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「南北リゾート対決」「富士山対決」「田舎対決」……各地には意外な争いの火種がイッパイ?各都道府県のおもしろライバル関係まとめ
テレビやラジオでもよく見かける各都道府県のライバル対決。観光地や名産品、経済規模などで似た地域がよく比較されています。実際にその土地に住んでいる人たちは、どんなことから他の都道府県をライバルとして意識するのでしょうか?今回は全国のランキング結果から選りすぐった、各地のライバル関係をご紹介します。
北海道と沖縄県は互いに相手を『ライバルだと思う都道府県』の第1位に指名。その理由として最も多く挙げられたのが「お互いリゾート地として有名だから」。人気リゾート地ながら北と南という真逆の位置にあることで、よりお互いを意識してしまうのかもしれません。北海道では半数程度の人が沖縄県を指名したのに対し、沖縄県はなんと約85%の人が指名。広大な面積を誇り、農業も発展している北海道よりも、小さな島である沖縄県のほうが、よりライバル意識が強いようです。
関東圏からは埼玉県と千葉県の関係をピックアップ。東京都と神奈川県という二大巨頭が立ちはだかる関東では、三番手争いに火がついています。このような、近隣地域のなかで優位を競う争いは他の地域でも行われており、例えば岐阜県VS三重県の東海ビリ争いなどが見られました。
続いては、富士山をめぐる争いをピックアップ。静岡県と山梨県にまたがる「富士山」。日本を代表する観光地だけあって、どちらもゆずれない気持ちが強いようです。お互いのライバル指名理由も「富士山裏表問題」「富士山の反対側」など、富士山関連がほとんど。富士山の位置が変わることはないので、この争いは未来永劫解決することはないでしょう……。
中国地方からは島根県と鳥取県の争い。名前の字面が似ていて、さらに隣に位置するため、よく間違われることが多いこちらの2県。お互いがマイナー県である自覚があるからか「同じような田舎だから」なんて理由も目立ちました。ほかの都道府県では得意な面や、誇れるものについて争っているのに対し、こちらは少しネガティブなランキング結果に。島根には出雲大社、鳥取には鳥取砂丘とメジャーな観光地もあるので、もう少し自信をもってもらいたいですね。とはいえ他のエリアでもネガティブなライバル関係は多く、関東地方では茨城県VS栃木県、東北地方では青森県VS秋田県などが田舎対決をしている模様。田舎としての魅力を競うわけではなく、マイナーさや地味さを競うという、なんとも複雑なライバル関係になっています。
各都道府県のなかから特色のある関係をピックアップしてみましたが、いかがでしたか?ここで取り上げた都道府県以外にも、兵庫県VS神奈川県の「東西港町対決」や、愛知県VS福岡県の「日本第3の都市争い」など、その土地の特長を競ったライバル関係がイッパイ。ランキング結果を見れば、その都道府県がなにに誇りをもっているのかがよく分かります。ぜひ、各地のランキング結果をチェックしてみてください!