H邸の建築地は周囲に建物が密集する住宅街。間口が狭く奥行きもある細長い土地に「日当たりが心配」「大開口が取れない」と不安を感じていたHさんは、これらのウィークポイントを設計の工夫で解決できないかとアールコーブ・ホームに相談。視線を遮らないリビング階段・勾配天井の2階ホール・2階ホールと寝室の間に窓を設けて一体感を持たせるなどあらゆる視点から“抜け感”を意識してデザインされた家は、敷地33.1坪・延床25.9坪という面積以上の開放感と広がりを感じられる。「そ… 続きを読む
H邸の建築地は周囲に建物が密集する住宅街。間口が狭く奥行きもある細長い土地に「日当たりが心配」「大開口が取れない」と不安を感じていたHさんは、これらのウィークポイントを設計の工夫で解決できないかとアールコーブ・ホームに相談。視線を遮らないリビング階段・勾配天井の2階ホール・2階ホールと寝室の間に窓を設けて一体感を持たせるなどあらゆる視点から“抜け感”を意識してデザインされた家は、敷地33.1坪・延床25.9坪という面積以上の開放感と広がりを感じられる。「そのまま建てると窮屈になると思い、圧迫感が出ない工夫を随所に盛り込んでもらいました。キッチンのコンロ前も壁ではなくガラスにしてもらうことで視界が開けていい感じです。他にも、室内と外が視覚的につながるよう主寝室のバルコニーをウッドデッキ仕上げにしたり、空間がより広く見えるようハイドアを採用したりと様々なアイデアをもらいました。左右には隣家が迫っていますが、目線が合わない高窓からの採光を提案してもらったおかげでたっぷり光が入り、夕方でも明るいんですよ」。期待していた断熱性もバッチリで真夏の帰宅時も家の中はヒンヤリ、無垢の床や漆喰壁は梅雨時期でもサラサラ。自然素材づくしの空間の心地よさを全身で感じているそうだ。
リビングとダイニングキッチンをゾーニングすることで、「一人だけになれる空間が欲しいけれど個室をつくるのは広さ的に難しい」という夫・Hさんの悩みを解決。個別の空間として設計した方が家具の配置がしやすく収納計画も考えやすいなど、暮らしやすさにもつながっているそう。キッチン収納はパントリーとして独立させる… 続きを読む
リビングとダイニングキッチンをゾーニングすることで、「一人だけになれる空間が欲しいけれど個室をつくるのは広さ的に難しい」という夫・Hさんの悩みを解決。個別の空間として設計した方が家具の配置がしやすく収納計画も考えやすいなど、暮らしやすさにもつながっているそう。キッチン収納はパントリーとして独立させるのではなくオープンな収納棚を設けることで、限りある空間を有効活用。そのぶん、作業スペースも十分な広さを確保できた。
勾配天井が開放感を高める2階ホールは、セカンドリビングや書斎にもアレンジできるフリースペース。現在はウォークインクロゼットのように活用しており、いずれはアイロンがけなどができる家事室にアレンジすることを考えているそう。子ども室はお子さんが小さいうちはワンフロアで広く使い、いずれは壁で仕切って2つの個… 続きを読む
勾配天井が開放感を高める2階ホールは、セカンドリビングや書斎にもアレンジできるフリースペース。現在はウォークインクロゼットのように活用しており、いずれはアイロンがけなどができる家事室にアレンジすることを考えているそう。子ども室はお子さんが小さいうちはワンフロアで広く使い、いずれは壁で仕切って2つの個室に分けることができる。
お子さんが口に入れても無害な『無添加厚塗りしっくい』は、手仕事で仕上げるからこそのナチュラルな風合いが魅力。家… 続きを読む
お子さんが口に入れても無害な『無添加厚塗りしっくい』は、手仕事で仕上げるからこそのナチュラルな風合いが魅力。家づくりの記念に家族の手形をつける際もこの素材なら安心だ。必要以上に飾り立てないシンプルな空間では、陰影の美しさがよりいっそう際立つ
土地にお金がかかるぶん建物にかける予算はなるべく抑えたいと『コスパの良さ』を条件に会社探しをしていたHさん。その過程で自然素材の心地よさを知り、漆喰壁が標準仕様であることがアールコーブ・ホームに興味を持つきっかけになったと語る。「宿泊体験にも参加したのですが、凹凸のある無垢フローリングの足触りが気持ちよくて『絶対に使いたい』と思いました。当初、自然素材はあくまで『付加価値』と考えていたのですが、実際に体験してすっかり惚れ込んでしまったんです。オリジナル建具… 続きを読む
土地にお金がかかるぶん建物にかける予算はなるべく抑えたいと『コスパの良さ』を条件に会社探しをしていたHさん。その過程で自然素材の心地よさを知り、漆喰壁が標準仕様であることがアールコーブ・ホームに興味を持つきっかけになったと語る。「宿泊体験にも参加したのですが、凹凸のある無垢フローリングの足触りが気持ちよくて『絶対に使いたい』と思いました。当初、自然素材はあくまで『付加価値』と考えていたのですが、実際に体験してすっかり惚れ込んでしまったんです。オリジナル建具のクオリティも高く、断熱性がいいと噂で聞いていたこともあり、アールコーブ・ホームさんの家づくりにどんどん気持ちが傾いていきました」。また、最初にお金の話がしっかりできたことも安心につながり、予算と要望のバランスを上手く取ってもらいながら理想の家を追求できたそう。「予算オーバーしないことを前提に、私たちの希望をどうカタチにしていくかを考えて提案してくれました。担当してくれたのは若い女性設計士さんだったのですが、繊細な色づかいやオブジェのような鉄骨階段など、センスのいい提案ばかりで安心してお任せできましたね。気兼ねなく要望を伝えられましたし、図面を見るだけでは不安だった細部の収まりも予想を遥かに上回る仕上がりでさすがでした」。
間口の狭さ&隣家との距離の近さから日当たりの悪い家にならないか心配されていたH様。細長い33.1坪の敷地ということもあり、普通に建てるのでは採光や開放感を十分に叶えられないことから、プライバシーを保ちながら室内に光を取り入れ、圧迫感を出さないためにはどうしたらいいかをあらゆる視点から考えました。中でもこだわったのが「視線を遮らないオープンな空間設計」と「高窓とスリット窓を多用した採光計画」。リビング階段は細い手摺り×薄い踏み板のスケルトンデザインとし、壁を… 続きを読む
間口の狭さ&隣家との距離の近さから日当たりの悪い家にならないか心配されていたH様。細長い33.1坪の敷地ということもあり、普通に建てるのでは採光や開放感を十分に叶えられないことから、プライバシーを保ちながら室内に光を取り入れ、圧迫感を出さないためにはどうしたらいいかをあらゆる視点から考えました。中でもこだわったのが「視線を遮らないオープンな空間設計」と「高窓とスリット窓を多用した採光計画」。リビング階段は細い手摺り×薄い踏み板のスケルトンデザインとし、壁を設けず軸組をあらわしにすることでリビングとダイニングキッチン双方からの視線を遮らない設計に。採光においては大きな掃き出し窓ではなくスリット窓と高窓を各所に設け、さらに吹抜けから1階にも光が注ぐよう工夫することで、外からの視線を遮りつつ隅々にまで陽光が届く明るい空間を実現しています。また、予算が決まっている中で希望を最大限形にするため、H様が希望されていたよりも家のサイズを抑えるご提案もさせていただきました。2LDKのコンパクトなお家ですが2階ホールは+αのスペースとして有効活用いただける造りとし、収納は扉を付けずオープンに。廊下を設けず玄関はゆったり設計することで、間取りから想像する以上の広がりを感じていただけているのではないかと思います。
商品名 | Storia |
部材・設備 | 無垢材(床:ワイルドオーク、階段:パイン、柱・土台:ヒノキ)、無添加厚塗りしっくい(内壁・天井)、セルロースファイバー(断熱材)、ALCパワーボード(外壁) |
商品名 | Storia |
部材・設備 | 無垢材(床:ワイルドオーク、階段:パイン、柱・土台:ヒノキ)、無添加厚塗りしっくい(内壁・天井)、セルロースファイバー(断熱材)、ALCパワーボード(外壁) |
延床面積 | 85.72m2 (25.9坪) |
敷地面積 | 109.43m2 (33.1坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 1,800万円 |
竣工年月 | 2019年6月 |
店舗名 | アールコーブ・ホーム 天白店 |
住所 | 愛知県名古屋市天白区島田1-1509 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
愛知県名古屋市天白区島田1-1509
定休日:-
空間のアクセントになっている階段は、リビングやキッチンからの視線を邪魔しないスケルトンデザイン&シャープなフォルムを追求。壁を設けず柱と筋交いをあらわしにすることで、吹抜けから注ぐ陽光がフロアの奥まで届く明るい住まいに
「玄関を出てすぐ駐車場ではなく、ちょっとしたアプローチが欲しい」というHさんの要望を踏まえ、あえて正面の門壁を回り込むような動線をデザイン。赤いポストをアクセントに効かせるのも設計士からのアイデアだったそう
天井に勾配をつけることで高さを出し、開放感を高めた2階ホール。用途を選ばないフレキシブルなスペースで、今はウォークインクロゼット代わりに活用している。「置いた物が目に触れるオープンな収納なので、物を増やすのではなく逆に取捨選択をして整理するようになりました」
隣家と目線が合わない高窓から採光することで、プライバシーを保ちながらも陽光をたっぷり取り込める明るいダイニングキッチン。存在感の出るキッチンは予算を割いて気に入った物を選び、代わりにカップボードでコストを抑えるなどお金のかけどころにメリハリをつけ「こだわり」と「予算内」を同時に叶えた
お子さんが口に入れても無害な『無添加厚塗りしっくい』は、手仕事で仕上げるからこそのナチュラルな風合いが魅力。家づくりの記念に家族の手形をつける際もこの素材なら安心だ。必要以上に飾り立てないシンプルな空間では、陰影の美しさがよりいっそう際立つ
2階ホールと主寝室との間に窓を設けたのも、空間と空間のつながりを強調して広がりを出し、さらに1階まで光を届けるためのアイデア。隣家との距離が近い街中立地でも、工夫次第でここまで開放的で明るい住まいにできるという好例だ
家全体の印象を大きく左右するのが玄関。玄関に余裕を持たせることで、その先のLDKまで広がりを感じられる。「リビングを広くするため玄関はもっとコンパクトにしようと考えていたのですが、設計士さんから玄関の重要性を教えてもらい、今の広さに落ち着きました。その通りにしてよかったです」
防音性能に加え、気密・断熱性、耐火性にも優れるALCパワーボードを鎧張風にアレンジし、アンティークな雰囲気を演出した外観。モスグリーン×白の絶妙な配色は設計士からの提案で、Hさんが特に気に入っているポイントの一つなのだそう
中央にレイアウトしたリビング階段で、リビングとダイニングキッチンを緩やかにゾーニング。それぞれの空間に少し距離ができることで壁やドアで仕切られていなくても個室のようなおこもり感を楽しむことができ、「自分専用の空間が欲しい」と希望していた夫・Hさんも満足できる住まいが完成した
バルコニーをウッドデッキ仕上げにすることで無垢床との連続性を強調し、室内と外との境目が曖昧に。室内とバルコニーを一体に感じられる視覚効果によって、主寝室は実際の面積以上の開放感に包まれる。大きな窓から入るたっぷりの陽光が2階ホールを通って1階にまで届けられ、家中が陽だまりのように心地いい
クロゼットに扉をつけないことで空間がより広く使え、建築コストを圧縮できるメリットも。ドアを白で統一したのは「建具を白にするとコンパクトな空間でも圧迫感が出ないですよ」という設計士のアドバイスによるものだ。白い建具は見た目のクオリティに差がつきにくく、コストを抑えても満足いく仕上がりになるのだそう