築50年の家付きの土地を購入し、既存住宅に1年ほど住まわれたというHさんご家族。リフォームをして住み続けることも検討したそうだが、最終的にはこの土地で四季を過ごしたからこそ分かる眺望や日当たりなどの特徴を最大限に活かした住まいを、一級建築士であるHさんご自身で設計、新築することにした。建物そのものの断熱性能を高めて窓を適切に計画することで快適な住環境を生み出す「パッシブソーラーシステム」を取り入れたHさん邸は、冬季は外部から取り込んだ空気を屋根の集熱パネル… 続きを読む
築50年の家付きの土地を購入し、既存住宅に1年ほど住まわれたというHさんご家族。リフォームをして住み続けることも検討したそうだが、最終的にはこの土地で四季を過ごしたからこそ分かる眺望や日当たりなどの特徴を最大限に活かした住まいを、一級建築士であるHさんご自身で設計、新築することにした。建物そのものの断熱性能を高めて窓を適切に計画することで快適な住環境を生み出す「パッシブソーラーシステム」を取り入れたHさん邸は、冬季は外部から取り込んだ空気を屋根の集熱パネルで熱して1階の床下に送風。補助熱源の薪ストーブを利用しつつ、蓄熱性能の高いコンクリート床でじっくりと室内全体を暖める仕組みとなっている。窓の配置や素材にもこだわり、日当たりのいい南側の開口部はなるべく大きくして複層ガラスの樹脂サッシと気密性能の高い木製サッシを採用。一方、北側の開口部はなるべく小さく留め、熱を逃しにくいトリプルガラスの樹脂サッシにして自然が生み出すエネルギーを無駄なく活用できるように工夫が施されている。また、家の中央部に配置したらせん階段もポイントのひとつ。省スペースで限られた敷地面積を有効活用でき、空間のアクセントとしても存在感を放つ。さらにスケルトン階段にすることで視線が抜けて天窓の光が1階まで届き、明るく開放感のある空間を演出している。(この施工例は社員邸)
自然によって生み出されたエネルギーを無駄なく活用するためには、間取りや建具の選び方が非常に重要。陽光を取り込む… 続きを読む
自然によって生み出されたエネルギーを無駄なく活用するためには、間取りや建具の選び方が非常に重要。陽光を取り込む南側の開口部はなるべく大きくして、複層ガラスの樹脂サッシと気密性の高い木製サッシを導入。逆に北側の開口部はなるべく小さいサイズに留め、熱を逃しにくいトリプルガラスの樹脂サッシとしている。薪ストーブは鋳物ではなく、インテリアに馴染む北欧メーカーのモダンな鋼板製を選択。省スペースであることも気に入って採用したそう。2重煙突と高効率の薪ストーブで、排気が近隣の迷惑にならないよう配慮している
ウォークインクローゼットから登ることができる、収納力抜群のロフト。奥に見える通気ガラリと天窓を開くことで、2階… 続きを読む
ウォークインクローゼットから登ることができる、収納力抜群のロフト。奥に見える通気ガラリと天窓を開くことで、2階居室の換気を行い、夏場は熱気を逃すことができる
商品名 | - |
部材・設備 | - |
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部材・設備 | - |
延床面積 | 96.99m2 (29.3坪) |
敷地面積 | 251.41m2 (76.0坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | - |
竣工年月 | 2023年2月 |
店舗名 | 本社 |
住所 | 静岡県沼津市大岡1540-1 |
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