夫人の実家を二世帯住宅に建て替えられたFさん。さまざまな展示場を見た中で、心惹かれたのが構造に国産の無垢材を使い、内装にも無垢材をはじめとした自然素材を多用した古河林業の家だった。「立派な太鼓梁や檜の柱など、木を全面に見せた住空間が目にも身体にも心地よくて」とFさんは振り返る。加えて決め手になったのは、担当者の親身な人柄だ。「両親と私たちの好みが異なったのですが、営業の田邊さんと設計の阿久津さんが双方の思いを汲み取って、どちらの世帯も満足のいくプランを提案… 続きを読む
夫人の実家を二世帯住宅に建て替えられたFさん。さまざまな展示場を見た中で、心惹かれたのが構造に国産の無垢材を使い、内装にも無垢材をはじめとした自然素材を多用した古河林業の家だった。「立派な太鼓梁や檜の柱など、木を全面に見せた住空間が目にも身体にも心地よくて」とFさんは振り返る。加えて決め手になったのは、担当者の親身な人柄だ。「両親と私たちの好みが異なったのですが、営業の田邊さんと設計の阿久津さんが双方の思いを汲み取って、どちらの世帯も満足のいくプランを提案してくれたのです。前の家に愛着を持つ両親の気持ちも理解しサポートしていただいたので、安心できましたね」。ご両親が暮らす1階のLDKは、現しにした梁や柱をダークに塗装して、アンティーク照明で「大正ロマン」を感じるしつらえに。「庭の樹木も移植して、前の家の雰囲気に近づけてくださったから、最初から違和感のない住み心地です」とお母様。一方、2階の子世帯は、白を基調にしたナチュラルモダンな雰囲気。LDKの天井に映える太鼓梁が圧巻だ。「これはアカマツの無垢材で秋田にある古河林業の自社工場から写真を送ってもらい、好みの曲がり具合の木を選びました」とFさん。一つ屋根の下で、親子それぞれが無垢材を上手に使って、好みの住空間を素敵に実現されている。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
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部材・設備 | - |
延床面積 | 197.48m2 (59.7坪) |
敷地面積 | 238.16m2 (72.0坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | - |
竣工年月 | 2008年12月 |
2階子世帯(Fさん)のLDK。勾配天井に走るアカマツの太鼓梁が天然木ならではの存在感を放つ。「展示場で見て一目惚れでした」とFさん。壁は珪藻土、床は足触りがやわらかいシルバーパイン材の無垢材で仕上げ、床暖房を敷設した部分は白タイル貼りに。夏はひんやりと心地いい
回遊性ある動線が便利なアイランドキッチンは、無垢材の建具を白く仕上げたオリジナル
真壁づくりで構造を現しにした1階親世帯(Aさん)のLDK。カラマツの梁や国産檜の柱を自然塗料でダークに仕上げて別荘を思わせる雰囲気に。チークの無垢材の床が落ち着きを生む
子ども部屋は将来、壁で仕切って2部屋にできるよう、天井にしっかり下地を入れている
丸いガラスブロックでリビングからの光を通した階段壁。小物が飾れるニッチもかわいい
トイレのカウンターは秋田杉の一枚板。ビーンズタイルの壁や間接灯でお洒落な雰囲気に
浴室のそばに念願だったサウナも設置。「1日の疲れが癒されます」とFさん
シルバーのガルバリウム鋼板に、ダークに塗装したレッドシダーの板張りの壁をアクセントにあしらった外観。趣味の部屋の入口は塗り壁やレンガでお洒落な表情に