妻Oさんの美容院を住居に併設する4人家族の住まい。暮らしにおいての利便性はもちろん、美容院のカスタマーにとって、くつろぎの場になるようこだわりを詰め込んだ。同社からの最初の提案にあった、「外から見て美しい“見せ面”をつくる」という説明に、今まで気に留めていなかった室外機の位置に気づいたというOさん夫妻。そこから、設計士とともに、住居部分を目立たせない工夫や、全体の佇まいにこだわりを詰め、今では「グレーと緑のお家」を合言葉に笑顔が集まる。店内のアクセントはど… 続きを読む
妻Oさんの美容院を住居に併設する4人家族の住まい。暮らしにおいての利便性はもちろん、美容院のカスタマーにとって、くつろぎの場になるようこだわりを詰め込んだ。同社からの最初の提案にあった、「外から見て美しい“見せ面”をつくる」という説明に、今まで気に留めていなかった室外機の位置に気づいたというOさん夫妻。そこから、設計士とともに、住居部分を目立たせない工夫や、全体の佇まいにこだわりを詰め、今では「グレーと緑のお家」を合言葉に笑顔が集まる。店内のアクセントはどぎつくなく、落ち着いた雰囲気を大事に。その感覚は住まいにも延長され、時間をかけてヒアリングが実施された「ふたりの“好き”」が、デザインの参考に加えられた住居部分。ふたりが選ぶ家具や照明、そして趣味で手作りする流木オーナメントやドライフラワーが違和感なく溶け込み、ふたりも「カスタムするのが楽しい」と語る。また、リビングの折り上げ天井は夫Oさんのこだわり。「本当は吹き抜けにしたかったのですが、そうするとすごく重厚感のある家になると聞いて、この折り上げに」。今では窓を開けてぼーっとする時間がお気に入りの、これで良かったと思える空間になったそう。温かい雰囲気にキッチンタイルやグレーの洗面台、リビングを通る動線としての階段、庭の縁側など「やりたいことは全部かなえてもらった」という住まいだ。
店舗を住居に併設する上で、仕事とプライベートゾーンをどう切り分けるか、に配慮して設計。まず店舗入り口は、道路サイドに目立つ形に。一方、家の玄関は控えめに。美容室への来客が間違って入ってこないよう、外からは目立たないよう工夫されている。また、店舗と住居部分の繋がりは、バックヤードの1ヶ所のみ。住居側か… 続きを読む
店舗を住居に併設する上で、仕事とプライベートゾーンをどう切り分けるか、に配慮して設計。まず店舗入り口は、道路サイドに目立つ形に。一方、家の玄関は控えめに。美容室への来客が間違って入ってこないよう、外からは目立たないよう工夫されている。また、店舗と住居部分の繋がりは、バックヤードの1ヶ所のみ。住居側からロックをかけられるようになっている。そのサロンにつながる部分と家事動線は短めに設計。仕事と家事の両立をスムーズに行えるよう配慮された。
外観の佇まいに配慮し、2階は極力コンパクトに。「美容院での施術中はリラックスしてもらいたい」との想いに応え、店舗の上に居住スペースを置かない形で設計。とはいえ土地にも限りがあり、日中の活動音が少ない主寝室にすることに。また、将来の家族人数の変化に対応できるよう間仕切りを追加できる形を取り入れた。
外観の佇まいに配慮し、2階は極力コンパクトに。「美容院での施術中はリラックスしてもらいたい」との想いに応え、店舗の上に居住スペースを置かない形で設計。とはいえ土地にも限りがあり、日中の活動音が少ない主寝室にすることに。また、将来の家族人数の変化に対応できるよう間仕切りを追加できる形を取り入れた。
カウンターや受付は、使いやすさを重視した造作。妻Oさんがセレクトした照明や金物の素材感を生かすため、内部はノイ… 続きを読む
カウンターや受付は、使いやすさを重視した造作。妻Oさんがセレクトした照明や金物の素材感を生かすため、内部はノイズになりうるアクセントを極力省き、その感覚を住まいにも延長。穏やかに職と住がつながる暮らしの場になっている
カット・シャンプー・エステの3つのスペースから成る施術スペースは、緩やかに仕切り、プライバシーに配慮。居住スペ… 続きを読む
カット・シャンプー・エステの3つのスペースから成る施術スペースは、緩やかに仕切り、プライバシーに配慮。居住スペースへの繋がりはバックヤードのみとなっていて、利用客が間違って入ってきてしまった、などのアクシデント回避に努められている
ランドリーのアイロン台下に設けたハンガーなどを掛けるポールは、妻Oさんが「やってよかった!」と太鼓判を押すイチ… 続きを読む
ランドリーのアイロン台下に設けたハンガーなどを掛けるポールは、妻Oさんが「やってよかった!」と太鼓判を押すイチ推しポイント
どこで建てるかを考えた際に「ルポハウスだけが自分たちの住んでいる想像ができた」と話すOさん夫妻。「最初にあった、外から見て美しい“見せ面”をつくるという説明で、今まで思ったことのなかった室外機などの位置に気づいた。そういう部分も良かったな」と、自分たちでは気づけなかった新たな発見も決め手のひとつに。どんぴしゃだったという設計士やコーディネーターからの提案は、夫妻の要望を一度飲み込んでから、プロ目線の意見を聞かせてもらい、それがとても納得感が高かったことで「… 続きを読む
どこで建てるかを考えた際に「ルポハウスだけが自分たちの住んでいる想像ができた」と話すOさん夫妻。「最初にあった、外から見て美しい“見せ面”をつくるという説明で、今まで思ったことのなかった室外機などの位置に気づいた。そういう部分も良かったな」と、自分たちでは気づけなかった新たな発見も決め手のひとつに。どんぴしゃだったという設計士やコーディネーターからの提案は、夫妻の要望を一度飲み込んでから、プロ目線の意見を聞かせてもらい、それがとても納得感が高かったことで「このチームに最後までお願いしたいと感じられた」という。入居して3年たった今も後悔ポイントがなく、“全部こうして良かった家”で、「親族や友人が遊びにきた時にヘアカラーなどをしたりすることも、うちならでは」と妻Oさん。夫妻の子どもも、くしで髪をといたり「美容が生活のすぐ側にあることがとても嬉しい」と笑顔で語ってくれた。
職と住が穏やかにつながる暮らしの場になるよう、住居部分のプライバシーの確保や、仕事と家事の動線などに配慮しました。また、お施主さまの好みはしっかりとヒアリングさせて頂くのですが、こちらのおふたりは特に“好き”がはっきりとされてらっしゃいました。実際に家が完成すると、妻のO様がこだわりを持って選んでこられた店舗用の設えと、完成した店舗の雰囲気がしっかりとマッチし、さらに住居部分の照明や家具も内装に溶け込み、統一感のある家となりました。美容院は落ち着いた雰囲気… 続きを読む
職と住が穏やかにつながる暮らしの場になるよう、住居部分のプライバシーの確保や、仕事と家事の動線などに配慮しました。また、お施主さまの好みはしっかりとヒアリングさせて頂くのですが、こちらのおふたりは特に“好き”がはっきりとされてらっしゃいました。実際に家が完成すると、妻のO様がこだわりを持って選んでこられた店舗用の設えと、完成した店舗の雰囲気がしっかりとマッチし、さらに住居部分の照明や家具も内装に溶け込み、統一感のある家となりました。美容院は落ち着いた雰囲気にしたい、とのご要望から、アクセントを無理に作らないよう心掛けたのが、統一感のある家になるカギになったと感じています。長い時間を過ごしていただく家であるということを念頭に、じっくり時間をかけて馴染んでくるような、そして愛着がどんどんと湧いてくるような要素を取り入れた提案を心がけています。これから家づくりをご検討頂いている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
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部材・設備 | - |
延床面積 | 147.60m2 (44.6坪) |
敷地面積 | 239.67m2 (72.5坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,917万円 |
竣工年月 | 2021年11月 |
店舗名 | 栗東オープンスタジオ |
住所 | 滋賀県栗東市小柿3丁目4-37 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
妻Oさんの美容院が住まいの顏となった外観。店舗としての佇まいはもちろん、住居としてのプライバシーにも配慮され、住居部分の玄関は目立たないよう工夫。外壁も2種類用いられ、今では「グレーと緑のお家」を合言葉に笑顔が集まる
住居部分の外壁には、錆に強く、経年変化の少ないガルバリウムを使用する一方で、サロン部分の外壁は変化する表情が魅力の窯業サイディングを採用。長きにわたって愛され、年々表情を変えていくお店になる願いが込められている
落ち着いた雰囲気とリラックス感に細部までこだわり、温かみのあるグレージュでまとめられた店舗空間。一組ずつ向き合うことを大切に、施術スペースは親近感のあるスケールを保つことを意識されている
カウンターや受付は、使いやすさを重視した造作。妻Oさんがセレクトした照明や金物の素材感を生かすため、内部はノイズになりうるアクセントを極力省き、その感覚を住まいにも延長。穏やかに職と住がつながる暮らしの場になっている
カット・シャンプー・エステの3つのスペースから成る施術スペースは、緩やかに仕切り、プライバシーに配慮。居住スペースへの繋がりはバックヤードのみとなっていて、利用客が間違って入ってきてしまった、などのアクシデント回避に努められている
美容院のトイレは、くつろげるように広めのスペースを確保。閉塞感がでないよう窓も設置されている。他にも、掃除道具をしまえる戸棚に、ペーパータオルを置くスペース、そして女性客にとって嬉しい鏡など、住居部分のトイレとの違いは様々
クリ無垢床とグレーのクロスで、落ち着きのあるリビング。折り上げ天井が奥行きを、梁が立体感をもたらし、空間のアクセントに。存在感のあるリビング階段は、アイアン手摺りで抜け感をプラス
リビングを通る動線としての階段は、Oさん夫妻のこだわりのひとつ。共働きで忙しい両親と子どもたちのコミュニケーションが、今後も自然と生まれ続けるよう、相談時から“やりたいこと”として持ち込まれた
生活感を適度に抑えたダイニング空間。大きな窓からのやさしい光が、家族の時間を包み込む。夫妻が趣味で手作りする流木オーナメントやドライフラワーが違和感なく溶け込み、ふたりも「インテリアをカスタムするのが楽しい」と語る
リビングの折り上げ天井は、吹き抜けを希望するふたりの意見と、店舗分で1階を広くとっているため重厚感のある家になるという点を考慮し、提案されたもの。今では窓を開けてぼーっとする時間がお気に入りの、これで良かったと思える空間に
リビングから見えるキッチンのカップボードは既製品にせず造作で。値段は膨らんでしまうものの、LDK全体のバランスを優先して選択。ふたりが選んだリビングの照明もすべてがマッチして、統一された雰囲気がおしゃれ
清潔感のある白のサブウェイタイルには、グレートーンの目地を合わせて。カップボードなど造作家具が醸す木質との相性抜群。スパイスニッチの活用で、料理中のワークスペースを邪魔しない
写真奥はパントリー(物入)、そして店舗のバックヤードへと続く。また、写真右奥の扉は、洗面室へ。家事と仕事の両立をスムーズに行えるよう配慮され、店舗につながる部分と家事動線を短めに設計されている
共働きで忙しく、近くに気軽に行けるスーパーやコンビニが少ないことを考慮し、ある程度の買いだめができるようスペースが確保されたパントリー。棚は可動式で、暮らしやすさをサポートする小さな工夫が加えられている
コンパクトながらも便利な造作ベンチを設え、お気に入りのディスプレイで往来が楽しみな居住スペースの玄関。シューズクロークは扉ではなくテキスタイルで仕切り、柔らかな印象に。優しく光を取り込むスリット窓も一役買っている
「玄関は掃除も大変なので最低限の広さに、その分リビングを大きくすることはおすすめ。調整できるならシューズクロークを広くがいいと思います。」と語るOさん夫妻。シューズクロークの縦の空間を生かした上着掛けは、お気に入りポイントのひとつだそう
ランドリーからウォークインクローゼットへつないだ、家事ラク動線上の洗面スペース。多素材を欲張って採用せず、選択してまとめることで、毎日飽きのこない空間に
ランドリーのアイロン台下に設けたハンガーなどを掛けるポールは、妻Oさんが「やってよかった!」と太鼓判を押すイチ推しポイント
必要最低限のスペースに抑えられた居住スペースのトイレ。閉塞感がないようポーチ部分につながる窓が設置されたり、トイレットペーパーのストックを置くスペースが確保されていたり、最小限ながらも不便がないよう工夫されている
2階の主寝室や洋室は、それぞれ万遍なく光が入るよう設計。主寝室は、夜勤があり日中に寝ることもある夫Oさんに合わせて、日当たりが良すぎないよう考慮。子ども部屋は窓を高くし、小さい子が自分で開けられないように配慮されている