「夫婦ともに田舎で育ったこともあり、広い庭が取れる土地探しから始めました」というTさんは家づくりのプロ。そのプロが自邸でこだわったのは、シンプルに暮らしやすい家にすることだ。自分たちの生活スタイルに合わせて考えられた間取りは、水回りがまとまっていて、家事効率が上がるよう工夫されている。リビングは開放感を高めるために勾配天井にし、ダイニングキッチンと天井高を変えてメリハリをつくりながら、色数を抑えたインテリアで落ち着いて寛げる空間となった。プロならではのアイ… 続きを読む
「夫婦ともに田舎で育ったこともあり、広い庭が取れる土地探しから始めました」というTさんは家づくりのプロ。そのプロが自邸でこだわったのは、シンプルに暮らしやすい家にすることだ。自分たちの生活スタイルに合わせて考えられた間取りは、水回りがまとまっていて、家事効率が上がるよう工夫されている。リビングは開放感を高めるために勾配天井にし、ダイニングキッチンと天井高を変えてメリハリをつくりながら、色数を抑えたインテリアで落ち着いて寛げる空間となった。プロならではのアイデアとしてあげるなら、ダウンライトを極力使わず間接照明だけで明るさを確保した照明計画と店舗用の素材を使って耐久性を高めながらコストダウンも叶えているところ。ムダなく、必要なものはしっかりと備えたT邸は、家づくりの参考になるところ満載だ。(社員邸)
水回りとキッチンを直線でつないだ家事がしやすい間取り。外部収納、土間収納、ウォークインクロゼット、吊押入れ、階段下収納、ダイニングの壁面収納など、必要な場所に十分な収納空間を確保し、生活感を隠せるようにしているのもポイント
水回りとキッチンを直線でつないだ家事がしやすい間取り。外部収納、土間収納、ウォークインクロゼット、吊押入れ、階段下収納、ダイニングの壁面収納など、必要な場所に十分な収納空間を確保し、生活感を隠せるようにしているのもポイント
2階はプライベート空間だけという構成。納戸は季節家電など頻繁に使わないものを収納する場所として活用。主寝室のウォークインクロゼットはシーズンオフの衣類などを収納している
2階はプライベート空間だけという構成。納戸は季節家電など頻繁に使わないものを収納する場所として活用。主寝室のウォークインクロゼットはシーズンオフの衣類などを収納している
芝生を張った庭ではお子さんたちが夏にビニールプールで水遊びしたり、スポーツの練習をしたりしているそう。周囲の目… 続きを読む
芝生を張った庭ではお子さんたちが夏にビニールプールで水遊びしたり、スポーツの練習をしたりしているそう。周囲の目線が気にならないように目隠しフェンスを設置している
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 151.36m2 (45.7坪) |
敷地面積 | 293.84m2 (88.8坪) |
工法 | その他(独自認定工法等)(プレミアム・ハイブリッド工法) |
本体価格 | 3,094万円 |
竣工年月 | 2023年4月 |
店舗名 | 各務原店 |
住所 | 岐阜県各務原市那加日新町3-10 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
外観デザインはシンプルがテーマ。スクエアなフォルム、ツートンカラーのタイル外壁でスタイリッシュに仕上がった。クレバリーホーム/住生活研究所では標準仕様で選べるタイルの種類が豊富。好みのものを見つけやすい
床は無垢材のような質感のあるひき板。グレーをメインに色数を減らすことで、シックで落ち着いた空間になるようにしたのがこだわり。開放感を高めているのは最大3.2mの勾配天井。バーチカルブラインドをカーテンボックスに収めるなど、すっきりと見せるために細かな収まりにも気を配っている
玄関のポイントは正面の大谷石を張った壁。家族全員が同時に使えるように広くしたのもこだわりだ。間接照明も効果的。階段下の空間は収納として活用している
キッチンのまわりをぐるりと回遊できる動線にして、家事効率を高めている。キッチン収納のほかにダイニングに大きな壁面収納を設置したのもこだわり。ダイニングで勉強するお子さんの勉強道具やクスリなど生活必需品を収納している
キッチンにエアコンを設置したのもTさんならでは。吊収納は天井の羽目板と色を合わせてスタイリッシュに仕上げている。ここから洗面所、ランドリールームなど水回りが直線でつながる家事ラク動線もポイント
広いランドリールームの床は継ぎ目なく仕上げられ、耐久性にも優れた店舗用の長尺シートを使ってコストダウン。家族4人分の洗濯物が干せるようにランドリーパイプは長さも吟味している。乾いた洗濯物は隣にあるウォークインクロゼットへハンガーのまま片づけることができる
洗面所は廊下、キッチン、ランドリールームとつながる。ゲストが使用するときは、キッチンやランドリールームの扉を閉めておけば生活感が隠せて便利。普段は扉をあけておけば移動がスムーズ
リビングの一角にある小上がりのタタミコーナーは、お子さんの遊び場やゲストルームとして使える多目的なスペース。このタタミコーナーはパーツを組み合わせて作っているので、ライフスタイルの変化に合わせて移動させることができる
タイルデッキへはリビングとダイニングのどちらからも出られるようにしたかったとTさん。横並びのダイニングキッチンは食事の準備や後片付けがラクになると最近人気のレイアウト
芝生を張った庭ではお子さんたちが夏にビニールプールで水遊びしたり、スポーツの練習をしたりしているそう。周囲の目線が気にならないように目隠しフェンスを設置している
芝生の庭は夜もリビングダイニングから漏れる光と植栽をライトアップした灯で充分な明るさ。花火をしたり、BBQをしたり夜の時間もアウトサイドで楽しむことができる
アッパーライトを巧みにもちいて、夜の住まいを印象的に演出している
ライトアップされた樹木の影が印象的な玄関ポーチ。プライバシーに配慮して壁で囲うデザインにしているため、暗くならないように照明を計画している
リビングの開放感を妨げないように照明はダウンライト4灯+間接照明という計画。明るすぎない落ち着いたライティングはまさに家づくりのプロならでは
給湯器パネルやインターフォンなどは、キッチンの壁の背面に設けたニッチにまとめて。目立ちにくい場所に固めることで、生活感をおさえることができる
トイレの床も洗面所と同様に店舗用の長尺シートを選んでコストダウン。壁はエコカラットをアクセントにして上質感をプラス。掃除道具などはすべてキャビネットの中に収納している。間接照明でホテルライクな雰囲気に
玄関に日差しを届けるため、階段に大きな窓をレイアウト。おかげで朝、階段を下りてくるときも気分爽快だそう。玄関も明るさを十分に感じられている