SUUMO(スーモ)は、住宅・不動産購入をサポートする情報サイトです。

大学進学を機に親元を離れる人のほとんどは、「初めての一人暮らし」になるのではないでしょうか。期待の半面、不安も尽きないと思いますが、特に家探しには関しては「どこに住むべきか」と迷ってしまうものです。
そんなときに、参考にしたいのが先輩たちの経験談です。そこで、今回は京王線桜上水駅と下高井戸駅のほぼ中間に位置する、日本大学文理学部キャンパスの学生5名の座談会を開催。住まいの実態を調査しました。


京王線「桜上水駅」と「下高井戸駅」の中間地点にあり、それぞれの駅から徒歩約8分の日本大学文理学部キャンパス。新宿まで電車で約10分と、都心へのアクセスも良好です。同キャンパスに通う学生の多くは、桜上水駅近くか京王線沿いに住んでいるとのことですが、先輩5人はどんな観点で現在の街を選んだのでしょうか?
Aさん【最寄駅:永福町駅(京王井の頭線)】
「京王井の頭線なので、電車だと大学の最寄駅まで乗り換えないといけないのですが、自転車を使うと12分でキャンパスに到着します。すごく便利ですよ。近隣の環境も住宅街なのでとても静かで落ち着いています。ここを選んで正解でした」
Bさん【最寄駅:上北沢駅(京王線)】
「大学までギリギリ徒歩で通えるところに住みたかったんです。歩くと30分くらいかかるのでちょっと大変ですけどね。でも、電車でも上北沢駅からキャンパスのある桜上水駅までは1駅なので便利です」
Cさん【最寄駅:吉祥寺駅(JR)】
「私の場合はずっと吉祥寺に憧れていました。実際に住んでみても、都会的でおしゃれな雰囲気だったので気に入っています。ただ、通学に50分ほど掛かるのが難点ですが……」
Dさん【最寄駅:千歳烏山駅(京王線)】
「私も大学に近いところで探しましたね。桜上水駅まで乗車時間約6分ですが、自転車で20分かけて通っています」
と、みなさんやはり京王線かつ大学に通学しやすいエリアを選んでいる模様。なお、最もキャンパスに近かったのはEさん。なんと、徒歩5分だそうです。
Eさん【最寄駅:桜上水駅(京王線)】
「とにかく近さを重視しようと。ただ、近すぎると油断して遅刻しそうになることも多くて……盲点でした」

ちなみに、桜上水駅や下高井戸から同じ乗車時間だったとしても、新宿駅寄りのほうが調布駅寄りよりも、家賃相場が高くなるため、調布方面に住んでいる学生が多いとのこと。
また、日本大学文理学部キャンパスに通う学生がよく行く街は「新宿駅」「渋谷駅」「下北沢駅」。大学の友達やサークルの飲み会は、「下高井戸駅」周辺の飲食店で多く開催されるそうです。
次に、家から最寄駅までの距離を聞いてみました。
Aさん「徒歩15分くらいですね。少し遠いなと感じます。部屋や周囲の環境自体は気に入っているんですけどね……」
Bさん「徒歩5分です。駅前にアーケードの商店街があるので、雨の日もあまりぬれませんし便利ですよ」

Cさん「徒歩15分です。バス停が目の前なので移動はしやすいですが、歩くとなるとちょっと遠いですね……」
ほか、Dさんは徒歩12分、Eさんは徒歩15分とのこと。Bさんを除いては全員が、駅からやや離れた場所に住んでいました。家賃との兼ね合いもあるのでしょうが、毎日のこととなると若干ストレスを感じる距離感のようです。
なお、「理想の距離」を聞いてみると、「徒歩5分から10分くらい」とのこと。キャンパスまでの通学距離だけではなく、駅までの距離もお部屋探しの基準のひとつにしたほうが良さそうです。
また、住んでみてから「周辺環境の良さ」に改めて気づくことも多いようです。先輩たちに街の魅力や自宅周辺のお気に入りスポットを聞いてみました。
Aさん「永福町が最寄りの『和田堀公園』ですね。バードウォッチングができる自然林が広がっていて、散歩が気持ちいいですよ。たまに、友人とキャッチボールもします。自宅近くは住宅街なので、閑静で住みやすいです」

Bさん「上北沢駅前の商店街が好きです。100円ショップや31(サーティワン)、カレー屋さんによく行きます。飲食店も充実しているのでとても便利です。大体のことは駅周辺で事足りますね」
Cさん「吉祥寺は何でもあるんですが、特に気に入っているのは東急百貨店と井の頭恩賜公園。街が充実していると、生活に彩りが出ます」
Dさん「千歳烏山はスーパーも充実しているのが魅力的ですね。自炊をするのでとても助かっています。あと、ちょっと距離はありますが、祖師ヶ谷大蔵駅の近くまで行くと『そしがや温泉21』という黒湯温泉があって、460円で入浴できるので気に入っています」
Eさん「桜上水駅近くの甲州街道沿いはドン・キホーテもありますし、近隣にはダーツバーもあって、学生の遊び場も充実しています。違う学部の学生も周囲にたくさん住んでいるので、毎日が楽しいですよ」
キャンパス最寄りの「下高井戸駅」は京王線と東急世田谷線が通り、「桜上水駅」は京王線が通っています。京王線沿線の駅から通学する学生が多いようですが、大学生活を送るうえでは、最寄駅やキャンパスまでの距離、それらを踏まえたうえで家賃のバランスを考えることも大切です。
先輩たちの声を参考にしながら、「下高井戸駅」「桜上水駅」まで乗り換えなし30分以内の家賃相場が比較的安い駅をピックアップしました。
●国領駅/家賃相場6.8万円、「下高井戸駅」まで乗車時間23分
京王線の各駅停車が通る「国領駅」。商業施設や教育施設が充実していることから、ファミリーが暮らしやすい街としても注目されています。駅前には、「マルエツ」「デポー」「イトーヨーカドー」といったスーパーが集まっており、買い物に便利。ちなみに、深夜1時台でも、「渋谷駅」や「新宿駅」から「国領駅」まで深夜急行バスが出ているので、万が一終電に乗り過ごしてもバスで帰宅するという手段もとれます。
●調布駅/家賃相場7.2万円、「桜上水駅」まで乗車時間11分
八王子駅と新宿駅のおよそ中間に位置する京王線「調布駅」。急行が停まるため、桜上水駅まで11分という近さが魅力です。すでに、「調布パルコ」や「西友」など商業施設も充実していますが、2017年9月には新たなランドマークとして、「トリエ京王調布」が誕生。都内最大級のシネマコンプレックスや家電量販店をはじめ、全72店舗が出店します。飲食店やカフェなども数多くオープンする予定とのこと。
●西調布駅/家賃相場6.3万円、「下高井戸駅」まで乗車時間29分
京王線の「西調布駅」。北口と南口の両方に商店街があり、飲食店をはじめ薬局やクリニックなどもそろっています。住宅街が広がっているため、静かな環境で暮らすことができそうです。都心に近い割に自然にも恵まれており、多摩川の河川敷はお散歩スポットとしても知られています。
周辺環境については、あまり決め手にはならなかったようですが、住んでみてから気になることが続出したようですね。暮らしてみないと分からないこともありますが、できれば住むエリアに詳しい不動産屋さんを訪ねて周辺環境についてもリサーチしたほうが良さそうです。在学生の声を参考に、ぜひ後悔のない住まい選びをしてくださいね!