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複数の入居者で家賃や水道光熱費などの費用を負担し合いながら、一般の賃貸物件で暮らすこと。間取りはカップル向けやファミリー向けを選ぶ人が多く、キッチンやトイレ、浴室などの水回り設備やリビング・ダイニングなどのスペースは共用する。
同居相手は友人や会社の同僚、兄弟姉妹、恋人などが多いが、SNSなどで同居人を探すケースもある。
似たスタイルに「シェアハウス」があるが、他人同士の共同生活を前提に運営されるシェアハウスに対し、ルームシェアは自身で同居人を見つけ、一般の賃貸物件が対象となる点が異なる。
多くの人が感じる代表的なメリット・デメリットは以下のとおり。それぞれ、詳しい内容については「友達と楽しく暮らすルームシェア!部屋の借り方から成功のコツまでご紹介」を参照すること。
・家賃や生活費を節約できる
・家事の負担を減らせる
・病気やケガなどで困った際に助けてもらえる
・防犯面を強化できる
・お金の支払いでトラブルになりやすい
・家事分担でトラブルになりやすい
・自分のペースで生活できないこともある
フトコロに優しいだけでなく、さまざまな発見や刺激に富んだルームシェアライフ。でも、イメージする暮らし方とマッチしない部屋を選んでしまったり、共同で使うことを意識したチェックを怠ると、後から不便さを感じたりトラブルにつながることも。ここでは、ルームシェアならではの部屋選び法をご紹介!
「プライベート重視」「コミュニケーション重視」など、どんな暮らし方をしたいのかは人によってさまざま。一方で、顔を合わせる頻度や人の呼びやすさなどは間取りによって変わってくるもの。部屋探しの前に、自分とシェアメイトにはどんなタイプの間取りがいいか、確認しておこう!

1.パートナーとの時間を楽しめる広々LDK
パートナーと一緒に過ごす時間を大切にするなら、LDKは広いほうがいい。なかには「リビングで過ごす時間が長いので、個室が狭くなってもリビングが広い間取りのほうがいい」という人もいる
2.個室は、リビングから出入りする配置を
個室の出入り口がリビングと面しているような配置なら、自然と顔を合わせることが増えて、コミュニケーションをとりやすくなる。個室同士が隣接している場合は、収納などが間に挟まっていれば、音が直接伝わることがなくなり、プライバシーを適度に保てる

1.個室の間に共有のスペースがあると安心
互いの個室の間にリビングやダイニングなどのスペースがあると、音や気配が伝わりづらくなるので、プライバシーを確保しやすい
2.個室に直行できるとベター
玄関からリビングを経由せずに個室に入れる配置だと、自分のペースで生活しやすい。ただし、コミュニケーション不足はトラブルの元なので注意が必要

1.居室やリビングをスッキリ使える
ひと部屋を収納部屋に充てて荷物を集約させれば、個室やリビングが広くなくても、置くものが減ってスッキリ快適に使える。同じ発想でトランクルーム付きの部屋もアリだが物件数は少なめ
2.ひと部屋に荷物をまとめて収納
同居する人数よりひと部屋多い間取りを選び、共有の収納スペースとして活用。本棚やタンスなどで室内を仕切れば、各自の専有スペースを確保しやすくなる

1.あまった居室は共有の多目的スペースに
DKと隣接している部屋は、多目的の共有スペースにしておく。親族や友人が泊まりに来たときなどは戸を閉めて寝室としても使える
2.出入り口を開放すれば広いLDKに
友人をたくさん呼ぶ際などは、DKと個室の間の出入り口を開放し、広いLDKとして活用する手も。ただし騒ぎすぎてまわりに迷惑をかけたりしないよう、使い方のルールはきちんと決めておこう
部屋の使い勝手の良し悪しは、暮らしてみないと気づかない点も多い。経験者の声を参考に、住んでからの後悔をなくそう!

玄関の靴箱が小さくて、お互いの靴が入りきらないというのは、よく聞く話。自分の部屋に入れるとなると、部屋の収納が圧迫される。特にロングブーツを愛用する女性などは要注意だ。
なお、靴箱の収納力は間取図だけでは判断できないことも多いので下見でチェックしよう。
バスとトイレが同じスペースに収まっているとつらい事態に…。とまではいかなくても、共同利用のイメージがわきづらいバス・トイレ・洗面所などは注意!
例えば女子ならスキンケア、ヘアケアなどのグッズをたっぷり置ける洗面所、節約派なら追い焚き機能が付いているバスを狙いたい。
一人暮らし経験者だと、生活用品はひととおり持っているはず。思いのほかかさばる食器や鍋、調理道具は二人分、三人分だと更に大変。部屋選びの際にはキッチン収納の充実度も見ておこう。
なお、冷蔵庫などの大きな家電は、事前に話し合って1台に集約したい。
休日や勤務時間などの生活サイクルが同じだと、洗濯のタイミングも重なりやすい。バルコニーには、洗濯物を同時に干せるだけの余裕があるか確認しよう。
乾燥機能付きの洗濯機で回避する手もあるが、乾燥が終わるまで長時間かかることもあるので注意!
女性2人でルームシェアライフを満喫しているAさんとYさん。Aさんはアルバイトをしながら専門学校に通い、Yさんは会社勤めとラクロスチームの練習を両立。普段は、それぞれ多忙な日々を過ごしている。
「友だち同士だからこその相談も気軽にできるので、ホッとすることが多いですね」「料理好きと後片付け好き。2人の得意分野が違うので、うまくカバーし合えています」と話してくれた。
「生活上の細かいルールは決めていませんが、適度な距離感を保てているためか、特に問題はありません」干渉し過ぎることがないからこそ、一緒に過ごす時間がより楽しく充実するのかもしれない。「長い人生のなかでも、友だちと一緒に暮らす機会は滅多にありません。今しかできない経験だと思います」と、シェア生活を満喫しているようだ。


1. こちらはYさんの部屋。プライバシーを適度に守るため、お互いの個室が隣接していない間取りを選んだ。2人の個室の間にある居室は、共有リビングとして活用
2. グリーンで統一されたAさんの部屋。出入り口がDK側に付いているか、共有リビング側に付いているかが2人の部屋の違いだが、どちらにするかは自然に決まった
3.「食事は自分で」というのが、唯一のルール。このため、キッチンの横にはお互いマイ冷蔵庫を置いている。もちろん、食材をシェアして一緒に食べることも
4. 大学時代はラクロス部で一緒に汗を流した2人。玄関わきには、そんな関係性を象徴するラケットを飾っている
2人が住む東横線元住吉エリアの1LDKの家賃相場は9万9000円。一人暮らしの場合、光熱費など含めると13万円以上はかかることに。
| 項目 | Aさん | Yさん |
|---|---|---|
| 家賃(2人で折半) | 5万円 | 5万円 |
| 光熱費(2人で折半) | 0.6万円 | 0.6万円 |
| 通信費(2人で折半) | 0.3万円 | 0.3万円 |
| 食費 ※お米・調味料以外の食材はそれぞれで管理 |
2~3万円 | 2~3万円 |
| 合計 | 7.9~8.9万円 | 7.9~8.9万円 |
ここで紹介した部屋の選び方を参考に、自分たちの場合はどんな部屋がいいか考えてみよう。部屋に求める条件をかためたら、さっそくルームシェア可能な部屋を探してみよう
「こんな部屋どうかな?」なんてシェアメイトと話しているうちに、だんだん理想の部屋に近づくはず!
生活費が節約でき、気軽な相談や家事の分担ができるのがルームシェアのメリット
ルームシェア相手がプライベートとコミュニケーションどちらを重視するかで選ぶ間取りも変わる
バス・トイレ、キッチンなどの共有スペースは、生活用品の量に合う広さか、生活スタイルに合う動線か要確認