Oさん邸のコンセプトは「遊べる家」。主役は何といっても、リビングの吹き抜け空間に張られた、遊びごころ満載のアスレチックネットだ。Oさんのアイデアを活かしたこのプラン。もともとはご自身が寝っ転がって寛ぐ予定だったが、今ではすっかり子どもたちの遊び場になっている。ひょいひょいと軽快にネットの上を歩きまわるお兄ちゃんと、その後ろをゆっくりついて行く妹さん。ネット越しにリビングを見下ろすと、子どもにとっては少し足がすくむ高さだが、一切動じることなく兄妹そろってアグ… 続きを読む
Oさん邸のコンセプトは「遊べる家」。主役は何といっても、リビングの吹き抜け空間に張られた、遊びごころ満載のアスレチックネットだ。Oさんのアイデアを活かしたこのプラン。もともとはご自身が寝っ転がって寛ぐ予定だったが、今ではすっかり子どもたちの遊び場になっている。ひょいひょいと軽快にネットの上を歩きまわるお兄ちゃんと、その後ろをゆっくりついて行く妹さん。ネット越しにリビングを見下ろすと、子どもにとっては少し足がすくむ高さだが、一切動じることなく兄妹そろってアグレッシブで、ずっと笑顔だ。アスレチックのある暮らしは、子どもたちをたくましく育ててくれるのかもしれない。人工芝を敷きつめた、室内のサッカーフィールドもポイント。サッカーを習っているお兄ちゃんと、週3日のフットサルを欠かさないOさん。突然始まる親子のPK合戦はO家の日常風景だ。「アスレチックにサッカー、それからかくれんぼ。家遊びのバリエーションがたくさんあるので、子どもたちは退屈せず、いつも楽しそうに走りまわっています。そのうち子どもが大きくなったら、アスレチックネットは取り外す予定。今度は、吹き抜けの開放感を存分に味わえるリビングです。きっと今とは違う姿を見せてくれるので、また新鮮な気持ちでこの家を好きになりそうです」(Oさん)
1階はプライベートフロア。二間続きの洋室は、現在親子のサッカーフィールドとして活用している。人工芝も敷きつめていて、なかなか本格的だ。いずれは子ども部屋と寝室にセパレートする想定で、扉も収納スペースも2部屋分設けている。玄関の親子扉は大きなものの出し入れも楽々
1階はプライベートフロア。二間続きの洋室は、現在親子のサッカーフィールドとして活用している。人工芝も敷きつめていて、なかなか本格的だ。いずれは子ども部屋と寝室にセパレートする想定で、扉も収納スペースも2部屋分設けている。玄関の親子扉は大きなものの出し入れも楽々
「それほど大きくない土地なので、LDKを広く確保できるか不安でした」とOさん。当初は15畳を希望されていたが、建築士の水澤さん&上野さんのプランは、期待を超える16.4畳を実現。吹き抜けの開放感でさらに広く感じられる。水まわりもコンパクトにまとまっていて、家事と育児の両立もスムーズだ。1階と行き来す… 続きを読む
「それほど大きくない土地なので、LDKを広く確保できるか不安でした」とOさん。当初は15畳を希望されていたが、建築士の水澤さん&上野さんのプランは、期待を超える16.4畳を実現。吹き抜けの開放感でさらに広く感じられる。水まわりもコンパクトにまとまっていて、家事と育児の両立もスムーズだ。1階と行き来する階段の出入口は、キッチンの出入口と揃えずあえて左に22.5センチずらしている。「2階に上がってきたとき、キッチン内が丸見えにならないように」という、水澤さんのひそかなこだわりだ
リビングからアクセスできる小屋裏収納。吹き抜け空間にはアスレチックネットを張っていて、子どもたちが元気に遊んでいる。現在はおもちゃで溢れる空間だが、いずれは収納スペースやOさんの趣味部屋としても使える
リビングからアクセスできる小屋裏収納。吹き抜け空間にはアスレチックネットを張っていて、子どもたちが元気に遊んでいる。現在はおもちゃで溢れる空間だが、いずれは収納スペースやOさんの趣味部屋としても使える
着替えが多い子どもたちと、週に3日はフットサルに通うOさん。洗濯する機会が多いので、スピーディー&ふかふかに仕… 続きを読む
着替えが多い子どもたちと、週に3日はフットサルに通うOさん。洗濯する機会が多いので、スピーディー&ふかふかに仕上がるガス乾燥機が重宝している。LDKとスムーズに行き来できる動線も便利だ
息子さんの小学校入学に間に合うように、マイホームを計画されたOさん家族。不動産関係のお仕事をされているOさんは、同社建築士の水澤さんとはお知り合い。何度か一緒に仕事をされたこともあるそうだ。「水澤さんがお施主さんと向き合う姿勢は、仕事を通じて見ていました。どんな要望も一度受けとめ、そのうえで的確な提案をしてくれる。自分の意見を押しつけず、けれども受け身になりすぎず、心地よくリードしてくれる…他にもいろいろありますが、とにかくお施主さんから好かれる人。職場の… 続きを読む
息子さんの小学校入学に間に合うように、マイホームを計画されたOさん家族。不動産関係のお仕事をされているOさんは、同社建築士の水澤さんとはお知り合い。何度か一緒に仕事をされたこともあるそうだ。「水澤さんがお施主さんと向き合う姿勢は、仕事を通じて見ていました。どんな要望も一度受けとめ、そのうえで的確な提案をしてくれる。自分の意見を押しつけず、けれども受け身になりすぎず、心地よくリードしてくれる…他にもいろいろありますが、とにかくお施主さんから好かれる人。職場の先輩からも水澤さんの評判は聞いていたので、自分が施主の立場になったら、絶対にお願いしようと思っていました」と話す。豊富な住宅知識を活かして、水澤さんや、もう一人の担当建築士・上野さんと肩を並べ、プランを練り上げていくOさん。仕事上たくさんの家づくりを見ているOさんでも、やはりプロのアイデアには驚かされる瞬間があったという。「たとえば南側に階段を配置するなんて、私にはない発想。階段は北側、南側は採光のために窓を配置するのが、当たり前だと思っていました。ですが完成してみると、とても明るいし動線も便利。これ以上ないほど、きれいに収まりました。お二人の中にたくさんの成功事例があるから、思いもよらない提案ができるんだと思います」(Oさん)
水澤のファーストプランを引き継ぎ、ブラッシュアップしながら完成まで導くのが私の役目。図面に載っていない細かい仕様や、クロスの種類などもイチから決めていきます。こちらのO邸は、アスレチックネットを張ったリビングや、親子で楽しめるサッカーフィールドがある「遊べる家」。ご家族の仲がとても良く、いつも元気な足音や笑い声が聞こえていて…などと想像しながら“O邸らしい”デザインを探っていきました。キッチンの差し色のグリーン、寝室のイエローなど、鮮やかでポップな色たちは… 続きを読む
水澤のファーストプランを引き継ぎ、ブラッシュアップしながら完成まで導くのが私の役目。図面に載っていない細かい仕様や、クロスの種類などもイチから決めていきます。こちらのO邸は、アスレチックネットを張ったリビングや、親子で楽しめるサッカーフィールドがある「遊べる家」。ご家族の仲がとても良く、いつも元気な足音や笑い声が聞こえていて…などと想像しながら“O邸らしい”デザインを探っていきました。キッチンの差し色のグリーン、寝室のイエローなど、鮮やかでポップな色たちは、私が描くご家族のイメージそのものです。少しだけ本音を言うと(このご家族なら、少し奇抜な色使いも面白がってくれるだろう)そんな下心もありましたが(笑)。Oさんが好きなほっこりとした木の雰囲気とも、夫人が好きなホテルライクなテイストとも相性が良く、とても素敵な空間に仕上がったと思います。Oさんは住宅知識が豊富なので、こちらもすべて説明する必要がなく、打合せはとてもスムーズ。ですがどんなに慣れていようと、イチから注文住宅を作るって、やっぱり大変だったのではないでしょうか。自らお施主さまになられた経験は、きっと今後のお仕事にも活かしていただけると思います。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 81.40m2 (24.6坪) |
敷地面積 | 102.07m2 (30.8坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,000万円~2,499万円 |
竣工年月 | 2022年12月 |
住所 | 東京都小平市鈴木町1-472-40 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
東京都小平市鈴木町1-472-40
Oさんのアイデアで、リビングの吹き抜けをアスレチックスペースに。いずれアスレチックネットは取り外し、シンプルに開放感を楽しむ予定。一面だけ取り入れた黒いクロスが空間のアクセントになって、LDK全体をまとめ上げている
四角い外観はOさんの希望。モルタル、サイディング、タイル…3つの素材を組み合わせた、オリジナリティ溢れるデザインだ。吹付け断熱のおかげで寒さが軽減され、冬は最小限のエアコンと床暖房で快適に過ごせるという
LDKで寛ぎながら、子どもたちの様子を見守ることができる。小屋裏収納へアクセスできる階段は、スケルトンタイプと悩んだ挙句、ひな壇階段を採用した
フルフラットなオープンキッチンは、夫人が好きなホテルライクな雰囲気に。パントリーは既製の収納ボックスやかごがぴったりと収まるように調整している。パッと目を惹くグリーンの色使いは上野さんのアイデア
夫婦お気に入りのグラフテクトのキッチンは、同社のモデルハウスを参考にしたもの。階段の出入口とキッチンの出入口をあえてずらすことで、キッチンの中が見えないように配慮している
小屋裏収納からの眺め。子どもたちはすいすいとアスレチックネットの上を歩いていく
着替えが多い子どもたちと、週に3日はフットサルに通うOさん。洗濯する機会が多いので、スピーディー&ふかふかに仕上がるガス乾燥機が重宝している。LDKとスムーズに行き来できる動線も便利だ
雨の日も練習できる室内のサッカーフィールド。将来は壁で仕切って、二部屋にセパレートできる。キッチンと同じグリーンのクロスがアクセントだ
玄関はコンパクトな手洗いを完備。左側のアーチの奥は、大容量のシューズインクローゼットになっている
1階通路はOさんの希望でヘリンボーン張りに。木のぬくもりに包まれたナチュラルな空間に、トイレの青い扉がアクセントとして利いている
トイレにはニッチを作り、優しいグリーンのクロスでコーディネートした