせることもメリットです。

雨戸・シャッター

台風が訪れるエリアでは、窓が割れると家の中まで海水が流れ込み、被害が拡大してしまう恐れがあります。窓が割れることを防ぐためには、雨戸やシャッターを取り付けるのが有効です。

「海沿いに家を建てる人は、外観にもデザイン性を重視することが多いので雨戸を付けることはこれまでほとんどありませんでした。けれども2019年に大きな台風被害が出たことから、雨戸を付けたほうがよいとの認識が広がってきているように思います」(遠藤さん)

シャッターが付いた住宅の写真
外観デザイン的には好まれないが、雨戸やシャッターを取り付けると災害時の被害軽減につながる(画像/PIXTA)

ドアクローザー

海からの強い風によって勢いよく閉まったドアに指などを挟まれケガをすることがないように、玄関はもちろん室内ドアにもドアがゆっくり閉まるよう、ドアの上部に取り付けるドアクローザーを設置することもあります。

「風が強い場所では、引き戸を採用することもあります。引き戸であれば強風でバタンと閉まることもありません」(杉山さん)

海沿いの家には設置できない設備

海沿いの家には、現時点では太陽光発電は設置できません。潮風を受ける沿岸部は金属部分がさびやすく、故障リスクが高いことから、海から500m以内での設置を不可とするメーカーがほとんどのためです。

ただし近年は重塩害地域にも対応できる設備が開発されてきているので、今後は支障なく設置できるようになるかもしれません。

海沿いの家を建てるときに後悔しないための土地選びのポイントや注意点は?

海沿いの家を建てるときに、後悔を防ぐためのポイントはあるのでしょうか。 注意点とあわせて紹介します。

どのような地盤かを確認する

海沿いに家を建てるときには、どのような地盤なのかを確認しましょう。例えば埋め立て地だった場合には、地盤改良が必要になることもあります。

海からの距離を検討する

「海沿い」といっても、玄関を開けて数十歩で砂浜に下りられるほど海に近い場所がいいのか、窓から海が見えればいいのかによって選ぶ場所が異なります。基本的には海に近ければ近いほど、塩害や災害の影響を受けやすくなる点は考慮しておく必要があるでしょう。

「海が目の前にあるような家では、大きな台風時には家が直接波をかぶる可能性があります。それが道を1本挟み少し離れるだけで被害を受けないこともあるのです」(遠藤さん)

海の目の前に建つ家の写真
海沿いといっても海からの距離はまちまち。海に近ければ近いほど、受ける影響が大きくなる(画像/PIXTA)

土地があるエリアの気候の特性をチェックする

同じ地域であっても、海岸に面している方角や風が吹く方向は異なります。それによって塩害の度合いも異なり、また屋根の勾配をどう付けるのかなども変わります。土地を選ぶときには、買ってから後悔しないよう、そのエリアの気候に詳しい不動産会社や工務店に確認し、アドバイスをもらうことが大切です。

ハザードマップを確認する

国土交通省では、各地域にどのような災害リスクが予想されるのかを確認できるハザードマップを用意しています。津波でどの程度の浸水が予想されるのか、液状化の発生傾向はあるのかなどをチェックできるので、リスクと傾向を把握しておきましょう。

「地域ごとの災害の歴史は役所で確認できます。私たちはあらかじめ調べたうえでお伝えしています」(遠藤さん)

津波浸水区間を示す標識の写真
検討している土地にどのような災害が想定されるのかを把握しておくことが重要(画像/PIXTA)

観光客などの通り道にならないかチェックする

週末や休日に多くの人が集まるような人気のエリアでは、敷地内を通り抜ける観光客とのトラブルが発生することが実は少なくありません。週末や休日の様子を見に行く、近くに住んでいる人に話を聞くなどしておくと、リスクを回避できる可能性があります。

家の構造選びのポイント

家の構造は、建てるエリアによって異なります。海の目の前であっても、台風や強風の影響を大きく受けないのであれば、木造住宅で問題ありません。しかし台風の影響が大きいエリアや、あらかじめ備えた家づくりをしたい場合は、鉄筋コンクリート造(RC造)にすることもあります。家を建てる建築会社に状況を確認したうえで選びましょう。

家のデザイン・間取りのポイント

凹凸を少なくする

海沿いの家では、塩害や風の影響を考慮するなら、できるだけ凸凹がないシンプルな外観のデザインが望ましいとされています。入り組んだデザインだと、入り込んだ塩や砂を洗い流しにくくなるためです。

「外観はできるだけ洗いやすい環境にしておくのがおすすめです」(杉山さん)

屋根の勾配を緩くする

海風が強いエリアでは、屋根の勾配をできるだけ緩くすると風の影響を受けにくくなります。例えば片流れ屋根などの傾斜については、風が吹きやすい方角を把握したうえで受け流せるよう設計するとよいでしょう。

片流れ屋根の家の写真
風を受ける方向を考え、当初の設計から家の向きを調整することもある(画像提供/杉山真聖さん)

外壁には白っぽい色を選ぶ

外壁は黒や紺など濃い色を選ぶと、潮風や波しぶきで吹き付けられた塩が白く付着して目立ちやすくなります。こまめに水洗いできれば問題ありませんが、気になるようなら白っぽい色を選ぶとよいでしょう。

ウッドデッキや土間リビングを設ける

海沿いの家では、のんびりと海を見て過ごしたり、仲間とBBQを楽しんだりできるウッドデッキが人気です。ウエットスーツ・サーフボードなどの道具や足元は、外の水道で洗い流しても砂が付着していることが多いので、汚れを気にせず家に入れるよう土間リビングを希望する人も増えています。

土間リビングの写真
海から戻ってきても、土間リビングなら汚れを気にしなくていいのがメリット(画像提供/杉山真聖さん)

外構には潮風に強い植物を植える

海が目の前の立地だと、植物も塩の影響を受け育ちにくくなります。外構に植物を植えたいときには、オリーブやサルスベリ、ローズマリーなど潮風に強い種類を選びましょう。なお、芝は比較的塩害に強いので海沿いの家にも植えられます。

外壁材・屋根材など外装の建材選びのポイント

外壁材や屋根材については、素材選びそのものよりも、こまめなメンテナンスをおこなうことが大切です。

例えば木造住宅であれば、窯業系サイディングやスレートならさびる心配はありません。しかし塗装が劣化すると吸湿し、もろくなってしまう恐れがあります。ガルバリウム鋼板(※)は比較的塩害に強いといわれていますが、傷が付くとそこからさびが広がる可能性があります。

塗装仕上げの鉄筋コンクリート造(RC造)はさびとは無縁に思えますが、ひびが入るとそこから塩分が入り込み、中の鉄筋がさびて爆裂することも。

近年は建築技術が進歩しているので、昔ほど塩害に対して神経質になる必要はなくなってきています。しかしどのような素材を選ぶ場合でも、台風の後などには水をかけて塩を洗い流すこと、そして何より定期的に塗装するなどきちんとメンテナンスすることが重要です。

塩害が気になる場合は、木材を使うのも選択のひとつです。木材の表情が風化してまちの風景になじんでいくのも、海沿いの街ならではの光景ですね。

「私たちは外壁にレッドシダー(針葉樹を中心とした木材)を使用していますが、無塗装です。船の甲板にも使われる木材なので潮にも強いです」(遠藤さん)

※ガルバリウム鋼板は日鉄鋼板の登録商標です

外壁に無垢材が使用された家の写真
水分に強い無垢材を使用すると、塩害によるさびを心配する必要がない(画像提供/エンジョイワークス)

海沿いの家に住んでからの心構え

実際に海沿いに家を建てた後には、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

こまめに塩を洗い流す

海沿いの家では、塩害を防ぐためのこまめなメンテナンスが欠かせません。風向きによってはガラスに塩が付着して曇りガラスのようになり、せっかくの景色がきれいに見えないことも。定期的に窓ガラス、車に水をかける、強風が吹いた後や台風の後には家全体の塩を洗い流すなど、とにかく水をかけることを習慣にする必要があります。

「私たちは台風の後はもちろん、3カ月に1回程度の水洗いを推奨しています。こまめにメンテナンスしておくことが大切です」(杉山さん)

塩害のリスクが高いエリアは外壁や屋根のメンテナンスを早めにおこなう

塩害のリスクが高いエリアにおいては、外壁や屋根についても早めのメンテナンスが必要です。建築技術が向上しているといっても、入居後に建材のもつ効果を維持できるかはメンテナンス次第の部分があります。塗装が劣化したまま放置すると、サイディングが吸湿してもろくなる、ガルバリウム鋼板が傷口からさびる、鉄筋の爆裂が起きるなど、海沿いの家は被害が深刻になりがちです。

「一般的には外壁や屋根の塗装メンテナンスは10年に1度とされていますが、定期的に劣化状況を確認し、早め早めに再塗装をおこないましょう」(杉山さん)

ペンキとはけの画像
海沿いの家を長持ちさせられるかは、メンテナンスにかかっている(画像/PIXTA)

自然災害に備えておく

目の前が海にあるような家では、台風で強風の影響を受けたり、高潮などで波をかぶったりすることも想定されます。地震が発生したときには、津波の被害も心配です。避難場所や避難経路を確認しておくことはもちろん、家には火災保険をかけ、万一被害にあったときに対応できるよう備えておくことも大切です。

海沿いの家に住むときには、塩害に注意し、さらに災害対策も考えておく必要があります。しかし海の近くでの生活は、それらのリスク対策が必要なことを考慮しても魅力があるものです。

また海沿いといっても、地域やエリア、また同じエリア内であっても風が吹く方角や強さなどにより、塩害のリスクは異なります。海の近くで後悔のない家づくりをするためには、その土地に詳しく、さらに塩害に対する知識を有した会社に相談することが大切です。

まとめ

海沿いの家は、塩害の程度や風の強さ・方角により、立てるべき対策が異なる

塩害による家の劣化はメンテナンス次第であることを理解しておく

海沿いに家を建てたいときには、その地域の特性をよく理解した会社に相談する

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取材・文/佐藤 カイ
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