あなたのお家では、住宅に関する決定権は誰がもっていますか? お父さん、お母さん、それともおじいちゃん、おばあちゃんでしょうか? 住宅に関することは家族全員にかかわることなので、全員の意見がまとまるようにしたいですね。
今回はお風呂をリフォームした方にアンケートをとり、誰が主導権をにぎってお風呂をリフォームしたか、調査してみました。
お風呂のリフォームで決定権を握っているのは……女性!
150人の方に「お風呂のリフォームで、家族で1番こだわりが強かった人は誰ですか?」と質問したところ、女性のこだわりが強いことがわかりました。
Q:お風呂リフォームで家族で一番こだわりが強かった人は誰ですか?
第1位:自分自身(37.3%)
第2位:配偶者(28.0%)
第3位:父(12.0%)
第4位:母(10.0%)
第5位:兄弟姉妹(2.0%)
第6位:祖母(1.3%)
第7位:祖父(0.7%)
夫と妻別にみてみると、夫(左図)の実に51.8%の方が、配偶者(妻)の意向によってお風呂をリフォームしたようです。配偶者(妻)だけでなく、配偶者(妻)の母親という意見も多くありました。
反対に妻(右図)の52.5%は自分自身で決めたと答えています。
【左図】夫 【右図】妻
結果を見ると、お風呂に対して強いこだわりを持っているのは、男性よりも女性に多いようです。
お風呂リフォームはお風呂好きが決めていく?
では、なぜ女性が決定権をもつことになったのでしょうか? 最も多く見られた意見が「お風呂が好きだから」「お風呂に一番長く入っているから」というもの。これは男性でも最も多く寄せられたコメントで、やはりお風呂が好きで、こだわりが強い人の意見が通りやすいようです。
次に多かったのが「掃除をするから」という意見。お風呂に入るだけでなく、普段のメンテナンスを行っている人のほうが、直すべき場所をわかっている、ということでしょうか?
まとめ
女性のほうがお風呂好きが多く、お風呂掃除を行っている人が多いことがわかりました。その分、住宅に対するこだわりが強くなっているようです。
とはいえ、お風呂は家族みんなが使うもの。せっかくなら個人のこだわりだけでなく家族みんなの使いやすさや希望を考えたお風呂にリフォームすることができるといいですね。家族でよく話しあって、すてきなリフォームを実現しましょう!
●調査概要
・調査期間:2016年1月20日~2016年1月25日
・調査方法:インターネット調査(ゲイン)
・対象:全国に居住する、リフォーム経験者
・有効回答数:男女150名(男性70名、女性80名)