高齢者宅を狙う悪徳リフォーム詐欺や、”訪問強盗”トクリュウの手口と、家族ができる防御策

公開日 2025年08月15日
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高齢者宅を狙う悪徳リフォーム詐欺や、訪問強盗トクリュウの手口と、家族ができる防御策

近年、高齢者をターゲットにした悪質なリフォーム詐欺の手口が巧妙化しています。また、リフォーム業者を装った『トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)』が、その凶悪な手口で関与しているケースも増えています。

本記事では、こうした悪徳リフォーム詐欺の具体的な手口やトクリュウの実態、狙われやすいケースや被害にあわないための注意点、万が一被害にあったときの相談先などについて、悪徳リフォームについて嘆いている智恵の神と慈愛の神が天界から警鐘を鳴らし、詳しくお伝えします。

また、自分や大切な家族を守るための知識と智恵をホームインスペクション(住宅診断)や個人向け不動産コンサルティングを行うさくら事務所の田村啓さんと安富大樹さんに教えていただきました。

慈愛の神メルシー
「オセロ様、地上では『リフォーム詐欺』なるものがまん延しています。高齢者を甘い言葉で惑わし、財産を失ったり、心まで打ち砕かれる様は、見ていられません…。」

智恵の神:オセロ「うむ。しかし、嘆いてばかりでは何も変わらぬ。弱き者を食い物にしている様は見ていられん。われらがその悪の手口を地上に知らしめ、人々を守る知恵を授けようではないか。」

警戒せよ!悪徳リフォーム業者の誘い水 ~常套(じょうとう)手段を見抜け

屋根や外壁などのリフォームを勧めて不要な工事、ずさんな工事、高額な請求を行うなどのリフォーム詐欺。昔からある悪徳リフォームだが、その手口はどんどん巧妙化している。「自分はだまされない」「実家の親はしっかりしているから大丈夫」などと油断していると、詐欺師の餌食だ。私たちが気をつけるべき訪問者の特徴、どのような言葉や行動で私たちをだますのか、よくある手口のほか、最近の傾向について知っておこう。被害にあわないための心構えや、実家の親の守り方も紹介する。

智恵の神 オセロ:「メルシー、昔からある悪徳リフォームの手口も時代の流れに合わせて巧妙に変化が起きている。しかし、その本質は変わらぬ。心して聞くが良い!」

慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「なんと恐ろしきこと…。手口もアップデートしているとは!では、彼らはどのような甘言で操って、人々を陥れるのでしょうか?」

1.親切な仮面(見えぬ悪意)と巧妙な接近

智恵の神 オセロ:「以前は、『たまたま近くを通りかかった』『お宅の屋根に異変が見えました』などと、偶然を装い、無警戒な心に入り込もうとするのが奴らの始まりじゃった。

しかし、最近では、事前に「外壁や屋根塗装」のチラシをポストに入れたり手紙を送り、後日、親切を装って訪問してくるパターンが増えているんじゃ。しかも、SNSや口コミでの拡散を恐れて悪徳リフォーム業者も用心し、親切を装うようになってきたようじゃだ」

慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「そんな…!悪徳リフォーム業者かどうか、わからないじゃないですか!」
智恵の神オセロ智恵の神 オセロ:「しかも、見た目や話し方もさわやかで怪しまれにくい人物だとつい信じてしまう人もいるから要注意じゃ…」
若くさわやかな営業マンと高齢女性がにこやかに会話。高齢女性はリフォーム会社の手紙をもっているイラスト
警戒心をもち、見た目だけ判断しないようにしよう。(イラスト/おおの麻里)

2.不安感をあおる「無料点検」の罠

智恵の神 オセロ:「『無料点検』と称して家に入り込み、実際には不要な箇所を指摘したり、わざと傷をつけたりして、人々の不安をあおるケースもあるのじゃ。悪徳リフォーム業者たちは、焦燥感を抱かせることが得意でな。」

慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「彼らは『このままでは家が崩壊するかも』『雨漏りで柱が朽ちてきている』などと、人々の不安をあおり、冷静な判断ができなくさせるのですね…。」

3.『今だけ』の甘い言葉で巧妙に釣る


慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「焦りから冷静な判断を失わせるのですね…!」
リフォーム会社の営業が高齢者女性に点検しながら「今すぐリフォームが必要」「今契約したら安くできる」と説明しているイラスト
その場ですぐに契約を迫るケースは要注意。(イラスト/おおの麻里)

4.法改正や補助金をかたる

智恵の神 オセロ:「『建築基準法の改正で断熱が義務化された!』『補助金が出るから実質タダ!』などと、国の法律や制度を盾にもっともらしく迫ってくるのじゃ。」

慈愛の神メルシー
慈愛の神 メルシー:「つい、信じてしまいがちな話…!今住んでいる家には義務化はされていないし、補助金だけでリフォームはできないですよね…!」
リフォーム会社の営業が高齢者女性に「法律が変わって、このままじゃ住めなくなる。すぐにリフォームが必要」とチラシを見せて説明。「補助金申請してあげるよ」
と説明しているイラスト
安易に信じて即決しないようにしよう。(イラスト/おおの麻里)

5.高額なリフォームの追加工事と契約

智恵の神 オセロ:「最初はわずかな額で誘い込み、一度契約を結べば、『ここも必要』『あれも直さねば』と次々に工事を増やし、最終的に莫大な金銭をむさぼり取る業者も。悪徳リフォーム業者は一度関わると次々に別の『担当者』が出てくることもあるのじゃ。」

慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「最初はわずかな額から、最終的には莫大な金銭を奪い取るとは…。被害は計り知れませんね。」

6.不当な契約と解約の拒絶

智恵の神 オセロ:「契約書に不備を紛れ込ませたり、本来認められる『クーリング・オフ』を、さまざまな理由をつけて拒否する者もいる。これもまた、悪しき者の常套(じょうとう)手段よ。悪徳リフォーム業者の場合、連絡先が不明確だったり、突然連絡が取れなくなることもあるようじゃ。」

慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「それでは、もし契約してしまったら、なかなか逃れられないということですか…!なんとも恐ろしい手口ですね。」
智恵の神オセロ
智恵の神 オセロ:「だが、恐れることはない、メルシー。これらの悪しき手口を知っておけば、自らを守ることは可能じゃ!特に悪徳リフォーム業者のような相手には、毅然(きぜん)とした態度が肝要ぞ!」
契約した高齢者女性が思い直し、解約の電話をするがつながらなず焦っている様子のイラスト
契約後電話がつながらないケースも。(イラスト/おおの麻里)
専門家からのアドバイス

昔からあるリフォーム詐欺の手口の多くは「点検商法」。アポなしでやって来て、「近所で屋根を修理していたら、こちらの屋根の瓦がずれていたのが見えましたよ」「近所でリフォーム工事をしている者です。こちらも無料点検、いかがですか」などと声をかけてくる手口だ。

その言葉に不安な顔をしたり、迷った様子を見せたりすると、「急いで修理をしないと大変なことになる!」「今日中に契約をすれば特別価格です」とせかすのも常套(じょうとう)手段。一度契約してしまうと、「あそこも、ここも修理が必要!」と追加工事を迫るケースもある。適正な価格で適切なリフォーム工事をするのであれば良いのだが、ずさんな工事だったり、そもそも不要な工事だったり。代金を支払った後に連絡が取れなくなることもある。詐欺だからだ。

この「突然の訪問+不安をあおる」手口が、最近はより巧妙になってきているから厄介だ。

「SNSの普及で怪しい手口が拡散されていることや、摘発数が増えていることもあり、詐欺をする方も相当気をつけているのでしょう。突然の訪問ではなく、事前に『こちらの外壁の劣化が気になりました』『屋根に少しヒビが入っていました』といった手紙を事前にポスティング。後日、感じの良い人があいさつにやってきたりします。事前にお知らせがあり、爽やかな人がアプローチしてくると信用してしまいがちです」(安富さん)

そのほか、「2025年4月から建築基準法が改正されて、省エネ基準への適合が義務化されたため、断熱リフォームが必要」といった専門的な言葉でたたみかけられることも。

「確認しようと検索すると、建築基準法が改正されたことがヒットします。義務化される省エネ基準についてもネットに書かれている。新築に対しての改正で今住んでいる家は義務化されていないのですが、相手を信頼してしまうのです。補助金でリフォーム費用をまかなえると勧め、契約をさせてお金だけ振り込ませるのも手口です」(安富さん)

リフォーム詐欺に打ち勝つためのポイントは

1.「即座の決断は断じてするな!」

智恵の神 オセロ:「いかに甘美な言葉であっても、その場で契約を決めてはならぬ。悪徳リフォーム業者は即決を迫ることが多い。必ず家族や信頼できる者と相談する時間を持つこと!」

慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「焦って決めるのは、悪しき者の思うつぼということですね!冷静な判断が何よりも大切なのですね。」

2.複数業者に尋ねてみよ

慈愛の神 メルシー:「訪問してきた1社に決める前に何ができるのでしょうか。」

智恵の神オセロ智恵の神 オセロ:「多くの声を聞くことが大切じゃ。複数の業者から見積もりを取ることで、適正な価格や工事内容が見えてくる。一人の言葉に惑わされてはならぬ。特に悪徳リフォーム業者のような相手は、比較されるのを嫌がるのだ。」

3.契約書は隅々まで見極めよ!

智恵の神 オセロ:「工事の内容、金額、支払い、期間、そして万が一の時の『クーリング・オフ』。全てを理解し、疑問があれば決して署名してはならぬ。悪徳リフォーム業者は、クーリング・オフの説明をしなかったり、曖昧な契約書を提示することが多いからな。」

慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「大切な契約書だからこそ、一つひとつの項目をじっくり確認し、不明な点は質問する勇気を持つことが必要ですね。」

4.突然の訪問・電話には心を閉ざせ

智恵の神 オセロ:「見知らぬ者からの突然の訪問や電話には、安易に応対してはならぬ。『リフォームは不要です!』と毅然と伝え、心の扉を開けない勇気を持つことじゃ!接触を繰り返してくる場合があるが、相手にしてはならんぞ。」

慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「心を鬼にし、断る勇気も大切ですね。」

5.子ども、親戚、工務店や建物診断の会社など家のかかりつけ医を持とう!

智恵の神 オセロ:「繰り返しになるが、身近な人に相談できるのがベストじゃ。子ども、親戚、建ててくれたハウスメーカーや工務店と連絡を取っていないなら、第三者の建物診断の会社に聞いてみると良い。家の状態や今後、修理すべきポイントなどがわかるぞ。」

慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「決断を迫られたときに、身近な相談先があれば、『相談するので1週間時間をください』と言えば、冷静になれる時間ができますね!」
庭にいる高齢男性に作業着の男が声をかけて、瓦屋根の一部がズレている様子を説明しているイラスト
親切に声をかけてきても安易に信用せずに。(イラスト/おおの麻里)

6.最終的に困ったら助けを求めよ!光の導きとなる場所

慈愛の神 メルシー:「もし、しつこくつきまとわれたら、どうすれば良いのでしょうか?」

智恵の神オセロ智恵の神 オセロ:「まずは一人で苦しみを抱え込まず、すぐに助けを求めることが肝要じゃ!悪徳リフォーム業者は足がつきにくいゆえ、早期の相談が肝心となるぞ!」
慈愛の神メルシー慈愛の神 メルシー:「天界から見守る私たちのように、地上にも頼れる場所があるのですね!心強い限りです!」
【具体的な相談先】

  • 消費者ホットライン:188(いやや!)
  • 警察相談専用電話:#9110
  • 国民生活センター
  • お住まいの自治体の消費生活相談窓口
  • 弁護士などの専門家
専門家家からのアドバイス

巧妙化するリフォーム詐欺から身を守るために、私たちが知っておくべきことは何だろう。

どんなにせかされても、すぐ契約をしないこと。年間100件以上の建物の調査をしていると劣化が出ている建物には多く出会いますが、『すぐに修理をしないと大変!』というようなことは、『現在、屋根が飛んで雨が降り込んでいる状態』などでなければありません。何を言われても、1週間考えさせてくださいなどと伝えて冷静に判断する時間をとりましょう。

それを嫌がる業者であれば怪しいという判断ができますし、1週間あれば親族や友人、住宅診断をしてくれる会社などに相談することもできます。リフォームが必要な状態の場合は、複数の会社に見積もりを依頼することが大切です」(安富さん)

また、日頃からセルフチェックをして家の状態を知っておくことも大切。
「家の中に入って劣化具合を調査するのはハードルが高いため、リフォーム詐欺の場合、外壁や屋根など外からわかる範囲について言ってくることが多いです。自分の家の状態を普段から気にかけていないと、何か言われると不安になりますが、定期的な点検で外壁や屋根の状態を写真に残してあれば冷静に対応できます。チェックは自分でもできます。高い建物の屋根や外壁の上部は難しいですが、一戸建ての屋根は、少し離れたところからだと広い範囲が見えるため、双眼鏡や望遠鏡、スマホのカメラのズーム機能を使って確認するといいですね。自撮り棒の先にスマホを付けて見える範囲で撮影しておくといいでしょう」(田村さん)

身近に相談できる建築関係の人などを味方に付けておくことも安心につながる。建物の状態を第三者の視点で診断し、劣化状態や不具合を診断するホームインスペクション(住宅診断)を受けておくのもいい。
「さくら事務所ではお客様への永年アフターフォローを行っています。以前、ホームインスペクションを利用された方から、『リフォームをした方がいいと言われたのだけど…』というご相談があり、詳細を伺ったらどうやら詐欺だった、というケースもありました。身近に相談できる人や会社がいると、より安心かもしれないですね」(安富さん)

高齢男性が自撮り棒をつけたスマホで、家の外観の目線で見えないところをセルフチェックをしている様子のイラスト
スマホに自撮り棒をつけて見えないところを撮影し、セルフチェックをするのもオススメ。(イラスト/おおの麻里)

闇に潜む罠 ~悪しき者のつながる糸、「トクリュウ」の影とは~

「お宅の屋根の状態が気になって…修理が必要ですよ」などと突然やってくる訪問者。実は、リフォーム会社のスタッフではなく、リフォーム詐欺を隠れみのにした「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」による闇バイトの場合がある。彼らの目的はリフォームの押し売りではない。さまざまな口実を使って敷地や家の中に入りこみ、窃盗や強盗など凶悪な犯罪を行うのだ。

闇に潜む罠
急な訪問者はリフォーム業者ではなく、闇バイトの可能性もある。(イラスト/おおの麻里)

慈愛の神:メルシー「オセロ様、地上で最近よく聞く『闇バイト』というものが、このリフォーム詐欺を装った凶悪な犯罪と深く関わっていると聞きました。これは一体…?」

智恵の神オセロ
智恵の神:オセロ「それは、悪しき者が若き心につけ込み、安易な誘いで罪に引きずり込む手口よ。彼らもまた、利用されているにすぎぬこともあるが、その先に待つのは破滅のみ。そして、この闇バイトと深く結びついているのが、近年顕著な『トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)』という存在じゃ。」

慈愛の神メルシー
慈愛の神:メルシー「トクリュウ…ですか?それはどのような者たちなのですか?」
智恵の神:オセロ「うむ。彼らは特定の組織に属さず、SNSなどを通じて匿名で募集された者が、短期間で入れ替わり立ち替わり詐欺行為を行う、まさに『匿名・流動型』の犯罪グループよ。彼らはリフォーム業者を装い、高齢者の家に侵入し、窃盗や強盗などを行う役目を担っておる。」

慈愛の神メルシー
慈愛の神:メルシー「なんと恐ろしきこと…!不信感を感じたら徹底して警戒心を意識することが大事ですね。」
専門家からのアドバイス

リフォーム会社を装い、家に侵入しようとするのがトクリュウ。留守宅を狙っての空き巣だけでなく、住人がいても無理やり押し入って暴行をはたらき強盗事件を起こすなど、その手口は凶悪化している。

さくら事務所の田村啓さんは、「トクリュウの目的はリフォームの契約や工事をすることではありません。彼らの目的は、リフォーム詐欺とは違い、家の中に入って資産状況を把握することや現金や金目のものが置いてあるかなどをチェックすること。事前に登記簿謄本やGoogleのストリートビューなどで確認したうえで、一人暮らしの高齢者宅を狙います」という。

事前に家族構成や年代などを調査し、やってくるトクリュウ。被害にあわないためにはどうすればいいのだろう。

「現場にやって来るのはバイトとして雇われた素人の場合が多く、比較的簡単な対策でも抑止力になる可能性があります。防犯カメラが付いている家や若い男性がいる家は避けると言われていますから、録画機能付きの防犯カメラを設置して監視していることをアピールする。男性が使いそうなスポーツ用具やアウトドアグッズなどで、男性も暮らしている様子を匂わせるのも効果があるかもしれません」(田村さん)

悪徳リフォーム業者に引っかからないために ~安らぎと平安の願い~

リフォーム詐欺の手口や対策について紹介してきたが、最後におさらいをまとめたので参考にしてほしい。

慈愛の神 メルシー:「オセロ様、今日の教えは、地上で暮らす人々にとって、どれほど心強いことでしょう!特にトクリュウの存在は、知らなければとても危険ですね。」

智恵の神オセロ智恵の神 オセロ:「うむ、メルシーよ。悪しき者は、人々の心の隙につけ込む。悪徳リフォーム業者のように時代の流れとともに形を変える者も現れておるが、ゆえに、この知識と、助けを求める勇気が、何よりも人々を守る盾となるのじゃ。
大切な家を守り、心安らかに暮らすためには、まず自らの心が健やかであることが肝要。怪しき影を感じたら、迷わず光の導きに頼ること!それが、われら天界からの最後の願いじゃ!」
専門家からのアドバイス

訪ねてきた人が悪徳リフォーム業者なのか、本当に親切心から声をかけてきたリフォーム会社なのか、その見分け方は難しい。いえるのは、「契約をせかすケース」は怪しいということ。そのほかにも、「業者が訪問して契約する場合のクーリング・オフについて説明をしない」ケースも要注意だ。

悪徳リフォーム業者にとって狙いやすいのは高齢者の住まい。
「離れて暮らしている高齢のご両親がいらっしゃるなら、録画機能の付いたインターホンや防犯カメラをお子さんが設置するのがおすすめです。遠隔から操作や見守りができる防犯カメラならより安心です。」(田村さん)

リフォーム詐欺を防ぐための対策は、高齢者を狙うトクリュウ対策にもなる。自分も、実家の親も安心して暮らせるよう早めに検討したい。少しでも不安を感じたら、抱え込まずにすぐに相談先に連絡してみよう。それが、あなたや家族を守る第一歩になるはずだ。

息子がPCで防犯カメラを注文しながら、高齢の両親に電話し、「週末、防犯カメラを取り付けに行くね」と連絡しているイラスト
防犯カメラは抑止力のひとつになる。(イラスト/おおの麻里)
まとめ

リフォーム詐欺の手口は巧妙化。訪問者が親切そうで爽やかでも油断しないこと

契約をせかす怪しい業者とはかかわらないこと。リフォームをするなら複数の会社に見積もりを依頼しよう

悪徳リフォーム業者は録画機能付きインターホンや防犯カメラを嫌う。高齢の親がいる実家にも設置するのがオススメ

トクリュウがリフォーム業者を装って強盗・空き巣目的で家や敷地に侵入する犯罪に注意

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文/SUUMO編集部、専門家からのアドバイス 取材・文/田方みき イラスト/おおの麻里
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