平屋の各所に、ギャラリーのような展示スペースが設けられたO邸。「古民家リノベしたような隠れ家カフェ」というテーマで始まった住まいづくりは、デザインセンス抜群のOさんと設計士の強力タッグでどんどん進化していった。最初は候補地とイメージを伝えて、設計士の提案を楽しんだというOさん。「土間がほしい」という希望から設計士が描いたのは、キッチンを土間に置いたどこか懐かしさのある間取り。玄関・土間収納・キッチン・パントリーまでが土間続きとなり、カフェのようなひと味違う… 続きを読む
平屋の各所に、ギャラリーのような展示スペースが設けられたO邸。「古民家リノベしたような隠れ家カフェ」というテーマで始まった住まいづくりは、デザインセンス抜群のOさんと設計士の強力タッグでどんどん進化していった。最初は候補地とイメージを伝えて、設計士の提案を楽しんだというOさん。「土間がほしい」という希望から設計士が描いたのは、キッチンを土間に置いたどこか懐かしさのある間取り。玄関・土間収納・キッチン・パントリーまでが土間続きとなり、カフェのようなひと味違う空気感に包まれる。こうした設計士のひらめきがOさんの心に響いたようで、「各地を訪れて集めた民芸品などを飾りたい」という要望が生まれ、ギャラリーの要素をプラスしていったのだそう。といってもただ飾り棚をつくるだけでなく、ニッチ仕立てですっきりと飾ったり、廊下を床の間風にアレンジしたり、と発想をめぐらすのが同社のスタイル。Oさんからも「廊下の壁を斜めにして室内へ誘導したい」というアイデアが届き、楽しく形にしていった。お気に入りのコレクションを愛でつつ、R(曲線)の壁やヌックのあるやさしいリビングで寛げるO邸。暮らしながら美意識が磨かれる、素敵な一邸になった。
玄関、廊下、LDKが間仕切りなくつながり、開放感が抜群。水回りや個室のドアはLDKから見えないように配置し、生活感を抑えている。廊下を斜めにして視線を奥へと誘導したり、土間の窓を斜めに配置して眺望を取り込んだりと、直角にこだわらない設計が見事
玄関、廊下、LDKが間仕切りなくつながり、開放感が抜群。水回りや個室のドアはLDKから見えないように配置し、生活感を抑えている。廊下を斜めにして視線を奥へと誘導したり、土間の窓を斜めに配置して眺望を取り込んだりと、直角にこだわらない設計が見事
デザインの知識が豊富なOさんにとって、設計士と直接話せるグランハウスの住まいづくりはまさに好相性だった。グランハウスの設計士に土地の探し方からまず相談し、Oさんが見つけたのは、水路に架かった細い橋の先にある土地。橋を渡って帰宅するという珍しいアプローチに「物語性があってワクワクする」と感じて、設計士にプランを委ねた。設計士はその土地の条件や高低差を含めて面白味を感じ、平屋の間取りをプランニング。「土間がほしい」という要望から土間にキッチンを配置したレトロな… 続きを読む
デザインの知識が豊富なOさんにとって、設計士と直接話せるグランハウスの住まいづくりはまさに好相性だった。グランハウスの設計士に土地の探し方からまず相談し、Oさんが見つけたのは、水路に架かった細い橋の先にある土地。橋を渡って帰宅するという珍しいアプローチに「物語性があってワクワクする」と感じて、設計士にプランを委ねた。設計士はその土地の条件や高低差を含めて面白味を感じ、平屋の間取りをプランニング。「土間がほしい」という要望から土間にキッチンを配置したレトロなスタイルや、曲線を描く壁が盛り込まれたファーストプランを見て、Oさんは「その発想はなかった!」と衝撃を受けたそう。個性のある土地を生かしたプランに満足したOさんは、設計士の提案と自分のアイデアをミックスしながら、心ゆくまで住まいづくりを満喫。完成したお住まいは魅せる空間と生活の場としての実用性が溶け合い、「本当に快適」と感激しているとのことだ。
O様邸では、ちょっと懐かしさのあるカフェのような空間に、民芸品などのコレクションを飾る設えを盛り込んでいきました。アートが映えるように、インテリアは白・グレー・木の3色に統一。ダイニングの飾り棚は厚めの棚板にして存在感を出したり、トイレの棚は集光ライトで一筋の光を当てたりと、演出方法を工夫しています。O様から「こういうものが飾りたい」と法被などの画像を見せていただけたので、より映えるような提案ができたと思いますね。また、ギャラリースペースが暮らしの妨げにな… 続きを読む
O様邸では、ちょっと懐かしさのあるカフェのような空間に、民芸品などのコレクションを飾る設えを盛り込んでいきました。アートが映えるように、インテリアは白・グレー・木の3色に統一。ダイニングの飾り棚は厚めの棚板にして存在感を出したり、トイレの棚は集光ライトで一筋の光を当てたりと、演出方法を工夫しています。O様から「こういうものが飾りたい」と法被などの画像を見せていただけたので、より映えるような提案ができたと思いますね。また、ギャラリースペースが暮らしの妨げにならないよう、飾り棚を壁に埋め込んですっきりと整えたのもポイントです。お手持ちの家具や選ばれた照明、そしてアートな品々が調和し、O様のセンスが隅々まで息づくおしゃれなお住まいになりました。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
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| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 105.37m2 (31.8坪) |
| 敷地面積 | - |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 2,000万円~2,499万円 |
| 竣工年月 | 2023年11月 |
| 店舗名 | 一宮オープンスタジオ |
| 住所 | 愛知県一宮市大和町毛受一本松29 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
隠れ家カフェのような、ゆるやかな時間が流れるLDK。足ざわりのいいパイン床で仕上げ、柱と梁の現しによって視覚的に空間を分けた。LDKと廊下が一体につながるオープンな間取りで、開放感と動線のよさが抜群
「壁付けキッチンで作業台&ダイニングテーブルがほしい」という希望から、キッチンの床を一段下げて土間スタイルに。キッチンからのサーブや片付けがラクになり、家族の会話が弾みそう。カウンター下には既製収納がピタリと収まる
表情のある塗り壁に木目を効かせた、温かみのある玄関ポーチ。寄棟屋根が落ち着いた趣を醸し出す。立ち上げた壁によって玄関ドアや自転車を目隠しでき、すっきりとした印象をキープ
リビングの丸い柱やRを描く壁が、柔らかな印象をアップ。Rの壁の奥が洋室になり、洋室からも曲線美を体感できる。LDKの一角を凹ませて、こもり感のあるワークスペースを設けた
大きなソファを置かずに寛げるスペースとして、窓辺のヌックをデザイン。ヌックの下に既製のカゴ収納を並べれば、日用品がサッと片付く。下がり天井内にも収納があるなど、遊び心がいっぱい
リビングではなくキッチンを土間にした、ちょっと珍しい間取り。玄関からキッチン、パントリーまでスムーズに移動でき、買い込んだ荷物を運ぶのに便利。壁付けキッチンのためレンジフードの存在感も抑えられる
「民芸品を飾りたい」というOさんの希望で、ダイニングの横に飾り棚を造作。ニッチ風にして厚めの棚板を少し手前に出し、魅せる棚としてデザイン。ほんのり曲線を描く部分はグレーの海外塗料でより美しく演出した
DIYを楽しみたいOさんにぴったりの広い土間空間。土間は奥に行くほど幅が狭くなる台形のデザインにし、窓を斜めに配置して景色と光を取り込んでいる。視線を集める正面は、大物を飾るギャラリーに
3人が並んで身支度できるワイドな造作洗面台。Oさんが選んだボウルや壁付け水栓をあしらい、防水性の高いマイクロセメントで丁寧に仕上げた。一面鏡は木枠をあしらって、ナチュラルにデザイン
玄関から伸びる廊下の正面に設えた、小粋な床の間風ギャラリー。大谷石の台に集光ライトの光が落ちて、季節の花や雑貨を静かに照らしてくれる。ホールにはニッチのギャラリーもあり、ゲストをアートでおもてなし
「トイレにもアートを置きたい」という声から、腰壁をふかして飾り棚にし、集光ライトで照らし出した。シンプルを追求した美術館のような演出に見とれてしまう
寄棟屋根の形状を生かした勾配天井が面白い。梁と柱の現しや、天井からつるした和紙のデザイナーズ照明が、ほんのりと和の趣を醸し出す
可動棚とコート掛けを備えた、大型の土間収納。手前にある玄関もゆったりとしていて、自転車を余裕で持ち込める。玄関の壁の一部が隠し扉になっていて、開けると普段使いの靴収納に