在宅ワークが増え、書斎として使える居室が必要になったお施主さまは、賃貸アパートからの住み替えを計画。当初は建売住宅も見学されたが、ご自身の要望を叶えるには注文住宅しかないという結論に至った。「この家のほとんどが、お施主さまのアイデアでできています」と建築士の赤秀さんが言うように、どこを見てもこだわり満載の住まい。18.2畳の2階LDKは、吹き抜けの開放感に包まれた“明るいL”と、ネイビーとグレーを基調にした“落ち着いたDK”のコントラストがユニーク。このカ… 続きを読む
在宅ワークが増え、書斎として使える居室が必要になったお施主さまは、賃貸アパートからの住み替えを計画。当初は建売住宅も見学されたが、ご自身の要望を叶えるには注文住宅しかないという結論に至った。「この家のほとんどが、お施主さまのアイデアでできています」と建築士の赤秀さんが言うように、どこを見てもこだわり満載の住まい。18.2畳の2階LDKは、吹き抜けの開放感に包まれた“明るいL”と、ネイビーとグレーを基調にした“落ち着いたDK”のコントラストがユニーク。このカラーコーディネートは、普段デザインに携わられているお施主さまの色彩センスを活かしたものだ。随所に配置したRの垂れ壁は、光や風、視線の抜け感を演出。こちらは赤秀さんと「R型にするか家型にするか」と熟考を重ね、最終的に伝統的なR型を選んだ。また意外にもデザイン以上にこだわられたのが、セキュリティや機能面。外から侵入しづらいプランや、掃除がしやすい素材を選ぶなど、長く快適に住むための工夫が多数盛り込まれている。「ずっと愛着を持てるように、手入れのしやすさや、時間が経っても古くならないプランを意識しました。ですから“流行っているから”ではなく、今までの経験を踏まえた赤秀さんのアドバイスはありがたかったですね」と笑顔で話されている。
不動産会社を通じてTAINN DESIGNと出会ったお施主さま。同時に紹介された2社のビルダーと並行して検討を進めていった。当初から多くのこだわりをお持ちだったため、それらを具体的にまとめた要望リストを作成し、各社に見積もりとプランを依頼。その期待により応えてくれたのが、赤秀さんのプランだったという。「最初に惹かれたのはファーストプランが出てくるまでのスピード。迅速なご対応が印象に残っています。また短い期間にもかかわらず、プランがとっても素敵で。要望をきち… 続きを読む
不動産会社を通じてTAINN DESIGNと出会ったお施主さま。同時に紹介された2社のビルダーと並行して検討を進めていった。当初から多くのこだわりをお持ちだったため、それらを具体的にまとめた要望リストを作成し、各社に見積もりとプランを依頼。その期待により応えてくれたのが、赤秀さんのプランだったという。「最初に惹かれたのはファーストプランが出てくるまでのスピード。迅速なご対応が印象に残っています。また短い期間にもかかわらず、プランがとっても素敵で。要望をきちんと反映してくださっているのもそうですが、私たちがまだ描き切れていないあやふやな部分も赤秀さんの想像力でしっかり補われていて、プランに独自性を感じました。ロフトはその好例です。小さな図書館を彷彿させるプランなのですが、特別感のある空間に仕上げていただき、ここで楽しく過ごしている未来をイメージできました」とのこと。期待を超えるプランが実現したのは、丁寧なコミュニケーションの結果でもある。「たくさん質問してくれて嬉しかった」とお施主さまがおっしゃるように、会話を重ねることでイメージがどんどんクリアに。高い設計力と対応力、そのどちらも駆使しながら理想のマイホームを追求していった。
抜群のデザインセンスで、選ばれるもの全てが素敵なお施主さま。細かい部分も一切妥協せず、これまで出会った中で一番こだわりをお持ちのお客さまでした。不動産会社のアドバイスで要望リストを作られていたのですが、この内容がとても素晴らしくて。間取りや装飾、どの部屋にどのパーツを使いたいなど、ビジュアルも使いながらわかりやすく整理されていました。打合せのたびに新しいリストを作られていたので、大変な労力だったと思いますが、これにはとても助けられました。実はスケジュールに… 続きを読む
抜群のデザインセンスで、選ばれるもの全てが素敵なお施主さま。細かい部分も一切妥協せず、これまで出会った中で一番こだわりをお持ちのお客さまでした。不動産会社のアドバイスで要望リストを作られていたのですが、この内容がとても素晴らしくて。間取りや装飾、どの部屋にどのパーツを使いたいなど、ビジュアルも使いながらわかりやすく整理されていました。打合せのたびに新しいリストを作られていたので、大変な労力だったと思いますが、これにはとても助けられました。実はスケジュールにあまり余裕がなく、少々タイトな進行。とはいえ、せっかくの注文住宅なので突貫工事は絶対避けたくて、打合せ期間をどれだけ短縮できるかがポイントだったんです。時間が限られる中、私一人で走り切るのは不安でしたが、モチベーションの高いお施主さまが一緒だったので心強かったです。おかげさまできちんとこだわりを叶えつつ、通常より2か月も早く完成させることができました。社内でもこちらの家づくりはタイムリーに共有しており、メンバー全員が気にかけていました。最終プランを上席にチェックしてもらったとき、”頑張ったな”と褒めてもらえたり、私の建築士人生においても記憶に残る家づくりになりそうです。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 88.96m2 (26.9坪) |
敷地面積 | 89.43m2 (27.0坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | - |
竣工年月 | 2023年11月 |
住所 | 東京都小平市鈴木町1-472-40 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
東京都小平市鈴木町1-472-40
デザインよりも機能性を重視されるお施主さま。メインで使用している白いクロスは汚れ落ちが良く、油性マジックのシミもサッときれいに。オプションで選ばれたシルバーの巾木は、ホコリが溜まりづらく掃除もしやすい
お施主さまのセンスが光るカラーコーディネート。「ブルー系は他のアイテムを邪魔しない色だと思いました」とおっしゃるように、白・黒・グレーの落ち着いた空間に、ネイビーのアクセントカラーがしっくりと馴染んでいる。耐久性に優れたアイカのキッチンカウンターは、木調か黒かで悩んだ結果、黒を選択。ネイビーとの相性も良くインパクトも加わった
開放感あふれる吹き抜けのリビングは、高窓の数や配置など、慎重に検討を重ねたそう。自然光が効果的に取り込まれ、空間全体に明るさと広がりをもたらしている
使いやすさで選んだクリナップのキッチン。キッチン道具は思い立った時にすぐ使えるよう手の届く場所に。あらかじめサイズを測り、すべてがぴたりと収まるようにウォールラックの棚板を調整している
LDK全体は18.2畳。リビングとダイニングで天井の高さを変え、エリアをゾーニングしている。存在感大のマグネットボードは赤秀さんが提案したもの。その日の気分で貼るものをカスタマイズでき、違った雰囲気を楽しむことができる
壁一面の造作カウンターは奥行きも広めに。ゆったりと在宅ワークや作業ができる。「ゲストが来たら、ここに料理を並べてビュッフェを楽しみたいです」と嬉しそう
お施主さまと赤秀さんの共同作品と言えるL字型のロフト。壁一面に造作した本棚が特徴で、インテリアと同じくネイビーのクロスでコーディネートしている。明るさを重視して当初はアイアンの壁手すりも考えられたが、本が日焼けするリスクがあったため、赤秀さんは壁にスリットを入れるプランを提案。それにより、ほどよい採光と落ち着きを叶えつつ、大切な本を守ることにもつながっている
赤秀さんが提案した造作の洗面台。スペースを無駄なく活用できるよう設計されており、既製品のバスケットがぴったり収まっている。整理整頓がラクになり、キレイな状態を維持しやすいのが良い
たくさんのキッチン道具をお持ちで、ケーキやクッキーの型だけでも数十個はあるとのこと。そこでRの垂れ壁の内側にパントリーを設け、両サイドにたっぷり収納できるように設計した。「Rを木調で縁取りするのはお施主さまのアイデア。こういう細かい点に気づかれるのがセンスの証ですね」と赤秀さんも感心する
随所にスリットを設けることで、自然光を効果的に取り入れつつ空間に奥行きと軽やかさを与えた。左側のリビング収納は細かい日用品をすっきりしまえるだけでなく、ロボット掃除機の基地としても機能している
玄関からの眺めがユニーク。左右に2つの「R」が並んでおり、左側の「R」は2階フロアへ、右側の「R」はプライベートな空間へとつながっている
WIC(ウォークインクローゼット)の入口もRの垂れ壁を使用。中は約2畳の広さが確保されており、衣類だけでなくたくさんの荷物をしまうことができる
階段下を活かしたトイレは階段自体もデザインの一部として機能している。優しいイエローとグレーでデザインされ、温かみも感じられる
デザインの仕事をされるお施主さまの書斎。広さは4.2畳だが、大型の本棚も収納できる大容量のクローゼットが備わっている