まるでサンルームのような土間がリビングと一体的に設計され、明るく開放感に満ち溢れているY氏邸。耐震等級3を確保しながら、SE構法だからこそ実現できたダイナミックな空間が印象的だ。SE構法独自の構造躯体がとても強く、多くの耐震壁を必要とせずに地震に強い家づくりを実現している。柱や壁で邪魔されることなく、端から端まで視界が抜け、さらに吹き抜けが上下階をひとつにつなげている。これだけの開放感だと寒さや暑さが心配になるが、自然エネルギーを取り込むパッシブデザインと… 続きを読む
まるでサンルームのような土間がリビングと一体的に設計され、明るく開放感に満ち溢れているY氏邸。耐震等級3を確保しながら、SE構法だからこそ実現できたダイナミックな空間が印象的だ。SE構法独自の構造躯体がとても強く、多くの耐震壁を必要とせずに地震に強い家づくりを実現している。柱や壁で邪魔されることなく、端から端まで視界が抜け、さらに吹き抜けが上下階をひとつにつなげている。これだけの開放感だと寒さや暑さが心配になるが、自然エネルギーを取り込むパッシブデザインとZEH基準以上の気密性・断熱性を確保する家づくりが標準仕様となっているため、Yさんは床下エアコン1台で、真冬も快適に過ごされているのだそう。換気の際、室温を下げない熱交換型第一種換気システムも採用し、キレイな空気と心地よい室温をキープしている。ひときわ目を引く外観だが、自然エネルギーを取り込むパッシブデザインに基づき、屋根の角度や窓の位置、軒の出など最適なカタチを検証し、卓越した意匠性でまとめ上げた。コンピュータによる日照シミュレーションでは、現状の立地条件に加え、目の前に建物が建った場合のことまで想定。建てた後のことまでしっかりと考えられたプランとなっている。
SE構法ならではの大空間が印象的な間取り。ガラス張りの土間はリビングと一体的に使うことができ、Y氏邸を象徴する空間となっている。さらに吹き抜けやリビング階段も採用し、2階とのつながりも演出。II列型のキッチンの通路幅は扉・引き出しを開けた時のことを考慮し、1mを確保。パントリーは扉なしで開口部が広く… 続きを読む
SE構法ならではの大空間が印象的な間取り。ガラス張りの土間はリビングと一体的に使うことができ、Y氏邸を象徴する空間となっている。さらに吹き抜けやリビング階段も採用し、2階とのつながりも演出。II列型のキッチンの通路幅は扉・引き出しを開けた時のことを考慮し、1mを確保。パントリーは扉なしで開口部が広く、両手にモノを持った状態でもキッチンとの行き来がしやすい。洗面室→脱衣所・ランドリールーム→浴室を一直線上に配置するなど、家事ラクな動線にもこだわった。玄関からLDKはひとつながりに設計されているが、配置の工夫で玄関から家の中が丸見えになる心配がない。
吹き抜けをL字型に囲むように主寝室や子ども部屋を配置。扉を開放することで1階の気配を感じられるようにした。2つの子ども部屋のロフトは壁で区切らず、行き来が可能。広々と使え、居心地のいい遊び場や収納など多目的に利用できる。吹き抜けに面したホール内にカウンターを造作し、家族共有で使えるワークスペースも設… 続きを読む
吹き抜けをL字型に囲むように主寝室や子ども部屋を配置。扉を開放することで1階の気配を感じられるようにした。2つの子ども部屋のロフトは壁で区切らず、行き来が可能。広々と使え、居心地のいい遊び場や収納など多目的に利用できる。吹き抜けに面したホール内にカウンターを造作し、家族共有で使えるワークスペースも設けた。
南向きに大きく開き、太陽のぬくもりを取り込み、風の通り道をつくるパッシブデザインを採用。さらにZEH基準以上の… 続きを読む
南向きに大きく開き、太陽のぬくもりを取り込み、風の通り道をつくるパッシブデザインを採用。さらにZEH基準以上の気密性・断熱性を確保。少しの冷暖房で快適に過ごせる家が完成した
軒の半分をくり抜くことで、デザイン性と日射のコントロールを両立させている。細部にわたり、カッコいいパッシブデザ… 続きを読む
軒の半分をくり抜くことで、デザイン性と日射のコントロールを両立させている。細部にわたり、カッコいいパッシブデザインの家づくりが追求されている
小屋裏を活用した2階のロフト。隣り合う2つの洋室にそれぞれロフトがあり、そのロフト同士がつながっている。遊び場… 続きを読む
小屋裏を活用した2階のロフト。隣り合う2つの洋室にそれぞれロフトがあり、そのロフト同士がつながっている。遊び場や趣味空間、収納など多目的に利用可能
「デザイン、性能、プラン・動線のすべてにおいてバランスの取れた家づくりをされていること、地域に密着されていることに安心感がありました。外観の塗り壁や無垢材の床、グラフテクトのキッチンも採用されており、コストパフォーマンスも高いと感じました」。
「デザイン、性能、プラン・動線のすべてにおいてバランスの取れた家づくりをされていること、地域に密着されていることに安心感がありました。外観の塗り壁や無垢材の床、グラフテクトのキッチンも採用されており、コストパフォーマンスも高いと感じました」。
ユニークな外観には実はとても深い理由があります。それは設計思想である「パッシブデザイン」によるもの。1年を通じた太陽光や風の動きをシミュレーションして、屋根の角度から窓の位置まで科学的に最適な形を導き出しました。その結果、これまでに見たことのないようなユニークなフォルムを持った家が完成しました。もちろん、パッシブデザインの工夫は家の内側でもいたるところに表現されています。例えば、空気のこもりやすい夏場は卓越風の通り道に位置する窓によって積極的に通気を行いま… 続きを読む
ユニークな外観には実はとても深い理由があります。それは設計思想である「パッシブデザイン」によるもの。1年を通じた太陽光や風の動きをシミュレーションして、屋根の角度から窓の位置まで科学的に最適な形を導き出しました。その結果、これまでに見たことのないようなユニークなフォルムを持った家が完成しました。もちろん、パッシブデザインの工夫は家の内側でもいたるところに表現されています。例えば、空気のこもりやすい夏場は卓越風の通り道に位置する窓によって積極的に通気を行います。一方で、冬場に太陽光が入りにくい南側の1階の窓には気密性の高い樹脂窓を採用し、バルコニーのトップライトから太陽熱を土間エリアに落とし込んで蓄熱させることで室温を安定させました。このような大胆な空間設計と耐震性能を両立するために耐震構法SE構法を採用。木と金属を組み合わせて鉄骨造並みの耐震性能を誇るSE構法の採用によって、縦にも横にも広がりのある大開口の空間が実現しました。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 111.79m2 (33.8坪) |
敷地面積 | 138.16m2 (41.7坪) |
工法 | その他(独自認定工法等)(耐震構法SE構法) |
本体価格 | 3,000万円 |
竣工年月 | 2019年6月 |
店舗名 | 本社 |
住所 | 奈良県天理市櫟本町970番地 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
奈良県天理市櫟本町970番地
定休日:水曜日
2つの台形を組み合わせた印象的な外観。壁は白と黒で塗り分け、杉板がアクセントに。正面には窓なしで、シンプルモダンなデザインに仕上げている。構造計算を行い、耐震等級3を確保
南向きに大きく開き、太陽のぬくもりを取り込み、風の通り道をつくるパッシブデザインを採用。さらにZEH基準以上の気密性・断熱性を確保。少しの冷暖房で快適に過ごせる家が完成した
耐震構法SE構法により、多数の耐震壁を必要とせず、大空間を実現している。土間の床には蓄熱体のタイルを採用。冬場は日中蓄えた熱を夜間に放出し、引き戸を開けることでリビングにぬくもりを取り入れることができる
土間リビングのある家。土間とリビングの間にはガラスの引き戸を設置し、陽あたりや視界の抜けを維持しながら、状況に応じて空間を分けることもできる。床は杢目が美しいタモ材を採用した
リビングは土間、テラス、庭へとつながり、自然を身近に感じられる。リビングは吹き抜けもあり、タテ・ヨコに空間が広がり、開放感にあふれている
土間の床に採用されたタイルは蓄熱体で、室内温度を一定に保つことができる。一日の中で室温が下がる時間帯に熱を放出し、室温が上がる時間帯に熱を吸収する
キッチンで料理をしながら、ダイニングやリビングを見渡せるレイアウト。キッチンは下がり天井に間接照明を仕込んだり、折り上げてダウンライトを設置するなど、照明計画にもこだわった
グラフテクトのアイランドキッチンとカップボードを採用。吊り戸棚の扉は床と色目を揃え、統一感を持たせている。壁にはアクセントとしてサブウェイタイルを施工
大容量パントリーのあるキッチン。パントリー内のカウンター下に床下エアコンを設置し、第一種換気システムを介して家全体を暖房することができる
ライトアップで樹形が浮かび上がり、アーティスティックな表情を演出。左官塗りの豊かな表情も楽しむことができる
建物と一体的に施工された駐車スペース。玄関から屋根がかかり、雨の日でも濡れずに乗り降りができる。杉板を貼り、クールな外観にぬくもりを与えている
軒の半分をくり抜くことで、デザイン性と日射のコントロールを両立させている。細部にわたり、カッコいいパッシブデザインの家づくりが追求されている
正面の窓の奥に土間をのぞむ玄関。自然光に包まれ、明るく心地よい。天井を照らす間接照明がおしゃれで洗練された空間を演出し、帰宅した家族を出迎える
玄関ホールからリビングへの仕切りがなく、視界が抜け、明るく開放感いっぱい。地窓とすることで、床に広がりが生まれ、ゆったりとした印象に仕上がった
テレビの後ろの壁は杉板型枠コンクリートを造作。蓄熱壁で室温を一定にする効果があり、基礎工事と同時に立ち上げた。階段との間仕切りを兼ね、空間のアクセントにもなっている。TV台は家具職人にオーダーで製作を依頼
吹き抜けにかかるブリッジには光を通す格子状のグレーチングを採用。機能性とデザイン性を兼ね備えた建材で、空間をおしゃれに演出している
2階ホールの一角に設けたワークスペース。吹き抜けまわりにあり、リビングにいる家族とのコミュニケーションも取りやすい。天井にはレッドシダーを貼り、ぬくもりが感じられる
洗面台は脱衣所とは別の空間として設計し、入浴中の家族に気兼ねなく、いつでも使うことができる。脱衣所はコの字型アイアンを取り付け、ランドリールームを兼ねた空間となっている
小屋裏を活用した2階のロフト。隣り合う2つの洋室にそれぞれロフトがあり、そのロフト同士がつながっている。遊び場や趣味空間、収納など多目的に利用可能
ウォークインクローゼットのある主寝室(9畳)。バルコニーに面しており、朝は自然光で目覚めることができる。夜は間接照明が癒しの空間を演出する