住宅地の中でひときわ目をひくH氏邸は、軒の深い切妻屋根が印象的だ。どこか懐かしい和モダンなデザインを取り入れた住まいを希望した。この住まいを手掛けたのは、埼玉県で創業から60年以上住まいを手掛けてきた昭栄建設だ。同社では自社で大工を抱えており、昔ながらの職人技術と先進の住宅性能を大切に、木の質感を活かした心地よい空間づくりを提案する地元の建築会社としての地位を確立している。そんな同社の家づくりの魅力をたっぷりと確認できるのが、写真で紹介するH氏邸。軒が深く… 続きを読む
住宅地の中でひときわ目をひくH氏邸は、軒の深い切妻屋根が印象的だ。どこか懐かしい和モダンなデザインを取り入れた住まいを希望した。この住まいを手掛けたのは、埼玉県で創業から60年以上住まいを手掛けてきた昭栄建設だ。同社では自社で大工を抱えており、昔ながらの職人技術と先進の住宅性能を大切に、木の質感を活かした心地よい空間づくりを提案する地元の建築会社としての地位を確立している。そんな同社の家づくりの魅力をたっぷりと確認できるのが、写真で紹介するH氏邸。軒が深く佇まいの良い和モダンなデザインに加え、職人技が随所に光る木の内装と、快適な温熱環境を実現する「ソーラーサーキット工法」が採用されている。家づくりの重要なノウハウが凝縮された住まいだ。日々の使い勝手や生活動線にもしっかりと建築士のアイデアが盛り込まれており、リビングから水回りやランドリー、ファミリークロゼットへと回遊できる間取り、職人技が光る造作収納の数々などを見ることができる。また、太陽光発電+エコキュートも採用されており、環境とお財布に優しい設備が採用されていることも魅力のひとつだ。
ソーラーサーキットの家に欠かせない小屋裏の機械室。家の中に流れる空気を調節し、一年を通して快適な空気環境をつく… 続きを読む
ソーラーサーキットの家に欠かせない小屋裏の機械室。家の中に流れる空気を調節し、一年を通して快適な空気環境をつくりだす、住まいの心臓部だ
「昭栄建設さんの家づくりに対する真摯な姿勢に共感して依頼を決めました」と話すHさん。国内産の柱を使用し、職人が手間のかかる造作家具にも対応。さらに、断熱や耐震といった住宅の基本性能についても明確な説明があり、同社の家づくりに対する姿勢に安心感を抱いたという。また、Hさんが念願としていた木の家についても、野暮ったくなりすぎず、個性を取り入れつつも洗練されたプランを提案。特に、ガス乾燥機を美しく収納する造作は、既製品では実現が難しい仕上がりであり、Hさんもその… 続きを読む
「昭栄建設さんの家づくりに対する真摯な姿勢に共感して依頼を決めました」と話すHさん。国内産の柱を使用し、職人が手間のかかる造作家具にも対応。さらに、断熱や耐震といった住宅の基本性能についても明確な説明があり、同社の家づくりに対する姿勢に安心感を抱いたという。また、Hさんが念願としていた木の家についても、野暮ったくなりすぎず、個性を取り入れつつも洗練されたプランを提案。特に、ガス乾燥機を美しく収納する造作は、既製品では実現が難しい仕上がりであり、Hさんもその完成度の高さに驚いたそう。当初、吹き抜けはエアコンの効率が悪くなると懸念していたが、高気密・高断熱仕様によりエアコンを適切に運用すれば問題ないとの説明を受け、採用を決定。その結果、開放感のある快適な空間が実現した。「これからの暮らしが楽しみ!」と期待を寄せるHさんであった。
Hさんの住まいは、断熱等級6、一次省エネ等級6、耐震等級3、制振ダンパー、太陽光発電、エコキュート、さらにはソーラーサーキットと住宅性能を徹底的に追求した一棟です。デザインはどこか懐かしい和のテイストではありますが、これだけ先進的な技術を取り入れた令和の木の家ともいうべき仕上がりです。室内は無垢材の肌触りはもちろん、心地よい空気環境も実現しています。住まいの性能だけでなく、家事やコミュニケーション動線も徹底的に考え抜き、LDKや水回り、収納、リビング階段へ… 続きを読む
Hさんの住まいは、断熱等級6、一次省エネ等級6、耐震等級3、制振ダンパー、太陽光発電、エコキュート、さらにはソーラーサーキットと住宅性能を徹底的に追求した一棟です。デザインはどこか懐かしい和のテイストではありますが、これだけ先進的な技術を取り入れた令和の木の家ともいうべき仕上がりです。室内は無垢材の肌触りはもちろん、心地よい空気環境も実現しています。住まいの性能だけでなく、家事やコミュニケーション動線も徹底的に考え抜き、LDKや水回り、収納、リビング階段へとスムーズに移動できるように設計しています。収納面では大きなシューズクロークにファミリークローゼットをとりつつ、ちょっとしたスペースには造作収納を設けて、さらに収納力をアップしています。Hさんご家族らしい、木の家のカタチができたと思います。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 114.27m2 (34.5坪) |
| 敷地面積 | 151.36m2 (45.7坪) |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 3,000万円~3,499万円 |
| 竣工年月 | 2024年5月 |
| 住所 | 埼玉県さいたま市南区南本町1-3-1 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
埼玉県さいたま市南区南本町1-3-1
定休日:火・水曜
切妻屋根と軒の深い下屋が印象的な、和モダンな佇まい。木目調の軒天が上品さを引き立てている。軒先の長さを太陽の日射角に合わせて調節。古き良き日本建築の良さが感じられる仕上がりに
LDKは冬の日射を最大限取り込めるように大開口のサッシを設計。一年を通して、心地よい明るさに包まれる。キッチン前のカウンターの下には、造作の飾り棚を設置。吹抜けには大きな杉材の梁を、床には無垢のナラ材を採用している。
キッチン前の造作カウンターは、小物や雑貨を飾ってディスプレイできる。散らかりがちなリビングに、造り付け収納があることで追加で家具を買う必要がなく、広々とスペースを使うことができる
リビングには収納スペースを豊富に。床から20cm程度上げた収納扉は掃除ロボットの基地となる部分。吹抜けと階段をLDKスペースに設けると、壁掛けルームエアコンの仕様でも空気が対流しやすくなり、家中の温度ムラが少なくなる
キッチン、洗面、バスルームを隣接させ、スマートな水回り動線を設計。木目の天井部分は折り下げとなっており、空間のほど良いアクセントに
掃除のしやすい「ステンレス製エンボスなし」のカウンタートップと、夫人の念願だったW450のミーレの食洗機が入ったキッチン。キッチン収納は腰高サイズに合わせて、すっきりとした印象に仕上げるようにこだわった
オープンキッチンは生活動線の中心に設置されているため、家族の自然なコミュニケーションを育む。ただ、移動するだけでなく、おはよう、ただいまと声をかける動線も重要と考える同社建築士による設計が光る
デッドスペースになりそうな細やかなスペースでも、造作棚を設けることで、パントリースペースとして活用できる。食料の備蓄やストック物、乾物等をすっきりと収納できる
木製のステップとアイアン手すりを組み合わせたリビング階段。あえて1・2段目を斜めにカットすることで、足下のスペースを確保したスムーズな動線に配慮している
伸びやかな吹き抜けには、住まいを支える梁が掛かる。あえて現しにすることで、意匠性を持ちながら吹き抜けの大空間をつくることができる
LDKとつながるパブリックな洗面スペースから、ファミリークローゼット・ランドリー・脱衣室・バスルームと、生活動線がぐるりと回遊できるように計画。床の色は変化を持たせているものの、フラットフロアのため、つまづいたりすることがなくストレスフリーに移動できる
配線や配管が気になるガス乾燥機を美しく格納したランドリー。点検がしやすいように板は取り外しができる仕様になっている。現場を預かる職人たちが木材を丁寧に加工しながら仕上げた造作の逸品。さらには、物干しと換気用の窓を設けるなど、毎日の洗濯をラクにする工夫が施されている
ワイドな洗面カウンターは、アイカの人工大理石コーリアンカウンターを採用。大工造作のニッチと立ち上がり部分にはマグネットパネルを設け、ティッシュや歯ブラシなどをパネルにつけられる便利な仕上がり
ファミリークローゼットと隣接する家事コーナー。正面のカウンターは、アイロンがけや洗濯物を畳むのにちょうどいい高さに設置されている。右手には小物を収納する際に便利な棚を造り付け。家具を買い足す必要がなく、寸法もジャストサイズなのが嬉しい
ベッドルームには間接照明を組み込んだヘッドボードを造作。照明はほんのりと乳白に灯る色味のものを採用。調節スイッチもついているため、就寝前のリラックスタイムには自分好みに調光できる
最上層から吹き抜けを見下ろすと、家全体が吹き抜けを中心に設計されていることがわかる。日差しを取り込むトップライトを活かした設計や、風の通り道を考えたシーリングファンなど、自然を活かすアイデアが随所に感じられる
広々とした玄関スペース。シューズクロークは土間タイプのため、靴を履いたまま物の出し入れをしたり、自転車やアウトドアグッズなども収納できる。同社では住み手のライフスタイルや家具に合わせて、収納の広さや位置を柔軟に調整してくれる
高い天井を活かしたロフトスペース。夏は吹き抜けを通じて、冷気を階下へと落とすように考えられている。空いたスペースは収納としてはもちろん、フリースペースとして秘密基地のような使い方もできる
ソーラーサーキットの家に欠かせない小屋裏の機械室。家の中に流れる空気を調節し、一年を通して快適な空気環境をつくりだす、住まいの心臓部だ
壁だけでなく、床にも電源が欲しいというオーダーから生まれた同社オリジナルの床下コンセント。床の一部にボックスを作って、取り外しできるように加工した床板を蓋にしている