これまで賃貸ライフを楽しんでこられたOさんご家族は、成長するお子さんのためにも「そろそろマイホームを」と検討。その際、古くなったご実家やそこで暮らす祖父母とお母さまのことも気になりご家族で協議した結果、「せっかくなら同居用に建て替えよう!」と話は急展開。とはいえ、さすがに4世代が暮らすことからライフスタイルの違い、寝起きする時間帯の違いは生まれてくる。そこでそれぞれの暮らしに影響しない方法として、「玄関が2つある完全分離型の二世帯住宅がいいのでは」と話は進… 続きを読む
これまで賃貸ライフを楽しんでこられたOさんご家族は、成長するお子さんのためにも「そろそろマイホームを」と検討。その際、古くなったご実家やそこで暮らす祖父母とお母さまのことも気になりご家族で協議した結果、「せっかくなら同居用に建て替えよう!」と話は急展開。とはいえ、さすがに4世代が暮らすことからライフスタイルの違い、寝起きする時間帯の違いは生まれてくる。そこでそれぞれの暮らしに影響しない方法として、「玄関が2つある完全分離型の二世帯住宅がいいのでは」と話は進んだ。こうして階段を使う必要のない1階に祖父母とお母様が、そして2階と3階に若世帯のOさん家族が暮らす3階建てへと構想は発展。さて、家づくりはO夫妻が中心に進めたそうだが、間取りと共にこだわったのは趣味性を活かすこと。中でも料理好きの妻Oさんの要望で実現したのが2階のキッチン一体型のダイニングカウンター。家族6人がゆとりで座れることはもちろん、ダイニングの窓を開けるとウッディーな屋根付きバルコニーデッキまで一体で使える仕掛けになっている。このほか夫婦それぞれのコレクションを飾るホビールームや、天井高4mのリビングなど、夫婦が長年温め続けてきたアイデアを全てつぎ込んだそうで、まさに「趣味をとことん楽しむ二世帯住宅」として完成させた。
二世帯4世代が暮らすことから、玄関も分けた完全分離型の二世帯住宅で、階段を利用しなくて済む1階に、祖父母と母の部屋をつくった。12帖のLDKを中心に、部屋を隣接させることなくレイアウト。トイレも広く各所に手すりも設置。安全で快適に過ごせる配慮を施した
二世帯4世代が暮らすことから、玄関も分けた完全分離型の二世帯住宅で、階段を利用しなくて済む1階に、祖父母と母の部屋をつくった。12帖のLDKを中心に、部屋を隣接させることなくレイアウト。トイレも広く各所に手すりも設置。安全で快適に過ごせる配慮を施した
2階は外階段を使う若世帯のフロアで、ダイニングカウンター一体型のキッチンを採用することで、家族6人全員が集まる食事にも対応。家族のパブリック住空間という位置づけで、洗面室や浴室など日常生活がこのフロアだけで完結できるよう計画されている
2階は外階段を使う若世帯のフロアで、ダイニングカウンター一体型のキッチンを採用することで、家族6人全員が集まる食事にも対応。家族のパブリック住空間という位置づけで、洗面室や浴室など日常生活がこのフロアだけで完結できるよう計画されている
3階は若世帯の居室ゾーン。2階のリビング天井を高めるために、居室配置を工夫してレイアウトした。また、眺望を楽しめるよう南北両サイドにバルコニーも設置。一部を屋根付きインナーバルコニーにして2階と同様のデッキスタイルを採用している
3階は若世帯の居室ゾーン。2階のリビング天井を高めるために、居室配置を工夫してレイアウトした。また、眺望を楽しめるよう南北両サイドにバルコニーも設置。一部を屋根付きインナーバルコニーにして2階と同様のデッキスタイルを採用している
二世帯住宅建築の構想を基に施工会社を選んだOさん家族。自然の息吹が感じられる暮らしのために、木造3階建てを希望し、施工会社選びでは、実例で見る「デザインセンス」や、「完全なる自由設計」が可能かどうかも見極めたそう。その理由は「せっかく建てるのなら、自分たちが想い描いてきた理想の暮らしができる『デザイン住宅』として完成させたい」と強く願ったからだ。だから施工会社の意向に左右されず、しかも、自分たちの要望をよりセンスアップする提案や代案がもらえる設計力とデザイ… 続きを読む
二世帯住宅建築の構想を基に施工会社を選んだOさん家族。自然の息吹が感じられる暮らしのために、木造3階建てを希望し、施工会社選びでは、実例で見る「デザインセンス」や、「完全なる自由設計」が可能かどうかも見極めたそう。その理由は「せっかく建てるのなら、自分たちが想い描いてきた理想の暮らしができる『デザイン住宅』として完成させたい」と強く願ったからだ。だから施工会社の意向に左右されず、しかも、自分たちの要望をよりセンスアップする提案や代案がもらえる設計力とデザインセンスを秘めた会社を探したという。だからネット検索で「HOLIDAYS」を見つけた時は「この会社なら!」と直感的に好感が持てたようだ。実際に同社をチェックしてもらえばわかるが、どの実例邸も施主の想い描いたであろう理想の世界観が表現され、生活動線、収納計画、無駄のない空間が確認できることだろう。こうして「HOLIDAYS」を見初め、相談したO夫妻は、想いの伝わり方がスムーズなだけでなく、担当スタッフの住宅に向き合う真摯なセンスに魅了されたそう。また、要望に対して、構造的に叶わないことにはちゃんといくつもの代案を用意してくれる対応力にも感心。イメージでしかなかったことが具体化するにつれ信頼感が増していったようだ。
同居住宅では、各世帯の共通する家への想いを大切にすると同時に、世帯間の適度な距離感というデリケートな側面も重要視する必要がございます。ですので各世帯が快適に過ごせる環境創造を第一に心がけました。またお施主様は、祖父母様からすればお孫さんにあたるOご夫妻でございます。アウトドアライフを愛し、自ら採掘される愛石家でもある夫と、料理愛好家でありCDコレクターでもある妻という、ご夫婦そろって人生を愉しむセンスに長けておられ、理想とする確固たるライフスタイルをお持ち… 続きを読む
同居住宅では、各世帯の共通する家への想いを大切にすると同時に、世帯間の適度な距離感というデリケートな側面も重要視する必要がございます。ですので各世帯が快適に過ごせる環境創造を第一に心がけました。またお施主様は、祖父母様からすればお孫さんにあたるOご夫妻でございます。アウトドアライフを愛し、自ら採掘される愛石家でもある夫と、料理愛好家でありCDコレクターでもある妻という、ご夫婦そろって人生を愉しむセンスに長けておられ、理想とする確固たるライフスタイルをお持ちでした。ですから、施工会社を選ばれる際は、「こういう家が建てたい!」という想いに対して、「それが叶えられる会社か否か」という鋭い観点から精査されました。嬉しいことに弊社が選ばれたわけですが、O夫妻が求める「こういう家」の中はデザインだけでなく、暮らし方が含まれており、それを読み解くことが重要であり、その暮らしが叶えられるデザインでなければなりません。色や形だけでなく、O様ご家族にとって成りたい自分に成れるかどうかで価値が変わってきますので、ご要望の裏側まで想いを巡らせることを意識していきました。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 204.25m2 (61.7坪) |
敷地面積 | 166.01m2 (50.2坪) |
工法 | 木造軸組(木造軸組パネル工法) |
本体価格 | - |
竣工年月 | 2019年3月 |
店舗名 | 春日井スタジオ |
住所 | 愛知県春日井市柏原町4-67 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
Oさん家族が過ごす2階キッチンは、お料理好きの妻Oさんの希望を軸にしたダイニングと一体型。対面カウンターの出幅もしっかりとり、出入口では跳ね上げカウンターにするなど、まさに目指した通りの小料理屋スタイルとして実現
家族6人、4世代が暮らすO邸。3階建てにすることで建坪が抑えられたことから駐車スペースにもゆとりが生まれ、車で来られる来客にも安心の住まいとなったようだ。特に1階では小型車ならスッポリ入る8帖ほどの広さのピロティを組み込んでおり、車を出せばそこがアウトドア好きの家族のための趣味スペースとしても活用可能
アカシアの無垢床が映える空間で、天井からはハンモックも。「自分たちが想い描いたデザインが形になった家ができました」とO夫妻。特に小料理屋感覚のダイニング一体型のキッチンは、お洒落なだけでなく無駄なスペースをつくらず機能的でもある
キッチンと一体型のダイニングは小料理屋のL字型カウンタースタイル。祖父母、母、夫婦、そしてお子さんの4世代の食事に余裕で対応することはもちろん、ママ友をお招きしてのキッチンパーティーにも大活躍
キッチンの背面には吊戸棚は設けず趣味の小物をおしゃれに飾れる棚を造作対応。妻Oさんは大の音楽好き映画好きということもあり、オーディオ装置やCDラック、俳優の写真を飾るなど好きな世界観でつくり上げている
O邸のテーマカラーとしたオリーブグリーンを配したリビングスペース。ここは3階建て住戸の2階のため、上階の居室レイアウトと調整をとることで1.5階高の天井をもつ、開放的な空間を生み出した
リビング空間に自然の優しさを融合するため、アカシアの床だけでなく天井材にはレッドシダーを採用。現し梁の上部に照明を取り付けることで天井の高さと木肌の美しさを際立たせている
屋久島産の杉材によるウッドデッキとレッドシダーの内壁で、温もりのある空間に仕上げたアウトドア風のインナーバルコニー。LDKの全開口可能な窓を開ければ、外空間でありながらも家族がくつろぐ第二のリビングスペースとしての役割も果たす
LDKに併設されたホビールームは、山登り・山ごもりが好きな夫と、音楽、映画好きの妻の趣味を妥協なく楽しめる空間で、こちらの壁面は、宝石採掘も趣味にされる夫のコレクション棚がデザインされている
こちらは、先に解説したホビールームの反対側の壁で、妻のCDコレクションがずらりと並んでいる。正面にあるインダストリアルな窓の向こうはリビング。独立した空間ながらも家族の気配が伝わる空間となっている
ご夫婦とお子さんの居室のみで構成した3階部分にあるこの部屋はご夫婦の寝室。右から日当たりのよいバルコニーへ出られるつくりになっている
こちらは同じく3階にあるお子さんのお部屋。過度に広くなくても居心地がいいようにと、外に出られるバルコニーを設置した
ウォールハンガーとベンチを設えた玄関ホール。採光用のスリット窓を備えたことで、自然光が白い天井を伝い効率よく降り注いでいる。また、玄関ホールと室内を一体にしながら、玄関先から室内が見えない工夫点も大きな魅力だ
ぐり石を内側だけ凹ませたガビオンが飾る玄関ポーチ。このお住まいは完全分離型の二世帯住宅のため、インターホンもポストも仲良く2つ設置されている