広い土間玄関に書斎、そして吹抜けの明るいリビングのある家が理想だったというFさん。一方で、イメージしている家づくりを予算の範囲内で叶えられるかどうかが不安だったそうだ。「欲を言えば、サイクリングが趣味だったので、敷地のどこかに自転車置場を確保したいと思っていたのですが、設計の都合と予算の兼ね合いで難しいだろうと思っていました。あきらめ半分で担当者に相談したところ、『屋内に造る方法を考えましょう』と提案してくれました」。当初の計画から土間を拡張して奥行きを設… 続きを読む
広い土間玄関に書斎、そして吹抜けの明るいリビングのある家が理想だったというFさん。一方で、イメージしている家づくりを予算の範囲内で叶えられるかどうかが不安だったそうだ。「欲を言えば、サイクリングが趣味だったので、敷地のどこかに自転車置場を確保したいと思っていたのですが、設計の都合と予算の兼ね合いで難しいだろうと思っていました。あきらめ半分で担当者に相談したところ、『屋内に造る方法を考えましょう』と提案してくれました」。当初の計画から土間を拡張して奥行きを設け、土間の延長線上に自転車置場を設計した。単なる自転車置場としての機能性だけではなく、天候に左右されずに「自転車いじり」ができる趣味スペースにもなったことがFさんを喜ばせた。他にも、2階上部にロフトを設けて書斎とし、書斎下のデッドスペースにストックルームを設計。同ルームには、吹抜けリビングを覗ける小窓を設けて、収納空間兼子どもの秘密基地として遊べる空間に仕立てた。「あれば満足程度の書斎と収納の要望でしたが、予想以上の広さとアイデアに驚きました。家族それぞれにお気に入りの場所がある、そんな素敵な家になりました」。
玄関から土間空間を通り、自転車置場までつながる空間。大容量の収納空間としての機能性と「自転車いじり」ができる趣味空間を兼ね備えた秀逸なアイデアだ
玄関から土間空間を通り、自転車置場までつながる空間。大容量の収納空間としての機能性と「自転車いじり」ができる趣味空間を兼ね備えた秀逸なアイデアだ
ロフトに設けた書斎下の空間を有効活用するために配置したストックルーム。同ルームには窓を設けて、吹抜けリビングを見渡せるように設計。ストックルームから顔を出す子どもの姿を、リビングから眺めて笑っているといった光景を想像するだけで微笑ましい
ロフトに設けた書斎下の空間を有効活用するために配置したストックルーム。同ルームには窓を設けて、吹抜けリビングを見渡せるように設計。ストックルームから顔を出す子どもの姿を、リビングから眺めて笑っているといった光景を想像するだけで微笑ましい
ロフトにはFさん念願の書斎を配置。建物の高さを活かして空間を有効活用する賢い工夫だ。書斎以外は吹抜けになっているので、2階主寝室部分に格別な開放感がもたらされているのも見逃せない
ロフトにはFさん念願の書斎を配置。建物の高さを活かして空間を有効活用する賢い工夫だ。書斎以外は吹抜けになっているので、2階主寝室部分に格別な開放感がもたらされているのも見逃せない
屋外に設置する計画だった自転車置場を、土間から続く屋内の空間に設計変更。サイクリングが趣味というFさんのために… 続きを読む
屋外に設置する計画だった自転車置場を、土間から続く屋内の空間に設計変更。サイクリングが趣味というFさんのために用意したプランだ。「子どもと一緒に自転車で遊びに出かけるのが週末の楽しみになりました。ライフスタイルの幅が広がる提案が本当に嬉しかったです」
土地探しに半年以上を費やしながら、家づくりに関しては当初からアールギャラリーに依頼することを決めていたというFさん。以前に同社担当者から、コスト重視の家づくりが必ずしも正解ではなく、予算をかけるところと抑えるところのメリハリをつけるべきだと教えてもらったことがあり、「この人なら安心して家づくりを任せられる」と感じたのが依頼を決めていた理由なのだそう。「営業っぽさのない、いわば良き相談相手のような関係性」とFさんが評する同社担当者には、わがままな要望も数多く… 続きを読む
土地探しに半年以上を費やしながら、家づくりに関しては当初からアールギャラリーに依頼することを決めていたというFさん。以前に同社担当者から、コスト重視の家づくりが必ずしも正解ではなく、予算をかけるところと抑えるところのメリハリをつけるべきだと教えてもらったことがあり、「この人なら安心して家づくりを任せられる」と感じたのが依頼を決めていた理由なのだそう。「営業っぽさのない、いわば良き相談相手のような関係性」とFさんが評する同社担当者には、わがままな要望も数多く出したのだとか。「実現が難しい要望に対しては、その代わりにいつも素敵な代案を提示してくれました。だから、私たちも気兼ねなくわがままな要望を出せるといった関係性が心地よくて。限られた敷地と予算の範囲内で、思いつく全ての事をやりきってくれたのが嬉しかったです。私たち家族みんなの想いをくみ取って、真摯に家づくりに取り組んでくれる姿勢をいつも頼もしく感じていました」。
F様がお持ちの理想やアイデアをできるだけ多く実現したい、という思いから始まった家づくりでした。予算を重視するのはもちろんですが、そのために要望のいくつかを諦めたり妥協しなければいけないという発想ではなく、予算内で漏れなくどのように盛り込んでいくかを目指して、何度もお打合せさせて頂きました。第一種低層住居専用地域ならではの厳しい土地規制もありましたが、2階建ての建物内を4層構造として、土間や吹抜け空間、ストックルームに小屋裏スペース、そしてFさん念願の書斎も… 続きを読む
F様がお持ちの理想やアイデアをできるだけ多く実現したい、という思いから始まった家づくりでした。予算を重視するのはもちろんですが、そのために要望のいくつかを諦めたり妥協しなければいけないという発想ではなく、予算内で漏れなくどのように盛り込んでいくかを目指して、何度もお打合せさせて頂きました。第一種低層住居専用地域ならではの厳しい土地規制もありましたが、2階建ての建物内を4層構造として、土間や吹抜け空間、ストックルームに小屋裏スペース、そしてFさん念願の書斎もプランに盛り込ませて頂きました。一番印象に残っているのは、自転車置場での取り組みです。当初は屋外設置をご検討されていましたが、サイクリングがご趣味のF様ですので自転車置場は屋内にあった方が良い。そんな思いを、F様にお話しさせて頂きました。玄関から建物内へ、自転車でそのまま乗り入れられて、思う存分自転車いじりも楽しめる、そんな趣味空間の完成を大変お喜び頂いて、私も自分の事のように嬉しく思いました。ご家族の皆様それぞれにお気に入りの場所がある、そんな『自宅時間が楽しくなる空間』のあるお住まいだと思います。汚れや傷を気にすることなく、楽しさの詰まったお家で元気いっぱいに暮らして頂きたいです。私がいつでもメンテナンスにお伺い致します。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 123.40m2 (37.3坪) |
敷地面積 | 180.32m2 (54.5坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,600万円~2,699万円 |
竣工年月 | 2014年3月 |
店舗名 | DESIGN GALLERY 栄 |
住所 | 愛知県名古屋市東区東桜1-13-3 NHK名古屋放送センタービル18階 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
屋外に設置する計画だった自転車置場を、土間から続く屋内の空間に設計変更。サイクリングが趣味というFさんのために用意したプランだ。「子どもと一緒に自転車で遊びに出かけるのが週末の楽しみになりました。ライフスタイルの幅が広がる提案が本当に嬉しかったです」
植栽の緑に映える、シンプルでスタイリッシュな印象の外観。アールギャラリーには建物のデザインだけではなく、エクステリア専門の部署もあるので、建物と外構が一体となったデザインに仕上がる。同社の家づくりの総合力の高さが垣間見られる
「吹抜けのリビングが欲しい」という要望を叶えるだけではなく、天井横の窓で豊かな採光を確保し、あらわし梁を見せる勾配天井の設計に。「明るく楽しい空間」にするための、設計士によるプラスαのアイデアがFさんを喜ばせた。「広くて爽やかな空間だから、家族の団らんが自然に生まれています」
天井に高低差をつけることで、壁や仕切りがなくても空間が分かれている感覚になる。リビングとダイニングキッチンの雰囲気を分けたい人は参考になるアイデアだろう
LDKの床やクロス、キッチン回りの色合いや素材使いは明るめのトーンで統一。取り込んだ陽光が拡散する空間になっている。「子ども達も自然にリビングに集まるようになって、仲良く遊んでいる姿を見ることが多くなりました」
吹抜け部分に配置した窓。2階部分から取り込んだ陽光が1階まで降り注ぐから、曇りの日でも照明が必要ないくらい明るいのだそう。勾配天井にしたことで、開放感も感じることができる
キッチン奥の扉を開ければ、勝手口付の洗面室につながっている。玄関に回らなくても、外から直接洗面室へ出入りできる動線を確保している。「泥んこで帰ってきた子ども達は、勝手口からお風呂場に直行です」
“見せる収納”がコンセプトのキッチン。キッチン背面壁にはFさん自らがセレクトしたアクセントタイルをあしらって、タイルの質感に合うように木の収納棚を造作。シンプルな雰囲気を漂わせながら、素材の使い分けでお洒落な空間に仕上げている
玄関を入り土間空間を通り自転車置場へと続く動線。玄関と自転車置場は室内で繋がっているので、自転車をそのまま乗り入れることができる。大容量の土間収納があるので、自転車用品をまとめてしまえるのは土間のある家の魅力だ
土間玄関を上がった先の壁には、雑貨を飾れるニッチを設けた。お気に入りのものを少し置くだけでも、帰宅時の気分が軽やかなものになりそう。また、子ども達に靴を揃える習慣が身につくよう、モルタルの土間に描いたチョークのラインが、ナチュラルな室内空間も相まってお洒落で可愛く見える
2階の高天井を活かしてロフトを設けて、テレワークで活用できる書斎を配置。書斎下にはストックルームを設計した。同ルームはリビングを覗ける小窓つき。「あれば満足程度の書斎と収納の要望でしたが、それぞれに工夫や遊び心をくすぐるアイデアが盛り込まれていて驚きました」
2階廊下にも洗面台を配置。朝の忙しい支度時もスムーズな通勤、通学が叶う。お洒落なデザイン・設計だけではなく、ママ目線で考えられた生活動線の配慮も同社の家づくりの特徴だ
トイレ背面の壁の奥には収納スペースがある。生活感をなくしたことで清潔感がアップ。造作したタオル掛けや光を取り込むスリット窓など、空間の造り込みに余念がない
玄関にはFさんが趣味にしているサイクリングのためのスロープを設置。自転車をひきながらそのまま室内に入れるのが嬉しい
階段の踏み板はリビングの床材の質感に合わせたものをチョイス。桁を白く塗ってナチュラルな雰囲気に。階段は単なる移動空間としてだけではなく、お洒落なインテリアを創るキャストにもなっている
キッチン背面は見せる空間としてだけではなく、吊り戸棚を設けてしっかりと機能性も担保している
ちょっとしたエクステリアの設えも妥協しないところに、同社の家づくりの特徴が垣間見られる。同社には外構専門の部署があるので、細部までこだわった家づくりがしたい人におすすめだ
シンプルでスタイリッシュな外観からは、Fさん邸の多彩で、遊び心のある室内空間は想像しにくい外から見えない家になっている。お洒落さと機能性を併せ持つ家づくりは、外観とインテリアのギャップがあるほど面白く、楽しい空間になる