SUUMO(スーモ)は、住宅・不動産購入をサポートする情報サイトです。

いよいよマイホーム探しの始まり。実際にどのようにして情報収集を進め、問い合わせしたらよいのか、インターネットを活用した、基本的な流れを紹介しよう。
インターネット上の検索では、エリアや沿線からの検索がスタートになっていることが多い。希望のエリアを複数選んで、まずは一度検索してみよう。検索結果が少なければ、後は詳細をチェックしていけばいいが、何百、何千もの物件があるような場合には、さらに細かい条件を入力して絞り込む作業が必要になる。
件数が多い場合は、絞り込みをしよう。エリア以外なら、物件価格、広さや間取り、最寄駅からの徒歩分数、中古の場合は築年数などで検索してみよう。それでも件数が多い場合は、さらに細かい項目で検索してみる。SUUMOの場合は、「南向き」や「駐車場空きあり」などの「こだわり項目」でも検索できる。
物件数がある程度少なくなったら、一覧画面からさらに詳細画面に進んでみよう。詳細画面には、細かい物件概要のほか、複数の写真や動画が掲載されている物件もあるので、自分の条件やイメージに合うものをチェックしていこう。
詳細ページを見て、さらに興味をもったら、不動産会社に問い合わせをしてみよう。特に新築物件の場合は、パンフレットや図面集など、追加で確認できる資料なども多いので、「もっと情報が欲しい」と感じるときは、資料請求してみるのも手だ。住戸ごとの販売状況資料などを送ってもらえる場合もある。
中古物件などの場合、資料としてあるものが限られるケースもあるので、もっと知りたい場合には、まずは不動産会社に問い合わせてみよう。サイト上に掲載されていない情報で、聞いてみたいことや分からないことなど、質問はメールや電話で対応可能なケースが多い。
情報収集を続けるなかで、「これはいいかも」と思える物件があれば、一度物件見学をしてみよう。物件見学をすると、「築年数の割にはキレイ」とか、「周辺に緑が多く、気持ちよかった」など、写真や図面など、パソコンの画面上では確認できないポイントについて実感できる。また、見学を重ねるうち、希望条件の優先順位がはっきりすることもある。
新築物件でまだ建物が完成していない場合、見学できるのはモデルルームやモデルハウス。営業時間中ならいつでも見学できる場合が多い。一方、完成済みの物件や中古については実物を見学できる。ただし、中古の場合は、売主が居住中のケースもあり、好きなときにスミズミまで見学できるというわけではない。事前に連絡して、見学予約をしておこう。
不動産会社とやり取りして、希望物件がある程度絞れた場合、最後にもう一度見学させてもらおう。広さや、設備などの使用感の実感値や、周辺環境の把握は、マイホームの購入にあたっては大きな判断材料となる。次の章で、物件見学のポイントを見ていこう。