宮城県の南三陸杉をはじめ無垢材、漆喰、自然石など自然素材をふんだんに使用し、収納や建具、テーブルなども無垢材で造作している、みのり建築舎の一級建築士、Sさんの住まい。高台に建つ眺望のよい立地を活かして2階にLDK(リビング・ダイニング・キッチン)を配し、さらにスタディコーナー、小上がりの和室、屋外のデッキへ空間が伸びやかに広がる。1階から2階は吹き抜け階段でつながり、ワンルーム感覚の開放的なLDKが家族の距離を縮める。また夫妻が「食」にこだわり、食育を意識… 続きを読む
宮城県の南三陸杉をはじめ無垢材、漆喰、自然石など自然素材をふんだんに使用し、収納や建具、テーブルなども無垢材で造作している、みのり建築舎の一級建築士、Sさんの住まい。高台に建つ眺望のよい立地を活かして2階にLDK(リビング・ダイニング・キッチン)を配し、さらにスタディコーナー、小上がりの和室、屋外のデッキへ空間が伸びやかに広がる。1階から2階は吹き抜け階段でつながり、ワンルーム感覚の開放的なLDKが家族の距離を縮める。また夫妻が「食」にこだわり、食育を意識してきたことで、アイランドキッチンで妻が料理を始めれば子どもたちも興味津々で集まり家族全員で手伝い、冬は薪ストーブ料理をみんなで楽しむことが日常になっている。室内も屋外も、表情豊かなデザインや遊び心にあふれたアイディアやワクワクする仕掛けを採り入れ、のびのび遊べる場所があちこちにあり「子どもも大人も四季折々に楽しく使いこなせる」住まいだ。建てて10年以上が経つ今も木の香りが漂い、時と共に無垢材が飴色に変化して味わいを深めたSさんのお住まいは、リアルな暮らしが体感できるモデルハウスとして公開している。
薪ストーブで焼き芋やピザを焼いたり、お菓子を作ったり、様々なダッチオーブン料理などを家族で、来客と楽しむ。薪ス… 続きを読む
薪ストーブで焼き芋やピザを焼いたり、お菓子を作ったり、様々なダッチオーブン料理などを家族で、来客と楽しむ。薪ストーブ料理をするときは、小さいときから薪ストーブを見て、火の楽しさ、火の危なさ、気をつけて安全に火と付き合うことを学んでいる長男もすすんで手伝う
無垢材は調湿性能を持つため空気がさわやかで、暖かく、踏み心地も柔らか。墨付け、手刻みから熟練の職人が精度を確か… 続きを読む
無垢材は調湿性能を持つため空気がさわやかで、暖かく、踏み心地も柔らか。墨付け、手刻みから熟練の職人が精度を確かめながら丁寧に行い、ビスや釘に頼らずに木と木を組んで接合する日本伝統工法の木組みの家は頑丈で耐久性に優れている。また、構造体の一部が目に見える住まいは、メンテナンスもしやすく安心だ
一年に一度、子どもたちの身長を計って柱に刻む。柱に記した数字は子どもたちの成長の証であり、あとからいい思い出に… 続きを読む
一年に一度、子どもたちの身長を計って柱に刻む。柱に記した数字は子どもたちの成長の証であり、あとからいい思い出になるだろう。木の家は経年変化も楽しみ。Sさんは、気を使って汚さないで住むより、家と家族が一緒に育ち味わいが出てくる、「家を使い込む」という考えで暮らしているそう
商品名 | みのりの家 |
部材・設備 | 床・天井(1・2階)/南三陸杉無垢材、壁/漆喰、キッチン/クリナップ・SSシリーズ、浴室/LIXIL(旧INAX)、洗面台/オリジナル造作洗面台、トイレ/LIXIL(旧INAX)、薪ストーブ/ダッチウエスト社製、外壁/カラーモルタルかき落とし左官仕上げ、屋根/ガルバ葺き |
商品名 | みのりの家 |
部材・設備 | 床・天井(1・2階)/南三陸杉無垢材、壁/漆喰、キッチン/クリナップ・SSシリーズ、浴室/LIXIL(旧INAX)、洗面台/オリジナル造作洗面台、トイレ/LIXIL(旧INAX)、薪ストーブ/ダッチウエスト社製、外壁/カラーモルタルかき落とし左官仕上げ、屋根/ガルバ葺き |
延床面積 | 106.00m2 (32.0坪) |
敷地面積 | 262.00m2 (79.2坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,000万円 |
竣工年月 | 2008年6月 |
住所 | 宮城県仙台市青葉区北根1-8-32 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
宮城県仙台市青葉区北根1-8-32
定休日:火曜・水曜定休
眺望が良い高台の立地や周辺の環境、隣との距離などを総合的に考えて、住まいのメインステージとなるリビング・ダイニング・キッチンを2階に配置。空間の仕切りを最小限にして四方向に設けた窓から明るい光が入り、風が抜ける設計になっている
自然光が差し込む明るい昼間とは違う夜のダイニング・キッチン。無垢材や漆喰のぬくもりに囲まれ、温かくリラックスできる雰囲気。無垢材で作ったオリジナルのダイニングテーブルは大きさを変えることができるのも便利
無垢材と塗り壁、墨モルタルなどを使い、和の職人技もちりばめた、格調と落ち着きを感じる上品なたたずまいの外観。ガレージの赤い柱がモダンなアクセントになっている
玄関の引き戸を開けると、そこは薪ストーブを設置した土間空間で、初めて訪れる人はその意外性に驚くそう。薪ストーブの周りは熱から床や壁を守るために自然石で囲み、暖かさと安全性がアップ。薪ストーブの暖かい空気は、吹き抜けを通じて2階に上がり、天井のシーリングファンが暖かい空気を循環させて家中を暖める
壁付けキッチン、アイランドキッチン、大きなダイニングテーブルを一直線に配したダイニングキッチンが暮らしの真ん中に。アイランドキッチンはミニシンク、作業スペース、下部収納付き。記念日や特別な日でなくても、毎日、美味しいものをホームパーティー気分で楽しんでいる
窓に囲まれ日差しが燦燦と差し込むダイニング。床、梁、天井、柱、窓枠などに杉の無垢材をふんだんに使用した室内は空気がさわやかだ。家具はソファーひとつにして、子どものお友達が来てもおもちゃを広げて遊べるよう空間を広く確保している
子どもたちは物心ついたときからママが料理するのを見て興味を持ち、手伝いながら成長してきた、まさに「食育」の住まい。家族の健康を育むキッチンが暮らしの中心でアイランドキッチンに集い一緒に料理や食事を楽しみながら、家族のコミュニケーションを深めてきた
薪ストーブで焼き芋やピザを焼いたり、お菓子を作ったり、様々なダッチオーブン料理などを家族で、来客と楽しむ。薪ストーブ料理をするときは、小さいときから薪ストーブを見て、火の楽しさ、火の危なさ、気をつけて安全に火と付き合うことを学んでいる長男もすすんで手伝う
曲線を取り入れたアプローチ、自然の石や塗り壁、木を使った門構え。外観は高木や低木、草花など四季を考えた植栽や外構とトータルで設計している
1階の玄関土間と2階のリビングをゆるやかにつなぐ吹き抜け階段。吹き抜けがあることで、室内がより明るく開放的に感じられる。階段は厚さ45mmの無垢材を、壁は漆喰を採用している。暖かいためスリッパを履かずに裸足で上り下りできるそう
大きな窓から自然光が入る書斎コーナーはパパが仕事をしたり、家族共有で使える場所。ダイニングとつながりながら壁で仕切られセミオープンになっているため、子どもは落ち着いて宿題に取り組めるが、わからないときはママに聞くこともできる
ガレージと庭をつなぐ玄関脇のアプローチは、和風情緒にあふれ、ほっとする空間。ベンチを置いてひと休みできる場でもある
大きな窓でリビングとつながるウッドデッキ感覚の2階バルコニー。夏はビニールプールを置いて水遊びをしたり、バーベキューをしたり、天気のいい日はお茶を飲んだり昼ご飯を食べたりと多目的に活用している。2階だから、人目を気にせずのびのび過ごせるのもうれしい
ダイニングとつながり、独立した居室としても使える小上がりの和室。子どもたちのお昼寝や遊び場として、ゲストの宿泊など、多目的に使える。勾配天井や吊り押入れを採用することで、広さ、モダンさを演出している
道路に面さない庭にはシンボルツリーを植え、植物や野菜づくりも楽しめるスペースを確保。子どもたちの遊具としてブランコを設置したり、屋根のある半戸外の土間は雨の日の子どもの遊び場にも。子どもたちの遊び場が室内にも屋外にもたくさんあって、飽きない家だ
ダイニングとリビングは段差を設け、建具ではなく、高さが低い収納棚で仕切ることで、家族が同じ空間にいながら丸見えにならず、お互いの気配を感じながら安心して過ごせる。本が多いSさん宅は、本棚を各所に造作しているため、家具の本棚はいらない
キッチンの隣、来客から見えないところに、食品や生活用品の買い置きや保存食などをしまうパントリーを設置。家計簿をつけたりするのに便利な机代わりの無垢材のカウンターを造作し窓も設けた明るい家事コーナーを兼ねているのも便利だ
2階のリビングの窓を開放すると、そのまま無垢材で造作した広いバルコニーにつながる。リビングと一体になり、天気のいい日はアウトドアリビングとして大いに活躍、ここでおやつを食べたり遊んだり、子どもたちのお気に入りの場所だ
無垢材は調湿性能を持つため空気がさわやかで、暖かく、踏み心地も柔らか。墨付け、手刻みから熟練の職人が精度を確かめながら丁寧に行い、ビスや釘に頼らずに木と木を組んで接合する日本伝統工法の木組みの家は頑丈で耐久性に優れている。また、構造体の一部が目に見える住まいは、メンテナンスもしやすく安心だ
一年に一度、子どもたちの身長を計って柱に刻む。柱に記した数字は子どもたちの成長の証であり、あとからいい思い出になるだろう。木の家は経年変化も楽しみ。Sさんは、気を使って汚さないで住むより、家と家族が一緒に育ち味わいが出てくる、「家を使い込む」という考えで暮らしているそう