遊びざかりのお子さんがいるSさん家族。絵本やおもちゃなど、散らかりやすい物がたくさんあるにもかかわらず、室内は美しく保たれている。その秘密は、夫人が計画した完璧な収納プラン。従来のセオリーにとらわれず、自分たちの暮らしに合わせたオリジナルの収納プランである。「以前住んでいた家にも、大きな作り付けの収納はありました。ですが、家族がいつも過ごす場所や、生活動線上にあるわけではないので、物を取り出すときも戻すときもひと手間かかります。仕方がないので、普段使いの物… 続きを読む
遊びざかりのお子さんがいるSさん家族。絵本やおもちゃなど、散らかりやすい物がたくさんあるにもかかわらず、室内は美しく保たれている。その秘密は、夫人が計画した完璧な収納プラン。従来のセオリーにとらわれず、自分たちの暮らしに合わせたオリジナルの収納プランである。「以前住んでいた家にも、大きな作り付けの収納はありました。ですが、家族がいつも過ごす場所や、生活動線上にあるわけではないので、物を取り出すときも戻すときもひと手間かかります。仕方がないので、普段使いの物は、自分たちで用意した収納家具にしまっていました」と話す。当時の経験を活かし、新居の収納は「どこで何を使うか」を決めてから作っていくことに。おもちゃ、薬、文房具・・・どんなに小さな物にも住所を与え、それぞれがぴったり収まる専用スペースを設けていった。一方、夫のSさんがこだわったのは住まいの性能。なかでも断熱性能を重視され、最小限のエアコンで過ごせる“高気密・高断熱”を叶えている。「家族のカラダに優しいだけでなく、家計や地球にも優しいのが気に入っています」とSさん。目に見える快適さと、カラダで感じる快適さ。Sさん邸はその両方を兼ね備えた住まいなのだ
お子さんの小学校入学に合わせて、マイホームを計画されたSさん家族。当初はマンションの予定だったが、元気に走りたい盛りのお子さんの足音が気になり、一戸建てを考えるようになった。タインデザインとの出会いは、現在の土地を購入した不動産会社からの紹介。同時に紹介された数社と、自分たちで探した「東京の狭小住宅」に強いビルダー、全部で4~5社にプランと見積もりを依頼し、あらゆる角度から比較検討したそうだ。「タインデザインさんを選んだ理由はたくさんありますが、まずは価格… 続きを読む
お子さんの小学校入学に合わせて、マイホームを計画されたSさん家族。当初はマンションの予定だったが、元気に走りたい盛りのお子さんの足音が気になり、一戸建てを考えるようになった。タインデザインとの出会いは、現在の土地を購入した不動産会社からの紹介。同時に紹介された数社と、自分たちで探した「東京の狭小住宅」に強いビルダー、全部で4~5社にプランと見積もりを依頼し、あらゆる角度から比較検討したそうだ。「タインデザインさんを選んだ理由はたくさんありますが、まずは価格が良心的だったこと。オプションでも入れたかった仕様が標準仕様に含まれていたり、コストパフォーマンスの高さも魅力でした。また当時は、ウッドショックによる資材不足や価格高騰が気になっていたので、親会社である誠賀建設さんの企業力も心強く感じました。一番の決め手となったのは、建築士の中山さんの提案力。私たちがこの土地を選んだ理由でもある、“緑いっぱいの公園のそば”というロケーションを存分に活かすプランを描いてくれました。家の中にいながら公園の自然に癒される、そんな新居が気に入っています」と満足そうに話してくれた
今回のお家づくりは、夫人が間取りやプランをご担当。SNSや個人のブログ、建築家の実例などからアイデアを集め、新居のイメージを膨らませていったそうです。特にこだわられたのが収納プラン。以前のお住まいにも大きな収納はあったそうですが、使い勝手があまりよくなかったとのこと。そのため新居の収納プランは、たっぷりしまえるだけでなく、「取り出しやすさ、しまいやすさ」も大事にされていました。中山からプランを引き継いだ私は、まず夫人のイメージをつかむことに注力。同時にどん… 続きを読む
今回のお家づくりは、夫人が間取りやプランをご担当。SNSや個人のブログ、建築家の実例などからアイデアを集め、新居のイメージを膨らませていったそうです。特にこだわられたのが収納プラン。以前のお住まいにも大きな収納はあったそうですが、使い勝手があまりよくなかったとのこと。そのため新居の収納プランは、たっぷりしまえるだけでなく、「取り出しやすさ、しまいやすさ」も大事にされていました。中山からプランを引き継いだ私は、まず夫人のイメージをつかむことに注力。同時にどんな暮らしをされたいかも、じっくりヒアリングしていきました。「ご希望のプランと、ご希望の暮らしが両立するか」「もっとよい提案につなげることはできないか」。おっしゃることをそのままコピペするのではなく、一番大事にされていることを見極め、期待を超えていくのも建築士の役目だと思います。多くのお客さまが苦戦される土地探しですが、Sさん家族はとってもスムーズ。ですがプランを考える時間がたくさんあって、逆に大変だったかもしれません。振り返ってみると、なんと9か月間も打合せをしていました。たっぷり悩まれた甲斐あって、どこを見ても妥協がない、こだわりの詰まった新居が完成しました
商品名 | - |
部材・設備 | - |
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部材・設備 | - |
延床面積 | 79.38m2 (24.0坪) |
敷地面積 | 99.28m2 (30.0坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,000万円~2,499万円 |
竣工年月 | 2022年10月 |
住所 | 東京都小平市鈴木町1-472-40 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
東京都小平市鈴木町1-472-40
すぐそばにある公園の緑を、借景として取り込むプラン。建築士の中山さんのアイデアで、家族のお気に入りである。木製のカーテンレールはイチから図面を描いたオーダーメイド。「既製品はちょうどいいサイズがなかったのですが、もう一人の建築士の赤秀さんが『作りましょうか?』と申し出てくれました。好きな木でぴったりのサイズに作ってくれて、さらに金額もリーズナブルに抑えてくれました」と満足そう
性能重視のSさん。高い耐久性と断熱性を併せ持つ「断熱材一体型ガルバリウム屋根」と、パワーボード外壁を組み合わせた。「暑さ寒さが軽減されるだけでなく、遮音性の高さにも驚いています。公園にある遊具の音が全く気になりません」(Sさん)
同社のモデルハウスを参考にした、グラフテクトのキッチン。夫人はもう少しベージュがかった色を希望されていたが、珍しくSさんが押し切って現在のグレーに。結果的に「こんなにかっこよくなるなんて!」と夫人も大満足
たっぷりの物をしまえるキッチン。いちばん高さのある収納は、料理本や普段使わないアイテムなどをしまって、パントリー代わりに使うことができる。床のフロアタイルの割り付けは赤秀さんが提案。「タイルが綺麗に見える“張り方”にもこだわるなんて(さすがプロだなぁ)と感動しました」(夫人)
吹き抜けを介して2階リビングとロフトがつながる。家族が長い時間を過ごすLDKは、足触りのよいヨーロピアンオークの無垢フローリングを採用。階段の隣にはリビング収納を設けた
フラットなキッチンカウンターは掃除がしやすく、ワイドサイズで作業効率もアップ。カウンターの下には分別用のごみ箱がすっきりと収まる。ロフトへは固定階段を使ってアクセスが可能
2人のお子さんが宿題をしたりお絵かきをするスペース。昼間は夫人がテレワークに使っているそうだ。天井から床までめいっぱい使う可動式の棚や、キーボードをしまえる固定棚は夫人のオーダー。「椅子に座った時、固定棚に足がぶつからないギリギリの高さを、赤秀さんが探ってくれました」(夫人)
天井の木目や床の濃いグレーと、パキっとした白のコントラストが美しい洗面室。生活を感じさせない空間だ。外干しをしないS家では、ガス衣類乾燥機が強い味方。旧居の社宅でもベランダで使っていたというほど、ふかふかの仕上がりがお気に入り
8畳のロフト。Sさんの書斎として使うことも想定し、明るい東側からの採光も確保している。今のところはもっぱらお子さんの遊び場に
キャンプ道具やお子さんの自転車といった大型荷物もしまえるシューズインクローゼット。壁の向こうはL字になっていて、見た目以上の収納力がある。傘やヘルメットを掛けられるバーは夫人が持ち込んだもの
玄関入ってすぐのファミリークローゼット。外から帰ってきたらまず上着をこちらへ。リビングや寝室に花粉やほこりを持ち込まないためのアイデアだ
階段下を活かした収納スペースには、ストックの日用品をたっぷりしまうことができる。扉の内側は少し冒険して個性的なクロスをチョイス。こちらはお子さんが自由に選んだものだ
タイルがポイントの洗面コーナー。二面鏡やタオルバー、グレーの棚などは夫人が持ち込んだものだ。玄関の隣にあるので、帰宅したらすぐに手を洗うことができる
FIX窓から光が取り込まれるトイレは、入った瞬間に「明るい!」と驚く。清潔感のある白に、木調の天井とグレーの床がおしゃれ。トイレットペーパーをしまえる2つの収納スペース、好きなものを飾れるニッチを造作した