自然流健康の家　こばじゅう

杉の天井と床、ルナファーザーの壁など自然素材をふんだんに使った2階リビング。小上がりの畳コーナーと、固定階段で… 続きを読む

杉の天井と床、ルナファーザーの壁など自然素材をふんだんに使った2階リビング。小上がりの畳コーナーと、固定階段で上り下りできるロフトも設けている。足元のスペースの広さを確保するためロフトへの階段は急だが、踏み台を段違いに配置することで、安全に昇り降りができるよう配慮。これは設計士の提案である。さらに、ダウンライトはキッチンのみで、空間全体は間接照明で柔らかに演出しているのもT氏邸の特長。夫人はこのスペースで、アロマと編み物教室を行う予定だという

外壁は左官仕上げの塗り壁で、光触媒により雨できれいになるセルフクリーニング機能が特長。建物の裏側はマンションの… 続きを読む

外壁は左官仕上げの塗り壁で、光触媒により雨できれいになるセルフクリーニング機能が特長。建物の裏側はマンションの駐車場に面しているため、格子でインナーバルコニーを目隠しするとともに、外観のアクセントにしている。T氏邸は大きく軒を出したパッシブデザインを採用。夏は日差しを遮り、冬は日差しを取り入れることで、自然の恵みを感じながら暮らせるのが魅力の住まいである

以前住んでいた住まいのキッチンでは、渋滞が発生していたという。そこで、新居の建築にあたり、キッチンは回遊できる… 続きを読む

以前住んでいた住まいのキッチンでは、渋滞が発生していたという。そこで、新居の建築にあたり、キッチンは回遊できるアイランドタイプに。スペースにゆとりがあるので渋滞もなく、みんなで余裕で使えるのが魅力。既成のキッチンを杉で囲むことで、木の空間にしっくり馴染むように配慮した

湖の眺望を活かすため、あえて北側リビングに。ウッドデッキも隣接させ、室内からも外の景色を楽しめる。ご夫妻が談笑… 続きを読む

湖の眺望を活かすため、あえて北側リビングに。ウッドデッキも隣接させ、室内からも外の景色を楽しめる。ご夫妻が談笑しているのは、スタディコーナー。キッチンからも見えるので、お子さんたちを見守りながら料理ができる。スタディコーナーはもちろん、TV台なども全て造作したものだ。「自分の家に使う木を扱う和歌山県の山長商店さんの工場を訪ねたり、断熱材セルロースファイバーの実際の施工を見たりと、家ができていくプロセスを体験できたのが楽しかったですね」と夫人

2階のウッドデッキ。リビングからすぐに出ることができ、使い勝手もいい。ここでは、外ご飯を楽しんだり、湖を眺めな… 続きを読む

2階のウッドデッキ。リビングからすぐに出ることができ、使い勝手もいい。ここでは、外ご飯を楽しんだり、湖を眺めながら、ゆっくり流れる時間を過ごしている。ウッドデッキの素材は雨に強いといわれる屋久杉で、軒天には能登ヒバを採用

薪ストーブは、夫人がこだわったもので、火起こしも担当しているという。床を下げてベンチのように座り、炎を見ながら… 続きを読む

薪ストーブは、夫人がこだわったもので、火起こしも担当しているという。床を下げてベンチのように座り、炎を見ながら寛ぐ時間が何より好きだと語る。薪ストーブのあるスペースは、家族みんなが寛ぐセカンドリビングでもある。薪ストーブ背面の壁には、窯業系内装建材を採用

1階階段下のスペースを使って薪ストーブのコーナーを設置。火を入れれば、1階はもちろん、吹き抜けのスケルトン階段… 続きを読む

1階階段下のスペースを使って薪ストーブのコーナーを設置。火を入れれば、1階はもちろん、吹き抜けのスケルトン階段を通して2階もぽかぽかと暖かい。階段横の大きな開口からは、光がたっぷり入ってくる。「歳を取った時のことを考え、階段の踏板は広めで、間隔も上り下りしやすくしていただきました」と夫人。階段上には造作のライブラリーコーナーを設けている

「玄関はできるだけ広くしたい」という夫人のリクエストに応え、ゆったりとした空間を実現。木の香りが迎えてくれる心… 続きを読む

「玄関はできるだけ広くしたい」という夫人のリクエストに応え、ゆったりとした空間を実現。木の香りが迎えてくれる心地よい玄関である。アクセントである格子の裏には、薪ストーブを設置した、寛ぎのセカンドリビングが広がっている

入浴しながら、外の景色を楽しめるバスルーム。塀の高さを調整することで、外からバスルームは見えないように配慮した… 続きを読む

入浴しながら、外の景色を楽しめるバスルーム。塀の高さを調整することで、外からバスルームは見えないように配慮した。塀とバスルームの間はちょっとした坪庭になっている。「露天風呂気分を味わえるのが、いいですね」とTさん

実家が建っていた土地を利用して、自然素材が心地いい木の家を実現。門をつくらない代わりに設計士の提案により、ウッ… 続きを読む

実家が建っていた土地を利用して、自然素材が心地いい木の家を実現。門をつくらない代わりに設計士の提案により、ウッドデッキを支える柱でゲートのような雰囲気を演出した。石を積み上げた蛇篭（じゃかご）も印象的。玄関のドア周りには能登ヒバを採用した