ザ・福井タワー イニシアグラン （取材レポート）

3階建ての一戸建てにお住まいだったY様。広くて部屋数も多く、四人のお子様達が独立されてから将来のことを考えるようになりました。

「今後、体力が低下したり足腰が弱まったりする可能性や、もしもの入退院のことなどを考えるようになりました。ある時、いつも二人で行く西武福井店に立ち寄ったら、たまたまこの物件の看板が目の前にあって。シニアのためのマンションということで興味を持ち、説明を聞きに行きました。
行ってすぐに妻が気に入りまして。お話を聞いて、これからの暮らしに理想的だと思いました。駅前だし福井には西武もあるから買い物も便利なんです。これまでも買い物に来ていたので、福井駅前には馴染みがありました。福井は新幹線も通ったので、交通の便も良く東京へもとても行き来しやすいですし」。

それで、敦賀の家・土地・自動車を売却。
「車を手放すことに不安はありましたが、子ども達に相談すると、レンタカー・カーシェアやレンタサイクルがあるから大丈夫、と背中を押してもらい、決断しました。

こだわったのは南向きであること。西日が入る部屋は避けました。以前の1/3の広さになりましたが、それでよいと思っていました。
南向きで陽当たりが良く、マンションなので気密性が高いので、以前の住まいより光熱費がぐんと少なくなりました。以前の1/3程度に減りました。真冬でも最低で14度あり、夜中は暑く感じるほどです」(夫)。

関東にお住まいがあり、本物件との二拠点生活を選ばれたK様。

「福井に地縁はないのですが、姪が仕事で福井に行った際にこのマンションを見つけて、勧めてくれたのがきっかけです。福井はコンパクトシティで、駅前だけでほとんどすべて事足りる。レストランもデパートもあって、とても住みやすいよと教えてくれました。

東京にある三田サロンでお話を聞いて、実物を見て決めようと思い、福井に来ました。そしたら気に入ってしまって。本当に駅が近くて、かつ部屋から大きな空と山が見える。私は山がとても好きなので。大都会だと、こんな立地は難しいですよね。

また、関東にいるときは、東京駅に行くのに少し時間がかかってしまう。そして、東京駅からさらに目的地に行くのに乗り換えると、往復で結構な時間がかかってしまうんですね。そのことが年齢とともにだんだん辛く感じてきたんです。やはり駅近が良いなと思うようになって。加えて、向こうには近くにスーパーやレストランがなくて不便なんです。その点、こちらはすべてクリアしていて便利ですね。すでに車の免許を返納したのですが、ここだと徒歩と自転車で暮らせます。クリニックも周りに一通り揃うし、食事するところもよりどりみどり。また、マンションから駅までの道はアーケードがあるので、雨や雪が降っても安心です」(K様)。

「ザ・福井タワー イニシアグラン」コンシェルジュの松井支配人は、入居者様との日々のコミュニケーションを大切にしているそうです。

「日々入居者様がマンションを出入りされる際に、ご挨拶をしご様子を見させていただきます。そうすることで、細かな変化に気づきやすくなり、必要に応じてお声をかけるなどができます。入居者様も見守られていると感じてくださるのか、ご旅行など不在時には、ひとことこちらに声をかけてくださることが多いです」。

また、シニアだからこう、という先入観で括らず、お一人おひとりに丁寧に接することを心がけています。入居者様のお声に耳を傾け、食事会や新年会を実施しました。皆さん、入居者同士で会話することをとても楽しんでおられて、イベント時には活発な会話がなされ、お名前交換も積極的にされていました。

今後はコーラスサークルをはじめとするサークル活動や、桜の季節のお花見会などを計画しています。サークルは入居者様主体で行われております。立ち上げまでの打ち合わせでは、大変活発な意見交換をされていました。もうすでにサークルとしての雰囲気が出来上がっていて、人と人とのつながりができているのを感じます」(松井支配人)。