独特のフォルムと素材感が美しい3階建ての住まい。外観は白のデラクリート外壁にバルコニーの外側を石積み調タイルであしらったシンプルモダンなデザインでコーディネートした。窓はできるだけ少なくし、大きい窓をメリハリをつけて計画するなど、明確な家づくりのポリシーが貫かれている。外観の印象と打って変わって、室内はナチュラルな木の質感が調和する吹き抜け空間となっており、インテリアのスパイスに黒を効かせて空間を引き締めているのもポイントだ。「玄関扉を開けたときに見える鉄… 続きを読む
独特のフォルムと素材感が美しい3階建ての住まい。外観は白のデラクリート外壁にバルコニーの外側を石積み調タイルであしらったシンプルモダンなデザインでコーディネートした。窓はできるだけ少なくし、大きい窓をメリハリをつけて計画するなど、明確な家づくりのポリシーが貫かれている。外観の印象と打って変わって、室内はナチュラルな木の質感が調和する吹き抜け空間となっており、インテリアのスパイスに黒を効かせて空間を引き締めているのもポイントだ。「玄関扉を開けたときに見える鉄骨階段とエコカラットの壁面が、いつもスタイリッシュに見せてくれるので気持ちが良いです」とAさん。また、圧巻なのが玄関ホールから3階まで立ち上がる吹抜けの階段室で、住まい全体が快適な室内環境になる全館空調システム「エアロテック」ならではの開放感がある。暑さ寒さのストレスがなくなり、温度のバリアフリーが日常生活をアクティブにしてくれるのだ。「当初3階建ての場合は、『1階は寒い、3階は暑い』という固定観念がありましたが、その考えはすっかり変わりましたね」とAさんは喜ぶ。
3階建てを模索していたAさんにとって、戸建て住宅は寒い、暑いという固定観念は大きな重しだった。「そんな折、三菱地所ホームの全館空調システム『エアロテック』の機能性を知り、間取りの細かいところまで相談できるオーダーメイドの家づくりに魅力を感じ、ここで建てたいと決めました」とAさんは話す。また、Aさんには双子の赤ちゃんがいるが、「入浴後に服を着せるのにも、寒さを気にする必要がないため焦らずにできました」と体験談を交えて話してくれた。デザイン面では無垢の床などに… 続きを読む
3階建てを模索していたAさんにとって、戸建て住宅は寒い、暑いという固定観念は大きな重しだった。「そんな折、三菱地所ホームの全館空調システム『エアロテック』の機能性を知り、間取りの細かいところまで相談できるオーダーメイドの家づくりに魅力を感じ、ここで建てたいと決めました」とAさんは話す。また、Aさんには双子の赤ちゃんがいるが、「入浴後に服を着せるのにも、寒さを気にする必要がないため焦らずにできました」と体験談を交えて話してくれた。デザイン面では無垢の床などに憧れたがコストを予算内に収めるため、フローリングの床には合板の上に厚みのある無垢板を張り付けた挽き板を提案してくれるなど、施主に寄り添う姿勢も嬉しかったという。「インテリアコーディネーターさんが、カーテンや家具・照明の位置まで一緒に考えてくれたので、イメージ通りの空間ができあがりました」と家づくりの楽しさを語ってくれた。
3階建てのA様邸は1階にウォークインクローゼットを備えた主寝室を配し、2階は居室を全く設けないで家族が集まるLDKとスタディコーナー、浴室などの水回りとし、3階には子ども室など2つの居室を振り分けでレイアウトしました。各階の役割を明確にすることでゆったりとしたスペースにすることができましたが、1階から3階までの繋がり感を持たせるため吹抜けを設けることをご提案しました。A様は「吹抜けは冷暖房効率が悪くなり、夏は暑く冬は寒くなるのでは?」と危惧されていましたが… 続きを読む
3階建てのA様邸は1階にウォークインクローゼットを備えた主寝室を配し、2階は居室を全く設けないで家族が集まるLDKとスタディコーナー、浴室などの水回りとし、3階には子ども室など2つの居室を振り分けでレイアウトしました。各階の役割を明確にすることでゆったりとしたスペースにすることができましたが、1階から3階までの繋がり感を持たせるため吹抜けを設けることをご提案しました。A様は「吹抜けは冷暖房効率が悪くなり、夏は暑く冬は寒くなるのでは?」と危惧されていましたが、当社の全館空調システム「エアロテック」ならそのようなご心配は不要とご説明しました。完成した住まいでは吹き抜けの鉄骨階段は家の顔ともいうべき存在に。心地よい空間づくりはもちろん、デザインや素材選びから照明計画、動線計画まで、A様の想いに寄り添った住まいが完成して、私たちも嬉しく思います。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
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部材・設備 | - |
延床面積 | 190.47m2 (57.6坪) |
敷地面積 | 117.13m2 (35.4坪) |
工法 | 2×4、2×6 |
本体価格 | - |
竣工年月 | 2021年12月 |
1階から3階まで連続した吹抜けのスケルトン階段。ガラスパネルのフラットバーの手すりが大空間の繋がり感を実現している。木質感をもたせた挽き板のフローリングと黒のアイアンが美しく調和しているのも見どころ
シンプルな外観。外壁にはセメントモルタルをガラス繊維で補強したデラクリートが採用されており、バルコニーの外側に施された石積み調タイルと相まって堅牢な佇まいを印象付ける。極力、窓を少なくしているが、随所に外部視線を考慮しながら大きな開口も設けるなど工夫が見える。夜にライトアップされた姿も幻想的
リビングからダイニング・キッチンと階段室を眺める。全体に黒を基調としたモノトーンのコーディネートだが、挽き板のフローリングが木の温もりを伝え、下がり天井の間接照明がくつろぎの場を演出している
階段スペース、リビングと隣接して設けられているのが、左に見えるスタディコーナー。間仕切りの縦格子がモダンなインテリアのアクセントになっている
ほどよい距離感と開放感にあふれたメインスペースで家族は思い思いにお気に入りの場所でくつろぐことができる。この空間は窓のデザインや位置にも注目。スリットの高窓はレースシェードカーテンで光の量を調節できる。夜には下がり天井に施された間接照明で和らいだ雰囲気に
LDKがスッキリとした佇まいを見せるのは、天井から下がる照明器具が一切ないことも影響しているだろう。そこにあるのはダウンライトと間接照明のみだ。簡潔すぎるほどのシンプルな空間では心が静かになり、本当にゆったりとした時間を過ごすことができる
ダイニング・キッチンは黒で統一したインテリアコーディネートが必見。ペニンシュラタイプのキッチンを採用し、II列に配置したメインカウンターと収納キャビネットが使いやすい。キッチンの収納スペースは多めに計画し、デザイン性と機能性を両立させている
2階キッチンのバックヤードに設けられた洗面化粧室。スタイリッシュなデザインと素材感、ダブルの洗面ボウル、上部のスリット窓など、ホテルライクな佇まいが気持ちいい。右手が浴室になっている
玄関ドアを開けると迎えてくれるのがデザイン性の高い鉄骨のスケルトン階段。1階から3階まで連続したエコカラットの壁面でつながる吹き抜けの大空間はAさんのお気に入りポイント。挽き板のフローリングと黒のアイアンの取り合わせは見とれるばかりだ
玄関ホールは格調の高いおもてなし空間。黒の大判タイルが敷き詰められ、挽き板のフローリングの先に立ち上がる鉄骨階段へと視線を誘う。玄関に入った瞬間の心地よさは、2階、3階と上っても、どの空間も均一の室温が保たれ、カラッとした空気で満たされている
玄関の右手に設えられたシューズクロークは家族の靴のほか、洋服掛けも備え付けてあり、自転車なども収納できるスペースが確保されている。こうした集中収納を設けることは、玄関に靴が散乱することなくスッキリとした空間を実現できるポイントだ
建物の一角の奥まった位置に玄関扉を設けた玄関ポーチ。白の外壁に木質感のあるドアがアクセントになっている。タイル張りの床は玄関の土間へと続いている。右手に見えるドアは外部収納。掃除道具やアウトドア用品を収納するのに便利だ
1階の玄関近くに洗面室が設けられている。帰宅後、すぐの手洗い習慣を育てるうえでも参考としたい。コンパクトな空間にすっぽりと収まる簡潔な設計だが、壁面のエコカラットなど細かい部分にまで神経が行き届いている
洗面室に隣接して設けられたトイレ。天然石風の模様が面白いタイル張りで、シンプルさに徹した空間となっている。壁のクロスも清潔感を出しながら落ち着きのある色合いで整えている
3階まで連続する吹抜けの階段室。壁面にエコカラットを採用することで空間が引き締まり、アイアン製の階段の力強さと絶妙なバランスを構成している。暗くなりがちな階下に自然の光を落とすことができるのもメリットだ
3階の見どころは、ホールの壁面全体を黒板で仕上げていること。子どもの絵心や遊び心を抑えつけるのではなく、自由に伸び伸びと育てたいという思いが伝わってくる。白いドアを開けると小屋裏収納へつながる
3階の子ども室は遮る建物がないため光がふんだんに差し込んでくる。注目したいのは、子ども室や3階ホール全体の床材を統一していること。扉を開け放った時に、連続感が得られることで、広さもより一層感じられる