アメリカ合衆国コロラド州出身のFさん。「仙台で10年ほど他社が建てたカナダ輸入住宅に暮らしていました。子どもたちが成長してきたので、もっと大きくて、庭の広い家に住みたいと考えたんです」。そんなとき、ゆったりとした広さがあり、公有林に面した敷地が見つかり、夫人と一緒にプランを思い描いていた。「2人とも自然を身近に感じる家を望みました。私は子どもの頃を思い出す薪ストーブをどうしても叶えたかった。妻は眺めの良い2階のバスルームにこだわりました」。ご夫妻は、以前の… 続きを読む
アメリカ合衆国コロラド州出身のFさん。「仙台で10年ほど他社が建てたカナダ輸入住宅に暮らしていました。子どもたちが成長してきたので、もっと大きくて、庭の広い家に住みたいと考えたんです」。そんなとき、ゆったりとした広さがあり、公有林に面した敷地が見つかり、夫人と一緒にプランを思い描いていた。「2人とも自然を身近に感じる家を望みました。私は子どもの頃を思い出す薪ストーブをどうしても叶えたかった。妻は眺めの良い2階のバスルームにこだわりました」。ご夫妻は、以前のカナダ輸入住宅の快適さを気に入っていたそう。そこで仙台に本社があり、カナダ輸入住宅の供給で実績があるセルコホームにプランを依頼。「ファーストプランでオーケーでした。なぜなら、アメリカやカナダの家を熟知していて、私たちの生活スタイルをもっと膨らますアイディアを投げかけてくれたからです。それに、薪ストーブはとことん調べ、気に入るものを見つけてくれたんです」。いつでも豊かな自然を感じられる住まいを叶えたFさん。家族で薪ストーブの炎を眺めていると、とても幸せな気持ちになるとうれしそう。
隠す・使うが自由自在の収納アイデア。この収納は電子レンジや炊飯器を普段は見えにくくし、使う時だけ引き出せる。回… 続きを読む
隠す・使うが自由自在の収納アイデア。この収納は電子レンジや炊飯器を普段は見えにくくし、使う時だけ引き出せる。回転機能もあり、思い通りの角度で使い勝手がいい
まず、敷地を活かす建物配置から気に入ったそう。「森に開いた扇形の敷地を巧みに活かして、家を森側に寄せながら、道路側に広い庭を設ける提案をしてくれました」。そして、間取りもワクワクするものだったと振り返る。「いつでも森を眺められるように、キッチンからファミリールーム、主寝室、バスルームまで森に面してレイアウト。これなら望んでいた森を感じる暮らしが叶う」。さらに、暮らしやすさや家事ラク配慮にも感心。たとえば、キッチンは毎日の使い勝手だけでなく、ホームパーティー… 続きを読む
まず、敷地を活かす建物配置から気に入ったそう。「森に開いた扇形の敷地を巧みに活かして、家を森側に寄せながら、道路側に広い庭を設ける提案をしてくれました」。そして、間取りもワクワクするものだったと振り返る。「いつでも森を眺められるように、キッチンからファミリールーム、主寝室、バスルームまで森に面してレイアウト。これなら望んでいた森を感じる暮らしが叶う」。さらに、暮らしやすさや家事ラク配慮にも感心。たとえば、キッチンは毎日の使い勝手だけでなく、ホームパーティーでも使いやすいように、ワイドカウンターを備えたU型に。また、玄関をすっきり使うための子供用サブ玄関や、2階の脱衣所から 1階の家事室に洗濯物を落とす洗濯物シュートなど・・・。生活スタイルや希望を膨らます提案が決め手になったという。
コロラド州デンバー出身のFさん。幼い頃から大自然と親しみ、薪割りなども手伝っていたそう。だが、日本の以前の住まいではそれはできなかった。今回薪ストーブのあるリビング、自然に寄り添う暮らしが叶い、本当にうれしいそう
外観デザインは、築120年のデンバーのご実家をモチーフにしたもの。色調は美しい森や空に溶け込む、淡いブルーに
ファミリールームは森に一番近い特等席。春夏秋冬、天候や時間と共に変わる森の表情を身近に感じられるという。大きな窓を開け放てば木々の香りやさざめきを楽しめる。ここが毎日使う家族用のダイニングだ
キッチンも美しい森を眺められるようにレイアウト。U型にして広いワークスペースと使い勝手を両立させた。ダイニング側にミニシンクを設けたのでホームパーティーでも活躍
森をより身近に感じるため工夫が随所に。たとえば、ファミリールームにはフルオープンサッシを採用している
外観にアクセントを与え、室内に豊かな空間を生み出すため、外壁の一部を台形に貼り出させた
敷地は扇型で、森に開けているのはいいが、道路に面した入口が狭い。そこで、家をできるだけ森に近づけ、美しい曲線を描くアプローチとゆとりある駐車場を叶えた
ゲスト用に設けたフォーマルダイニング。故郷デンバーでは家で親しい友人や仕事仲間をもてなすことが習慣だったことから叶えたもの
仕事に疲れていても薪のはぜる音や赤々と燃える炎に癒されるとか。幼い頃の思い出と共にゆったりとした時間が流れるのだろう。なお、薪ストーブはセルコホームがクラシックなものからモダンなものまで調べ上げ、Fさんが一番気に入ったものを用意した
薪ストーブの暖かさを家中に届ける工夫として、各スペースの間にドアを設けていない。この写真では壁の奥が薪ストーブのあるリビングで、左側が玄関ホール、右側がシアタールーム、手前がフォーマルダイニングからキッチンまでのスペース。つまり、1階は収納やトイレ以外はオープン空間だ。カナダ輸入住宅の高断熱・高気密の構造があるからこそ、薪ストーブだけで全体が暖まるという
女の子の部屋は勾配天井に天窓を設け、明るく開放的で夢のある雰囲気に。夏でも断熱が良く風が通りやすいので過ごしやすいそうだ
男の子2人の部屋は将来を見据えた設計。今は1部屋でのびのび使い、将来個室が必要になったら真ん中で仕切って2部屋にできるよう、ドアと収納、天窓を2つずつ設けている。なお、3人の子ども室にはロフトを設けているので、小さなうちは秘密基地のように遊べるだろう
バスルームは2階に設け、森に面したレイアウトに。2つの窓を開け放てば露天風呂気分が味わえる
森の中のリゾートといった趣のF氏邸だが、すっきり暮らすためのアイディアや家事をラクにする実生活のアイディアも満載。たとえばキッズ専用玄関。玄関内に子ども専用の玄関を設け、靴や外遊びの道具などがメイン玄関に散らからないようにした
ランドリーシュートは2階の脱衣所で出た洗濯物を1階の家事室に落とすもの。洗濯物を抱えて階段を降りる手間が省ける
隠す・使うが自由自在の収納アイデア。この収納は電子レンジや炊飯器を普段は見えにくくし、使う時だけ引き出せる。回転機能もあり、思い通りの角度で使い勝手がいい