「建て替え前の家は、両親とともに生活していた時にはちょうどいいサイズだったものの、一人暮らしとなってからの私には広すぎました。生活動線もばらばらだったため、自分の生活習慣に合う家に住みたいと思っていました」と、施主のSさん。さらに、東日本大震災後に行った耐震診断で震度5クラスで倒壊する危険があるという診断結果が出たのを機に、新しい家づくりを思い立ったSさんは、メンテナンスフリーで地震に強いプレキャストコンクリート(PC)工法に出会う。この工法がつくりだす壁… 続きを読む
「建て替え前の家は、両親とともに生活していた時にはちょうどいいサイズだったものの、一人暮らしとなってからの私には広すぎました。生活動線もばらばらだったため、自分の生活習慣に合う家に住みたいと思っていました」と、施主のSさん。さらに、東日本大震災後に行った耐震診断で震度5クラスで倒壊する危険があるという診断結果が出たのを機に、新しい家づくりを思い立ったSさんは、メンテナンスフリーで地震に強いプレキャストコンクリート(PC)工法に出会う。この工法がつくりだす壁式構造もトヨタT&S建設を選んだポイントだそう。「元々、無駄な装飾のない家に憧れを持っていました。PC工法は柱、梁などの出っ張りがなくて開放的なので、コンパクトなワンルームの平屋ができるのではないかと相談しました」と話す。住み心地という点では、採光と通風を確保することと、プライバシーを守ることの両立にこだわった。「シンプルさやコンパクトさを追求すると、寂しい雰囲気をつくりだしてしまいがち。正方形の建物にトップライトを各所に配置するというプランを提案してもらって感激しました。打ち合わせ中もいろんなアイデアを出していただきました」とのこと。満足いく家づくりができたと嬉しそうに語る、Sさんの表情が印象的だ。
LDKから直接、主寝室、水まわり、ウォークインクロゼットへとアクセス可能な「どこにいても家の全てが把握できる」コンパクトな間取り。外からの視線を遮るために、窓は最小限に。その代わりにLDKと主寝室、洗面脱衣室にトップライト(天窓)を設けて通風と採光を確保した。トップライトは、電動式で窓や日除けシェー… 続きを読む
LDKから直接、主寝室、水まわり、ウォークインクロゼットへとアクセス可能な「どこにいても家の全てが把握できる」コンパクトな間取り。外からの視線を遮るために、窓は最小限に。その代わりにLDKと主寝室、洗面脱衣室にトップライト(天窓)を設けて通風と採光を確保した。トップライトは、電動式で窓や日除けシェードの開閉ができる
コンパクトな家でも、収納スペースをできるだけ多く確保したいというSさんの要望に、トヨタT&S建設は、LDKから… 続きを読む
コンパクトな家でも、収納スペースをできるだけ多く確保したいというSさんの要望に、トヨタT&S建設は、LDKから続くインナースペースの腰掛けるための段差に着目。そこにスライド式の造作収納を取り付けた。「これなら、趣味で集めたレコードや本を傷めることなく、きれいに片付けられます」と、Sさんもご満悦の様子
鉄筋コンクリート造を前提に「suumo東海版」で建築会社を探していた時、トヨタT&S建設を知ったSさん。すぐにメールをすると直接訪問があり、「無料なので一度図面を提出させてください」と提案があり、軽い気持ちでお願いしたのがきっかけだ。「私はワンルームのような一軒家といった要望を3つと、好きな建築家の作品を伝えただけなのに、ほぼ満足できる間取り図が上がってきました。私の意図をよく汲んでくれたと思いましたね」とSさん。地元でバックボーンのしっかりした建築会社で… 続きを読む
鉄筋コンクリート造を前提に「suumo東海版」で建築会社を探していた時、トヨタT&S建設を知ったSさん。すぐにメールをすると直接訪問があり、「無料なので一度図面を提出させてください」と提案があり、軽い気持ちでお願いしたのがきっかけだ。「私はワンルームのような一軒家といった要望を3つと、好きな建築家の作品を伝えただけなのに、ほぼ満足できる間取り図が上がってきました。私の意図をよく汲んでくれたと思いましたね」とSさん。地元でバックボーンのしっかりした建築会社であることと同時に、設計士の仕事ぶりも同社で家づくりをする決め手となったと話す。「工事が始まってからも現場監督のサブのように、よく足を運んでくれて熱心さに感心しました」。趣味のモノがしまえる、段差を利用した引き出しや床下収納プラン。窓を開けなくてもトップライトからの通風で心地よく過ごせる設計など、暮らし良さにも大変満足されている。
S様は機能が充実したコンパクトな住まいを理想とされており、趣味も多彩なことから、家全体を「自分らしい空間に」という想いが伝わってきました。そのために、書斎のような部屋をつくるのではなく、リビングを中心に全ての生活機能が手の届く範囲にあることを意識して設計しました。廊下やドアを設けず、例えば寝室との境は必要に応じてロールスクリーンでラフに仕切れるように。また、趣味を楽しむためのアトリエ空間として、日当たりの良いLDKの南側に1段床を下げたインナースペースをつ… 続きを読む
S様は機能が充実したコンパクトな住まいを理想とされており、趣味も多彩なことから、家全体を「自分らしい空間に」という想いが伝わってきました。そのために、書斎のような部屋をつくるのではなく、リビングを中心に全ての生活機能が手の届く範囲にあることを意識して設計しました。廊下やドアを設けず、例えば寝室との境は必要に応じてロールスクリーンでラフに仕切れるように。また、趣味を楽しむためのアトリエ空間として、日当たりの良いLDKの南側に1段床を下げたインナースペースをつくりました。家全体に一体感を持たせながらも、さりげなく空間を分けた間取りになっています。サイコロのようなキューブ型の外観も、S様の家の特徴になっています。私は設計の際には、洗濯時間などお客様の普段の生活をお聞きして、シンプルな使い勝手の良い動線を考えます。S様の住まいでも、雑談の中から生活パターンや暮らしの中で大切にされていることを共有してプランを立てていきました。トップライトによる通風の良さなど、機能的にも満足していただけているようで嬉しく思います。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 54.68m2 (16.5坪) |
敷地面積 | 137.18m2 (41.4坪) |
工法 | コンクリート系プレハブ(壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造<PC構造>) |
本体価格 | 1,720万円 |
竣工年月 | 2012年9月 |
店舗名 | 本社 |
住所 | 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地
定休日:土日
【シンプル/平屋/1000万円台】キューブ型がスタイリッシュな建物。その外壁には機能的な印象を与えるボーダータイルを使用している。「シンプルでも表面に凹凸があるタイルだから、雰囲気が出るんです」と、Sさん。敷地内には、建て替えの前からS邸の庭を彩っていた植栽を配した。建て替えても、どこか懐かしい我が家。青々と茂るシンボルツリーに目をやると、心を落ち着かせることができる
陽の当たる南東面には、ワイドな全開口サッシを設けた。「ひなたぼっこをしながら、本を読むのが好きなんです」と、Sさん。道路に面しているリビングの目隠しとして設置したフェンスは、高さによる圧迫感を防ぐため、歩行者の目線を遮ることのできるちょうどいい高さに設計されている
【一人暮らしの家を建てる/1LDK】LDKは、読書や音楽鑑賞にちょうどいい空間を確保。こだわっているのは、一段下がった空間につくられたインナースペースだ。天井には天吊タイプの室内物干しを設置している。「理想の家のイメージは、家の中心にいて、室内全てに手が届く家」というSさんの願いをつめこんだ、生活動線にこだわった間取りになっている。コンパクトサイズと開放感、二つの要素を上手く両立させた設計だ
全開口サッシを開けると開放感たっぷり。床を1段下げたインナースペースの効果で、室内から外へと緩やかにつながっている。「今は芝生の庭ですが、コンクリートを打つことにしました。部屋から床が続いているような雰囲気になるので、これからどう活かして過ごすか楽しみです」とアウトドアリビングのような使い方を検討中
キッチンまわりは、白色の壁に映えるSさんお気に入りの赤色で統一。ビビッドな色づかいと小窓からの採光によって、キッチン空間全体が明るい雰囲気に包まれている。デザインの異なる食器棚やキッチンワゴンなどがないため、キッチンまわりをスッキリと見せている
生活動線の短さと一体感のある空間をプランニングしたSさんの住まい。LDKと隣り合わせた寝室との間には、あえて扉を設けず、必要に応じてロールスクリーンで開閉できるようなラフな仕切りにした
S邸には、LDK、水回りスペース、寝室にそれぞれ開閉式の電動トップライトが設置されている。特に、住居の南西に位置する寝室は、寝ながら星空が見える癒やしの空間だ。動線の各所にトップライトがあることで、自然採光を活かした暮らしが実現する。同時に、照明が少なくて済むため、省エネ効果も期待できる
LDKの南側は、床を1段下げたインナースペース。「縁側のような場所が欲しい」と設計士に伝えてできた空間だ。造り付けの棚には、趣味の蓄音機をはじめ、その時々に興味があるものを入れ替えながらディスプレイ。見せる収納として活用できる趣味のゾーンだ
コンパクトな家でも、収納スペースをできるだけ多く確保したいというSさんの要望に、トヨタT&S建設は、LDKから続くインナースペースの腰掛けるための段差に着目。そこにスライド式の造作収納を取り付けた。「これなら、趣味で集めたレコードや本を傷めることなく、きれいに片付けられます」と、Sさんもご満悦の様子
LDKの北西にはウォークインクロゼットをつくり、衣類や季節用品の収納スペースを確保した。棚とハンガーパイプの間に床下収納を設けたのもポイント。「大きな荷物や、頂き物などを一時的に置くスペースがあれば便利だと考えました」と、Sさん。収納が十分にあるおかげで、LDKはいつもきれいなままだ
水回りスペースには小窓だけでなく、開閉式のトップライトを設置。自然採光はもちろん、室内の空気が吸い上げられる「煙突効果」により風通しがよくなるため、湿度の調整や夏場の熱気をとるのに一役買っている
洗面・浴室・脱衣室・トイレが集約された水回りスペース。隣接するLDKとの間仕切りの引戸を閉めれば、個室となるため、敢えてトイレのドアをなくすことで、空間に一体感が生まれるとともに、使い勝手のいい場所となった
開放的な駐車スペースと、スリムで無駄な装飾のない機能門柱。直線的なタイルとのバランスがよく、外壁とエクステリアが美しく調和している。また、将来に備えて玄関までのアプローチにはスロープを設置。夜間の帰宅時には、建物外壁面に設けたセンサー付フットライトが足元を照らし、安全を確保している。カラーはシルバー系で統一されており、圧迫感を感じさせない、シンプルモダンの外観をつくりだしている
キューブ型の外観にこだわり、庇などの出っ張りがないよう、建物内に入り込んだようにつくられた玄関ポーチ。デザイン性を保つだけでなく、スペースにも余裕があるので、玄関を出てすぐに雨や風がかからず、雨天時の出入りも慌てずにすむ
ここから直接LDKに入るコンパクトな設計の中で、外と室内のクッション役を果たす玄関。造り付けの玄関収納のほか、正面の壁にピクチャーレールを設置。壁を傷つけず、好きな絵を自由に飾ることができる