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大規模な再開発が進む街が上位を独占。なかでも1位の「品川」、3位の「田町」は両駅間に2020年開業予定の山手線の新駅に対する期待感もあって高い支持を集めた。品川駅は2027年の開業を目指すリニア中央新幹線の起点でもあり、向こう10年にわたり発展が期待されるエリアだ。
3位の「豊洲」は築地市場の移転など、華やかな話題が多く高評価。2020年東京オリンピックの選手村や競技会場にも近いため、マンションや大型商業施設が乱立し、人口がかなり増えると予測する声も挙がった。
都心では今後、各所でオリンピックに向けた再開発やインフラの整備が加速するとみられる。その街が買いか否かを見極めるためにも、リニューアル計画の中身をしっかりと吟味することが重要になりそうだ。
2020年の新駅開設、2027年のリニア中央新幹線開業と、派手な話題が尽きない品川エリア。今年5月下旬には品川駅南口に大型複合施設「品川シーズンテラス」も開業予定で、港南エリア最大級の商業ゾーンが誕生する。また、2020年東京オリンピックでは羽田空港、成田空港と都心を結ぶエリアとしての役割が期待されていることもあり、さらなる開発の気運も高い。こうしたさまざまなトピックスを追い風に、中長期にわたって値上がりが見込めそうな点が評価された。
隣駅の品川同様、エリア一帯の大リニューアルが期待される田町。2020年には田町駅の隣に新駅が開設される予定で、田町エリアにも新たな人の流れが生まれそう。新駅の周辺には噴水広場や野外ステージも設けられ、人々が集い交流するコミュニティの拠点としての機能も期待できそうだ。一方、海沿いの倉庫街はマンションなどに生まれ変わっていて、住宅環境も整いつつある。品川の陰に隠れやや地味な印象だった田町エリアだが、ここにきて大きく生まれ変わろうとしているようだ。
東京湾岸エリア最大級にして最後の再開発エリアとされる豊洲。近年になって大規模なタワーマンションや大型ショッピングセンターが誕生し、一躍人気の街となった。2016年11月には豊洲新市場が築地から移転する形で開場する見込みで、周囲には大型温浴施設や商業施設などを整備する計画も。また、2015年9月には駅前に豊洲シビックセンターがオープン。300席のホールやギャラリーを備えた大規模な文化センターとして注目を集めている。豊洲は2020年東京オリンピックの会場にも近く、発展の伸びしろが多いエリアといえるだろう。
| 調査期間 | 本調査:2014年9月26日(金)~ 2014年9月30日(火) |
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| 調査対象 |
関東(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)在住の 住宅に関するプロフェッショナル504名。 【各都県別回答者数】 [東京都]239名、[神奈川県]106名、[埼玉県]78名、[千葉県]67名、[茨城県]14名 |
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本調査における調査対象者の定義 【住宅に関するプロフェッショナル】 ・2011年から現在までの間で1年間以上、住宅に関する実務に携わったことがある ・住むという視点においての街選びに際して、友人や知人にアドバイスできる業務知識が 「非常にある」「まあある」と自己申告している |
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| 調査方法 |
インターネットによるアンケート調査 ※「おススメの街」の回答は、沿線を選んだ後、駅を選んでもらう選択方式 ※「おススメの街」の対象駅は1都4県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県) にあるすべての駅を対象としています |
| 有効回答数 |
本調査有効回答数:504人 ※「住宅に関するプロフェッショナル」条件の該当者数1,984人に対して本調査を行い、 回収目標数(500件+予備票)に達した段階で調査を終了した |
| 調査実施機関 | 株式会社マクロミル |
※ 本調査時の回答データを、1位3点、2位2点、3位1点として、数値化しております。そのなかで一定のポイントを獲 得した情報を掲載しています。
※ 表示されている沿線名について、複数路線が乗り入れている駅の場合は得票数が最も多かった沿線名を
表記しています。
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