「穏やかな環境で平屋暮らしを楽しみたい」と考えていたNさんは、グランハウスの設計士と土地条件から考えることに。南面が開けて西側に道路がある100坪以上の土地が見つかり、設計士が描き出したのは「への字の平屋」。西側道路に対して45度に曲げて配置することで、視線や西日を遮りやすく、道路側におしゃれな四角のフォルムを見せることができる。この「への字」の外観を生かして、スムーズな家事動線を考えていった。プラモデル作りが趣味のNさん夫は、趣味室も譲れないこだわり。趣… 続きを読む
「穏やかな環境で平屋暮らしを楽しみたい」と考えていたNさんは、グランハウスの設計士と土地条件から考えることに。南面が開けて西側に道路がある100坪以上の土地が見つかり、設計士が描き出したのは「への字の平屋」。西側道路に対して45度に曲げて配置することで、視線や西日を遮りやすく、道路側におしゃれな四角のフォルムを見せることができる。この「への字」の外観を生かして、スムーズな家事動線を考えていった。プラモデル作りが趣味のNさん夫は、趣味室も譲れないこだわり。趣味室の理想を優先したところ「家の中央に洗面室」という間取りになったが、天窓から光が差し込む洗面室は「明るくて、視線も気にならない」という新たな魅力があったそう。インテリアはNさんが集めた画像から、「淡いトーンでまとめて、雑貨やクッションで差し色を楽しむ」「木を見せる勾配天井」という共通項が見つかり採用。白をベースに淡いグレーのペイント壁を効かせて、“家具や雑貨で遊べる余韻”のある空間が叶った。置き家具のようにデザインされた造作も美しく、大人のスカンジナビアンスタイルが見事に完成。Nさんは庭の家庭菜園で育てた野菜を使って料理を楽しみ、洗濯は1ゾーンでスイスイ完結という豊かな暮らしを満喫しているそう。
ヘの字によってプライバシーを確保した、美しく実用的なNさんの平屋。道路を行き交う人からは真四角のフォルムが印象… 続きを読む
ヘの字によってプライバシーを確保した、美しく実用的なNさんの平屋。道路を行き交う人からは真四角のフォルムが印象に残る、そんな計算された外観に感服。ウッドフェンスの中に広い芝生の庭と家庭菜園があり、家族でのびのび過ごしている
への字の平屋は、構造のバランスや施工コストの面で少々難しい点もありましたが、完成してみると魅力あふれるお住まいになりました。への字の短辺によって道路からの視線や西日を遮ることができるので、LDKのプライベート感が格段にアップ。への字を描くLDKは家族との距離が近すぎず、遠すぎず、全体を見渡しやすいのもメリットです。間取り上、どうしても鋭角のスペースができてしまうのですが、三角形の大型収納を設けることで違和感なく馴染ませることができました。もうひとつNさん邸… 続きを読む
への字の平屋は、構造のバランスや施工コストの面で少々難しい点もありましたが、完成してみると魅力あふれるお住まいになりました。への字の短辺によって道路からの視線や西日を遮ることができるので、LDKのプライベート感が格段にアップ。への字を描くLDKは家族との距離が近すぎず、遠すぎず、全体を見渡しやすいのもメリットです。間取り上、どうしても鋭角のスペースができてしまうのですが、三角形の大型収納を設けることで違和感なく馴染ませることができました。もうひとつNさん邸の見どころは、大好きなものを詰め込みつつ、流行にとらわれないインテリアです。全体は淡いトーンでまとめているので、好みが変わっても飽きずに暮らしていただけます。また、LDKは約26畳と広い上に、勾配天井に加えてダイニングの左右に窓を設計してあり、開放感が抜群。壁や収納にしがちな部分をピクチャーウインドウにするといった抜け感をつくると、気持ちのゆとりに繋がります。ぜひ設計士にお任せください!
店舗名 | 四日市オープンスタジオ |
住所 | 三重県四日市市ときわ2-12-28 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
ヘの字によってプライバシーを確保した、美しく実用的なNさんの平屋。道路を行き交う人からは真四角のフォルムが印象に残る、そんな計算された外観に感服。ウッドフェンスの中に広い芝生の庭と家庭菜園があり、家族でのびのび過ごしている
ゆるやかなへの字を描くLDKは海外のような空気感。家族と心地よい距離を保ちつつ、L字よりも全体が見渡しやすいので子育て中も安心。リビングは勾配天井にして、Nさんのイメージ通りの梁が実現できた。平屋ならではのダイナミックな天井が圧巻!
淡いグレーの塗料で仕上げた壁に、料理好きなNさんが選んだ白のアイランドキッチンがよく似合う。背面は使い勝手に合わせた置き家具風のカップボードを造作。見た目は引き出しなのに実は開き戸というフェイクドアを付けたのも、設計士の遊び心
北欧スタイルのイメージから、床材は節目を程よく残したアッシュ材をセレクト。への字のLDKは床板の向きが難しいが、設計士はTV側の壁を起点にして張ることを提案。これはTVを見る目線と板目がそろっていた方が違和感がない、という配慮から
「畳がほしい」というNさんの声から生まれた、スタイリッシュな小上がり。足をぶつけないように角を斜めに切り落とし、框の部分は幅を変えて、奥行きのある部分はベンチ、細い部分はカップを置けるテーブルとしてデザイン。子育てグッズは床下の引き出し収納へ
LDKの北側にピクチャーウインドウを設けて、抜け感を演出。ウッドフェンスの目隠しにより、植栽の緑を気持ちよく楽しめる。窓の前には3段の棚を渡して、北欧のアンティーク雑貨などを飾るギャラリーに。緑が少ない時期には、雑貨が窓のアクセントになる
N邸で試行錯誤したのが洗面室の位置。外部窓を設けられないというネックに対して、設計士は吹抜け&トップライト(天窓)でクリアした。洗面台とミラー収納は海外の画像をヒントにして、脚付きの置き家具風に造作。おしゃれなタイルの腰壁とマッチした優美な空間に!
プラモデル作りが好きなNさん夫の趣味室。「作業カウンターの左右に飾り棚があるレイアウトを諦めたくない」というNさんの希望があり、間取りの中で優先して配置したそう。塗装の臭い対策となる局所換気や、飾り棚まで計算し尽くされている
キッチン周辺には、生活感を抑える工夫がたっぷり。ドライフラワーを飾った壁の背面にウォークスルーのパントリーを配置。せり出した壁の背面はマグネット壁にして、家族の掲示板にした。LDKからは死角になり、生活動線上で必ず目に入るので重宝する
キッチンとリビングから行き来できるウォークスルーのパントリーは、リビング収納としても大活躍。他にも収納が充実し、すっきりと美しいLDKをキープできる
薄いグレーの塗り壁で仕上げた外観に、植栽の影が映る様子も素敵。スクエア窓は木製サッシにして、北欧らしさのある可愛いアクセントにした。プライバシーを守りつつ、中への期待感を高めてくれる
モルタル土間にペンダントライトをそっと灯した、シンプルな玄関。窓の木枠が額縁となり、植栽や景色を絵画のように楽しめる。玄関正面の壁は淡いグレーの塗料で仕上げて、さりげないアクセントに。外のポーチには雨に濡れない置き配スペースも設けた
白の引き戸を開けると、大容量のシューズクロークがお目見え。可動棚なので、しまうものに合わせて効率よく収納できる。最下段の棚はパイプ付きで、傘やガーデニンググッズを吊るすのにぴったり
「海外の寝室のようなヘッドボードに」というイメージをもとに、枕元にウッドパネルを張り、深いグリーンに塗装。インテリアの差し色になり、北欧の空気感がぐっとアップ。寝室とファミリークロゼット、洗面室がつながるホテルライクな動線で身支度がスムーズ
寝室の一角に、趣味のグッズをディスプレイする飾り棚と収納を造作。寝室を経由して、ウッドデッキで外干しもできる。「冬の夜に暖房を切って寝ても、朝起きたときに寒くないのがうれしい」とNさんは住み心地にも満足
トイレに造作したカウンター収納は、下段を格子にして影まで美しくデザイン。上部の窓に設けたワイドな窓台に、垂れ下がるタイプの観葉植物を飾って楽しみたいそう
ワイドなウッドデッキを設けて、広い庭と室内を繋げている。ウッドデッキの中心に袖壁を立てることで、LDKからは外干しの洗濯物が目に入らなくなる。さりげない設計の工夫で暮らし心地がアップ
スカンジナビアンスタイルのインテリアに合わせたのが、籐のペンダントライトと日本のダイニングセット。自然素材のやさしい質感は、アッシュ床とも好相性。家具・照明選びも、設計士がアドバイス(社員邸)