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琵琶湖の南西岸(JR湖西線エリア)と南岸(JR琵琶湖線エリア)にわたり南北に広がる大津市は、東海道の宿場町として、また琵琶湖の水上交通の要衝として栄え、大津京遷都からの長い歴史を刻んできた都市です。琵琶湖と比叡山に囲まれた豊かな自然環境、県庁所在地としての都市機能が融合した生活便利な住環境、京阪神へのアクセスのよさが相乗して、住みたい街ランキングの行政区11位、居住府県別 滋賀県民ランキング 5位となっています。

大津市と言えば、まず琵琶湖を思い浮かべることが多いでしょう。大津市の湖畔に広がるなぎさ公園、琵琶湖を周遊する外輪船ミシガン、夏の風物詩びわ湖花火大会、琵琶湖を見晴らす大津プリンスホテルの象徴的な建物など、琵琶湖を主役にした美しい風景が目に浮かびます。
近江大橋のたもとから西方向、京阪びわ湖浜大津駅よりアプローチできる大津港までの湖畔に沿ってずっと続く大津なぎさ公園は、『都市景観100選』、『関西自然に親しむ風景100選』に選ばれるほど。風景のみならず、誰もが自由に散策やジョギングに利用し、レストランやカフェで食事を楽しみ、夏はサンシャインビーチで湖水と戯れることもできるなど(湖水浴は禁止)、四季を通じて市民の憩いの場となっています。大津港では、観光船ミシガンの就航を小さなお子さんと見送ったり、就航風景を撮影したりと、みんなが思いのままの時間を過ごしています。
京阪びわ湖浜大津駅より島ノ関駅の間には、市民の芸術文化活動の場として親しまれている大津市民会館、独創的なカラーデザインが施された琵琶湖ホテルと浜大津アーカス、京阪石場駅よりアプローチが可能で、シンメトリーな建物デザインが目を引く滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールなどが立ち並び、文化・芸術・賑わいの拠点ともなっています。
マザーレイクとも言われる琵琶湖は、大津市民のDNAに刻みこまれた、そしてこれからも市民の心の故郷として記憶に残り続ける風景でしょう。



東海道の宿場町、琵琶湖水運の港町、三井寺(園城寺)の門前町という3つの顔を持つ大津市は東海道でも人口の多い宿場町でした。江戸時代中期には町数が100以上あったことから、『大津百町』と呼ばれるに発展しました。『大津百町』には商いを行う商店があり、商店街となり、今も老舗が数多くあります。
中町通にはアーケードのある菱屋町商店街・丸屋町商店街・長柄町商店街の3つの商店街が続いており、お店の人と会話をしながら楽しく買物。また、菱屋町商店街にはフレンドマート大津なかまち店、丸屋町商店街にはスーパーフレスコ大津店があり、目的に合わせて店舗を選ぶことができます。
『大津百町』には、国登録有形文化財や近代建築物に登録された町屋や、景観重要広告物、展示施設など歴史の面影を残す建物や展示物が多数点在しています。築100年以上の古い町屋をリノベーションした商店街ホテルができるなど、歴史と文化を活かしつつ、次代につなぐ新しい流れも始まっています。『大津百町』を紹介するまちあるきマップが発行されており、歴史的建築物や老舗を訪ねる、ワクワクする街歩きも大津ならではの魅力のひとつでしょう。


大津市内を東西に貫く国道18号。JRと京阪が連絡する膳所駅周辺のにおの浜エリアのロードサイドには大型ショッピング施設が揃っています。
ショッピングモールOh!Me大津テラスは、スーパーマーケット フレンドマート大津テラス店を核に、書店や電気量販店、衣食住に関わる各種専門店、レストラン、シネマ、カルチャー、銀行ATMなど多彩な店舗が揃う複合ショッピングモール。買物と映画鑑賞、食事が一度に楽しめる施設として多くの市民に利用されています。
また、イオンタウンアヤハプラザには、24時間営業のマックスバリュ膳所店をはじめ、グルメ&レストラン、クリニック、アミューズメントなどが揃っています。何といっても24時間営業のマックスバリュはいつでも買物ができるので、利用価値は高いでしょう。

JR・京阪膳所駅より徒歩圏、なぎさ公園のそばに位置し、琵琶湖湖畔に広がる住宅エリアとして人気があるのがにおの浜エリアです。ショッピング施設に加えて、大津中央郵便局やにおの浜ふれあいスポーツセンターなど公共施設も揃っています。また、におの浜保育園や市立膳所保育園、市立平野小学校、滋賀大学教育学部附属中学校、県立大津高校や県立膳所高校など教育施設が集まっており、学習塾なども多く、教育環境にも恵まれたエリアです。
におの浜エリアではマンションの開発も進んでおり、今後ますます住宅エリアとして活性化が進むでしょう。
最寄り駅はJR・京阪膳所駅。JR膳所駅から京都駅へ3駅12分、京阪膳所駅よりびわ湖浜大津駅へは4分。京都へ、大津の中心部へ軽快にアクセスできます。
また、膳所の少し東側、近江大橋のたもとには、水城として威容を誇った膳所城の本丸跡を整備した膳所城跡公園があり、桜の名所としてお花見の時期に多くの人達で賑わいます。

大津市の中心市街地はJR大津駅や京阪びわこ浜大津駅などが位置する一帯であり、玄関口となるのがJR大津駅です。同駅は新快速が停車する駅で、京都へ新快速10分、大阪へ42分。このアクセスのよさはベッドタウンとして発展する要因のひとつとなっています。
JR大津駅前周辺は再開発が進み、駅前には高層マンションも立ち、北改札口に直結する商業施設ビエラ大津には、ホテルやレストラン、カフェ、コンビニ、観光案内所などが揃っています。また、食料品を中心としたフレンドマート大津駅前店もあり、駅前立地であることから通勤時に利用できるよう、一部の売場(デリカや加工食品など)は平日(月曜~金曜、祝日を除く)朝7時からオープンしています。
大津市は滋賀県の県庁所在地であり、JR大津駅周辺に県庁や省庁の機関、企業の本支店などが集まっています。官庁街へは北口を利用しますが、駅前はロータリーとベンチを配置した広場が整備され、テイクアウトの飲み物を楽しみながら、座って寛ぐこともできます。
大津市の家賃相場は以下の通りとなっています。(2022年1月現在)
| ワンルーム | 1K | 1LDK | 2LDK | 3LDK |
|---|---|---|---|---|
| 6万 | 5.75万 | 7.65万 | 11.76万 | 16.5万 |
| ワンルーム | 1K | 1LDK | 2DK | 2LDK | 3LDK |
|---|---|---|---|---|---|
| 5.15万 | 5.15万 | 7万 | 4.8万 | 7.8万 | 9.1万 |
市街地の中心にある大津百町エリアはJR大津駅、湖畔に近いにおの浜エリアは膳所駅とどちらもJR琵琶湖線が利用できるうえに、買物施設も充実しており生活は便利です。

京都へ、大阪へJRで軽快にアクセスできる大津。琵琶湖の自然を友に、質の高い時間がおくれる住環境のよさは、あらゆる年代層の心を豊かにしてくれます。また、宿場町・港町・門前町として栄えた歴史と文化を活かしつつ、賑わいを創出する様々な取り組みが行われており、活性化への波はまだまだ続きます。住みやすい街としての評価が高く、マンション開発が活発に進んでいます。
マザーレイク琵琶湖湖畔に広がる美しい風景を友とする、心穏やかな時間が流れる街
JR大津駅、膳所駅ともに京都・大阪へ軽快なアクセス、通勤通学に便利
県外から移り住む人も多く、暮らしやすい住環境への評価が高い
大津百町エリア、におの浜エリアでマンション開発が活発。さらに住む街としての機能が高まる
市街地中心エリアに文化・芸術施設が整い、アートに触れる機会もアップ
【調査対象物件】賃貸マンション/駅徒歩10分以内、築年数10年以内、賃貸アパート/駅徒歩10分以内、築年数の設定なし(掲載物件が11件以上ある駅に限る)
【データ抽出期間】2021/7~2021/9
【家賃の算出方法】上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の管理費を含む月額賃料から中央値を算出
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している