熊本県　新築一戸建て（分譲／建売）　着工棟数トップ10社 発表【2014年度】

九州中部に位置する熊本県は、阿蘇山などの山、有明海や島原湾などの海といった森と水に恵まれた自然豊かな県。2016年4月の熊本地震で大きな被害を受け、一日も早い復興が望まれています。人口が多いのは熊本市で、県内の人口の約4割が集中しています。熊本市のベッドタウンの合志市や、玉名市、阿蘇市なども人口が多い街です。熊本県に新築一戸建て（分譲／建売）の建築会社は多くありますが、どのような会社が建てているのでしょうか。2014年度の着工棟数をもとに建築会社のトップ10社を紹介します。（住宅産業研究所調べ）

新築一戸建て住宅の着工棟数が多い会社を都市別で見ていきましょう。
熊本県内で建売の着工棟数が多いのは、子育て支援日本一のまちづくりを掲げている合志市。熊本市のベッドタウンとして人気です。着工棟数上位には大手ハウスメーカーの大和ハウス工業ランクインしているほか、地元の会社では、新築一戸建て住宅の「トレステージ」シリーズを分譲販売している川崎ハウジング九州、オール電化の2×4住宅を手がけるタツヤホーム、そのほか、アネシス、イワイホームが健闘しています。近年、ベッドタウン化が進む菊陽町での着工棟数上位は熊本県内に本社を置く会社です。愛住宅は宅地開発から手がける「オリーブタウン」を熊本市とその周辺地域で供給しています。イワイホームは熊本市や菊陽町で新築モデルハウスを分譲。千里殖産は県内各地で分譲地の「センリタウン」を手がけ家具付きモデルハウスを販売。大商木材は「iHouse」のブランド名で、高断熱セルロースファイバーを断熱材に使用するなど、エコな住宅づくりに取り組んでいます。藤島工務店は200年以上も続く老舗の建築会社です。

熊本県では、地元の建築会社が1棟から10数区画の宅地に建てた、モデルハウスを分譲するケースが多く見られます。同じ建築会社でも、物件によって値段やプランが違いますから、自分の暮らしに合うものを選ぶためにも、複数の物件を比較するのがオススメです。