浴室・洗面室の収納アイデアを収納王子コジマジックさんに聞いてみた【実例付き】

浴室・洗面室の収納アイデアを収納王子コジマジックさんに聞いてみた【実例付き】

こまごまとしたモノが集まる浴室・洗面室、ランドリールーム。家族の体や身に着けるモノを清潔にする場所だからこそ、あふれるモノをしっかり収納し、掃除がしやすい環境を整えたい。そこで、収納のプロであり二児の父でもある収納王子コジマジックさんに、浴室・洗面室収納の基本的な考え方と実践テクを教えてもらった。また、家を建てた先輩たちの実例も紹介するので参考にしよう。

浴室のモノは基本的に床置きを避けて

モノを床から浮かせるにはマグネットや吸盤を活用

浴室にあるモノは、基本的にすべて水に濡れてしまうもの。「シャンプーのボトルなどを床に直置きして、床との接地面に赤カビが発生してしまっている家がありますね。浴室に限ったことではありませんが、モノを床に直置きしないようにすることは収納の基本。特に水を使う浴室では、できる限り避けたいものです」とコジマジックさん。

バスルームで使う掃除用具を浮かせて収納
掃除用具などバスルームで使うものは浮かせて収納
歯磨き粉なども浮かせて収納
歯磨き粉などを浮かせて収納
(1枚目)床にモノを置かないのがバスルーム収納の基本。壁面収納なら掃除もしやすく、水切れも良いためカビも発生しにくい (2枚目)歯磨き粉や洗顔フォームなども、掃除するのにいちいち移動させなくて済むよう、100均の簡単壁面収納に(写真提供/一般社団法人日本収納検定協会)

そこでオススメするのが「マグネットや吸盤を使った壁面収納。一般的なシステムバスやユニットバスは下地に鋼板が入っていて、マグネットが使えるようになっています。そして最近は、マグネットで取り付ける浴室用の収納グッズが充実してきているので探してみましょう」

壁の表面がザラザラでも、マグネットならほとんど取り付け可能。表面がツルツルなら、さらに吸盤を使った収納グッズも使えるので試してみよう。

●シャンプーボトルや歯ブラシを壁面に
シャンプーなどのボトルを浮かせて収納
歯ブラシを浮かせて収納
(1枚目)ディスペンサーをマグネットで好きな位置に設置できるホルダー。宙に浮かせるからボトルの底がぬめらず衛生的。そのままポンプを押して液体を出すことができる (2枚目)吸盤で簡単に取り付けられ、歯ブラシを引っかけるだけの歯ブラシホルダー。歯ブラシを5本収納できる。替えの電動歯ブラシやバス小物の収納にも(写真/山崎実業)

洗面台は電化製品の置き場所も考えて

熱くなったヘアーアイロンの収納場所も確保

洗面台まわりは、スキンケアやヘアケアのアイテムの収納だけでなく「ドライヤーや電動歯ブラシ、ヘアーアイロンなど、電化製品の収納場所も考えましょう」とコジマジックさん。

「特に私が気になっていたのが、妻のヘアーアイロンが常に出しっぱなしなこと。『もう使わないの?』と聞くと『いま冷ましてるところ』、夜帰ってきて『もう冷めてるよ』と言うと『でも明日の朝また使うから』って(笑)。でも、こういう家、少なくないと思うんです」

注文住宅を建築中(取材当時)のコジマジックさんの家では、洗面化粧台を造作し、ヘアーアイロンを冷ましながら収納できるよう、引き出し内部にはコンセントを設置し、シリコーントレーを置くことに。

注文住宅を建てなくても、市販のアイテムにも便利なものがさまざま登場してきているので、自分たち家族が使うモノに合うアイテムを探してみよう。

●ヘアーアイロンを熱いまま収納
ヘアーアイロンを立てかけられるトレー
ヘアーアイロンを立てかけられるトレー
耐熱トレー付きのため、使用中のヘアーアイロンも一時置きできる。シリコーントレーには熱くなったヘアーアイロンの先を浮かせて収納でき、アクセサリーなど小物の一時置きにも便利。(写真/山崎実業)

洗面室・浴室の近くに下着・ルームウェア収納を

衣類だから寝室のクロゼットに、と決めつけない

洗面室や脱衣所、ランドリールームなど、浴室の近くに十分なスペースがあるなら「ぜひ、下着やルームウェアの収納場所をつくりましょう」とコジマジックさん。

「ある先輩に『夫が家の中をスッポンポンで歩く。どうにかならない?』と相談されたんですよ。家に行ってみると、すごく広い家なのに、下着やルームウェアは夫婦の寝室のウォークインクロゼットに置いていたんです。洗面室の広さも十分だったので、下着は洗面室に収納してはと提案したところ、後日『パンツをはいてウロウロするようになった!』と(笑)」

衣類は寝室のクロゼットに収納するものと思い込んでいる人が多く、住宅もそのように設計されるケースが一般的だが、「下着やルームウェアだけでも浴室の近くに置いてみると、そのほうが便利だと感じる人は少なくないと思いますよ」

最近では、それぞれの寝室にクロゼットをつくるのではなく、別の場所に家族共用のファミリークロゼットをつくるケースも増えている。十分な湿気対策をすれば、室内物干しを設けてランドリールームとファミリークロゼットを併設できることもあるので検討してみよう。

実例1:浴室・洗面室・脱衣所・WICを1カ所に

ウォークインクロゼットが洗面室に併設された注文住宅実例
(写真/河原大輔)

Tさんの家。浴室、洗面室、脱衣所、ウォークインクロゼットをすべて兼ねたサニタリールームをオリジナルで設計。無駄なモノの移動、家事動線を極力省いた。天井に室内物干しを設置したため、洗濯・乾燥・収納まですべてこのスペースで完結する。

間取り図
注文住宅実例の間取り

実例2: 洗面室に設けた造作棚でスッキリ!

洗面室の造作棚には日用品が収納されている
(写真/古石真由弥)
キッチンから洗面室へ行ける家事動線
(写真/古石真由弥)

Hさんの家。洗面室には洗剤やタオル、家族の下着類などを収納できる造作棚を設けた。家族ごとに分類してしまってあるので、お風呂上りに子どもにもわかりやすくて便利。また、ランドリールームとキッチンが直結しているので、家事の効率も◎。洗濯しながら料理をしたり、洗い物をしながら子どものお風呂上りを待ち受けたり、洗濯を干すときも、キッチンを通り抜けてすぐ外に物干しがあるので、無駄のない空間構成になっている。

浴室・洗面室近くに置きたいモノすべてに収納場所を

ほかにも浴室・洗面室の近くに置きたいモノはさまざま。

建築中(取材当時)のコジマジックさんの家では「タオルは上に重ねて収納して下から抜き取れるように、洗面カウンターは2つの洗面ボウルの間を丸く切り抜いて、引き出し内にゴミ箱をビルトインしました。洗濯機はキャスター付きの洗濯台に乗せ、掃除を簡単に。その下にはキャスター付きの体重計置きを置き、引き出してそのまま乗れるように考えています」

キャスター付きの洗濯機スライド台
幅・奥行き伸縮自在で、洗濯機サイズに合わせて設置できる角パイプ洗濯機スライド台。キャスター付きで洗濯機の移動も簡単、掃除や雑排水点検のときも便利。大型ジャッキで洗濯機をしっかり固定でき、ドラム式洗濯機にも対応。(写真/平安伸銅工業株式会社)
キャスター付きの体重計収納
体重計を載せてキャビネット下のスペースにすっきり収納できる「体重計収納 slidestep」。
キャスター付きなので、さっと引き出せて、乗ると本体が固定され(10kg以上の重みでキャスターがロックされ)、安定した状態で測定できる。(写真/株式会社ダイドー)

浴室・洗面室に現在置かれているモノをリストアップし、それぞれの収納場所を考えよう。

まとめ

モノを床から浮かせるにはマグネットや吸盤を活用

熱くなったヘアーアイロンの収納場所も確保

洗面室・浴室の近くに下着・ルームウェア収納を

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取材・文/前川ミチコ
公開日 2020年05月22日
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