橋本建設の社員であるHさんは、札幌市東区に気になる土地を見つけた。しかし、その土地は狭小地だった。近年顕著になってきた、札幌市内の土地不足の影響もあってか、同社には狭小地での家づくりに悩むお客様からの相談が多い。Hさん自身も、そんなお客様の担当として難易度の高い家づくりをいくつも経験してきた。そのノウハウを今度は自分と家族のために活かそうと考えた。車好きでもあるHさんがプランしたのは3階建ての住まい。1階を厳しい冬から愛車を守るビルトインガレージに、2階に… 続きを読む
橋本建設の社員であるHさんは、札幌市東区に気になる土地を見つけた。しかし、その土地は狭小地だった。近年顕著になってきた、札幌市内の土地不足の影響もあってか、同社には狭小地での家づくりに悩むお客様からの相談が多い。Hさん自身も、そんなお客様の担当として難易度の高い家づくりをいくつも経験してきた。そのノウハウを今度は自分と家族のために活かそうと考えた。車好きでもあるHさんがプランしたのは3階建ての住まい。1階を厳しい冬から愛車を守るビルトインガレージに、2階に家族の共有スペースとなるLDKと水回り、そして3階には各居室を配置する構成。課題となったのは、限られた空間をいかに広く見せるか。そこで、リビングは極力仕切りを設けず、オープンタイプのリビングを採用。内装は、壁や天井を白に統一し、大きな開口から取り入れた自然光との相乗効果で、空間全体に明るさと広さを感じさせる工夫。苦労したのが、2階と3階とを結ぶ階段周りの設計だった。折り返し途中から視線が抜けるオープン階段にすることで、LDKの開放感はさらに高まった。限られた敷地でも、3人家族がのびのびと快適に暮らせる住まいを実現したHさん。家づくりのプロである自らの知見を活かし、満足のいくマイホームが完成した。
2台の車がスッポリと収まる、1階のビルトインガレージ。ガレージ内から直接、玄関へとアクセスできる動線も確保されている
2台の車がスッポリと収まる、1階のビルトインガレージ。ガレージ内から直接、玄関へとアクセスできる動線も確保されている
2階に設けられたLDKは、20.6帖の広さが確保されている。空間に身を置いてみると、巧みな視覚効果の演出によって、実際よりも広く見える。圧迫感を感じさせない、階段周りの設計はみごとだ
2階に設けられたLDKは、20.6帖の広さが確保されている。空間に身を置いてみると、巧みな視覚効果の演出によって、実際よりも広く見える。圧迫感を感じさせない、階段周りの設計はみごとだ
3階には、家族のプライベート空間を配置。主寝室に併設された、ウォークインクローゼットの収納力も機能性も◎。設計の工夫で3帖大の書斎も設置された。10.5帖の洋室は、将来2つに分けて使えるよう、間仕切りや扉の設置を見据えた設計。お子様の成長やライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる間取りだ
3階には、家族のプライベート空間を配置。主寝室に併設された、ウォークインクローゼットの収納力も機能性も◎。設計の工夫で3帖大の書斎も設置された。10.5帖の洋室は、将来2つに分けて使えるよう、間仕切りや扉の設置を見据えた設計。お子様の成長やライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる間取りだ
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 82.60m2 (24.9坪) |
| 敷地面積 | - |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 2,300万円~2,399万円 |
| 竣工年月 | - |
| 住所 | 北海道石狩市花川南1条1丁目76番地 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
北海道石狩市花川南1条1丁目76番地
限られた土地を有効活用しようと、キューブ型の3階建て住宅にしたHさん。外壁に白を選んだおかげで、周囲に威圧感を与えず、町並みに自然に馴染む外観に仕上がった。1階にある2つのシャッターは、ビルトインガレージの入口。1階は車のためのスペースに充て、居住空間は2階より上に。ガレージのおかげで冬でも車の除雪がいらず、「ゆとりを持って外出できるようになった」という
LDKは2階へ。可能な限り広いリビングにしたいと、柱と梁の素材は、あえてむき出しの状態となっている。広く見せる視覚効果と同時に、空間の印象にぬくもりを添える効果も発揮している
周囲を囲むカウンターをはじめ、システムキッチンのワークトップや面材まで、白で統一された清潔なキッチン。背面に設置された可動棚も、充分な収納力を備えている
縦に長く設計された玄関ホール。右手に見える扉は、ビルトインガレージへとつながるドア。左手には、収納設備も造作されている。収納の下には間接照明が仕組まれ、夜帰宅する家族を、ほのかな明かりがやさしく迎え入れる
2階の共有スペースと、3階のプライベートスペースとを結ぶ階段。2段になった縦長のスリット窓から、自然光がたっぷり射し込んでくる。階段の途中から、蹴込み板のないオープン階段にすることで、窓からの外光を、2階の共有スペースにも届けている
3階に設けられた洋室。2面採光の窓から、遮るもののない外光が差し込む明るい空間。照明にはダクトレールを採用。写真のスポットライトの他にも、お気に入りのペンダントライトを吊り下げたり…と、住みはじめてからも、様々なライトアレンジが可能となる
収納は、スッキリとした暮らしを実現させるための基本。限られた空間とはいえ収納には妥協せず、主寝室に隣接するウォークインクローゼットにも充分な空間が与えられている
大きな窓のおかげで、明るいトイレが実現した。ワンポイントで空間をおしゃれにする、アクセントクロスのテクニックもお見事。できるだけコストをかけずに、空間の質を上げる演出も、同社の得意分野のひとつである
3階の書斎には、本棚やカウンターも造作されている。必要な家具は改めて造作しておくことで、スッキリとした暮らしが実現する