キッチンリフォームを成功させたい!

こんにちは!

土屋ホームトピアです。

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本日は、キッチンの種類について
ご紹介いたします。
キッチンはリフォームの中でも
ご要望が多い箇所です。
キッチンには大きく分けて5つ種類があります。

●壁付けキッチン
●L型キッチン
●Ⅱ型キッチン
●アイランドキッチン
●ペニンシュラキッチン
の5種類です!
ではそれぞれの特徴ですが

  • 壁付けキッチン

正面に壁があるキッチンのことです。
もっともプラン(配置)しやすく、
限られたスペースを有効活用できます。
個人的には、対面に作業台、ダイニングテーブル
があると配膳しやすくて便利だと思います。

  • L型キッチン

シンクと・コンロが90度で
向かいあう形のキッチンです。
コンパクトにできるので、
家事動線が短くすみます。
個人的に、外国の映画などで
L型キッチンをよく見るので
憧れています。

  • Ⅱ型キッチン

シンクとコンロが並列に
なっているキッチンです。
シンク側とコンロ側にそれぞれ
調理スペースがあり、
調理と配膳が楽になります。

  • アイランドキッチン

コミュニケーションがとりやすく、
回遊型が特徴です。
とても人気があります。
キッチンを中心に
家族でワイワイとお料理が
楽しめそうですね。
面積に余裕があれば
一番採用したいです。

  • ペニンシュラキッチン

アイランドとは違い、
どちらか片方が壁についています。
アイランドは島という意味ですが、
ペニンシュラは半島という意味です。
コミュニケーションが取りやすく、
アイランドほど幅をとらないので
こちらも人気があり、
よく採用される形です。
どのキッチンが気になりますか?
使用される方の
①家事動線
②現状の間取り
③お好みのデザイン
が重要なポイントですが、
特に重要なのは②の間取りです。
間取りを考える上での注意点は
元が壁付けキッチンで同じ場所に
壁付けキッチンをつける場合は
問題ないのですが、
壁付けキッチンから対面キッチンに
変える場合やキッチンを大きく移動させる場合は
間取りが大きく変わってくるので注意が必要です。
ダイニングテーブルセット
の配置や通路の幅、
冷蔵庫、電子レンジの位置などなど
「これが良い!」と思っても
現状の間取りや配管などの問題で、
残念ながら難しい可能性もありますので、
詳しいことはリフォーム会社にご相談ください。

この記事を投稿した会社について詳しく知る

https://suumo.jp/remodel/ki_0001408/store/?ar=010

 

ー 記事を投稿した店舗 -

◆店舗名:土屋ホームトピア

◆施工可能エリア:東京、神奈川、京都、兵庫、福岡 全国(一部エリアを除く)

◆会社・店舗ページ:https://suumo.jp/remodel/ki_0001408/store/?ar=010

◆フリーダイヤル:0120-093-033

◆会社概要

 【定休日】水曜日

【営業時間】9:00~18:00

「システムキッチン」と「造作キッチン」、どこがどう違うの?

「システムキッチン」と「造作キッチン」、どこがどう違うの?

「キッチンのリフォーム」=「システムキッチンを選ぶ」だと思っていませんか? キッチンへのこだわりをかなえたいなら、キッチンを「造作する」方法もあるんです。でも、どういうメリット・デメリットがあるのかも実はよくわからない……なんてこと、ないですか? ここでは、システムキッチンと造作キッチンそれぞれの魅力や違いについてご紹介します。

 

使いやすくまとめられているシステムキッチン

“既製品”のイメージが強いシステムキッチンですが、それだけ多くの人にとって使いやすく、求められる仕様やデザインでまとめられていると言えます。例えば「掃除のしやすさ」はよくシステムキッチンの魅力に挙げられています。

ショールームでキッチン一式まるごと体験できるのもシステムキッチンならでは。大手メーカーの最新技術が凝らされた便利な器具や、オシャレなパーツなども魅力的です。手をかざすだけで水が出し止めできる水栓や、スイッチ1つで降ろしたり上げたりできる自動式の吊り戸棚など、実際に体験してみれば、自分では想像もつかなかった良さに気づくかもしれません。

こういったアイテムは“そのメーカーのシステムキッチン限定”であることが多く、造作キッチンに組み込みたくても単体では販売していない……というケースも珍しくありません。また、仕様がある程度決まっているので、キッチンの入れ替えだけなら2~3日で済むこともあるなど、比較的工期が早いのも特徴と言えます。

 

造作キッチンならパーツ1つからこだわって選べる

写真:fotolia

細かいところまで自分と家に合わせられる造作キッチン

オリジナルの仕様や個性的なデザインも思いのまま

一方で、条件と予算さえ合えば自由にキッチンをつくれるのが造作キッチンの魅力。ステンレスや大理石など天板の素材にこだわる、アンティークのパーツを使ってカントリー風のキッチンにするといった自分なりのこだわりも叶えられます。

また、ミリ単位でキッチンを設計できるので、空いたスペースにオリジナルのラックをつくるなど、家の間取りや使う人に合わせた仕様で家事のしやすいキッチンに仕上げることもできます。

 

工期・予算は膨らみがち……だけど抑えることも可能

ある程度仕様の決まっているシステムキッチンと違って、一点ものとも言える造作キッチン。当然、工期もシステムキッチンより長く、こだわるほどに予算も膨らみがちです。

とは言え、予算をかける部分とかけない部分を自分で選べるのも造作キッチンの利点。「収納をつくり込まずあえてオープンスペースにする」、「素材をより手ごろな価格のものにする」といった風に、設計士などの意見も聞きつつ上手く選んでいけば、システムキッチンよりも低予算で造作キッチンを実現するのも決して無理なことではありません。

 

まとめ

キッチンやインテリアにこだわりのある方に造作キッチンが向いているのは言うまでもないですが、家事のしやすさや予算で考えるとなると、システムキッチンと造作キッチンのどちらが向いているかはまさにケースバイケース。早々と決めてしまうよりも、まずはキッチンを使う人や家族の「こういうキッチンにしたい!」という希望をしっかりまとめて、専門家やリフォーム経験者に意見を聞いてみるのもいいかもしれません。

 

システムキッチンの基礎知識

 

主婦の関心度が高いキッチン。ダイニングやリビングの間取りプランを考えたり、キッチンレイアウトや収納やシンクなどの機能性、手入れのしやすさなどをチェックしよう。

 

システムキッチンの基礎知識

 

好みや必要に応じて素材やビルトイン機器を選べる

システムキッチンは、キャビネットやビルトインタイプの設備機器の上部に、継ぎ目のない天板を組み合わせたもの。キャビネットのサイズは数種類あり、隙間を調整するカバー部材も用意されていて、キッチンのレイアウトパターンに合わせどんな空間にもほぼぴったりと収められる。扉の素材や色、デザインのバリエーション、設備機器の種類も豊富で選択肢は広い。

 

【選び方のポイント1】オープンかクローズドか、対面式か壁付けか。キッチンのスタイルを決める

キッチンは、ダイニング空間とのつなげ方によってオープン、セミオープン、クローズドといったスタイルに分けられる。その中で、キッチンセットをI型、Ⅱ型、L型、U型、アイランド型など、どんなレイアウトにするかを決めるのが一般的な手順だ。

 

キッチンのスタイル

■クローズド型

キッチンセットの前後に壁があり、ダイニングが別室になっている。煙や作業の音が流れにくい

 

■セミオープン型

ダイニングに向かった壁が部分的にオープンになっている。作業しながら会話も楽しめる

 

■オープン型

ダイニング側には壁も吊戸棚もなく、フルオープンになっており開放的。現在は最も人気

 

キッチンのレイアウトパターン

■I型

■Ⅱ型

■L型

■U型

■アイランド型

■ペニンシュラ型

 

選択のポイントは、キッチンの広さと、キッチンに主に立つ人がどう作業をしたいかによる。キッチン空間だけ別にとるスペースの余裕がない、または家族と一緒に調理や片づけをしたい場合は、ダイニングと同一空間に設けるオープンスタイルがオススメ。最近では、アイランド型のカウンターを広めにとったプランが人気だ。作業の手元だけは隠したいという場合は、吊り戸棚などでダイニング間の一部を隠すセミオープンに。作業は集中して行うのが習慣、といった家庭では、クローズド型が適している。

 

【選び方のポイント2】収納やシンク、天板などのパーツは機能性と使い勝手のよさを考慮する

パーツは、使い勝手のよさを考えて選ぶことが大切になる。例えば収納。シンク下のフロアキャビネットは、現在では引き出し式が主流で、奥のほうまで見渡しやすく出し入れもしやすい。高さのある物や鍋を重ねて入れたい場合は、従来の開き戸式を選択するとよい。吊り戸棚は、あまり高い位置にあると使いにくい。そこで天井から頭の位置までのロングタイプや、昇降式の戸棚を利用しよう。安全面は、耐震ラッチなどを備えているかもポイント。

天板はステンレスと人造大理石の2種類が一般的。いずれも機能的なことに違いはないが、ステンレスのほうが汚れ落ちもよく、より耐久性に優れる。人造大理石は質感が美しく、キッチンのインテリア性を重視したい人向きだ。

シンクはステンレスや樹脂素材がある。奥行きが50cm前後の広いものが標準で、このサイズだと中華鍋や大皿が洗いやすい。最近では、水道水の水ハネの音を低減する機能も登場。リビングとつながるオープンキッチンなどで、作業中の音が気になるという家庭では、ぜひチェックしておこう。

 

【選び方のポイント3】手入れのしやすさも要チェック

水栓金具は、いくつかの種類があるが、最近のシンクは大型化しており、その分、内部の清掃に手間がかかる。引き出して隅々まで洗えるホース式のシャワータイプを選ぶと便利だ。キッチンの扉材も、汚れの落としやすさがポイントに。光沢のある鏡面仕上げで、かつ凹凸の少ないデザインだと、汚れがつきにくく埃もたまりにくい。淡い色では汚れが目立つので、掃除をまめにする習慣もつく。壁材にも留意を。最近はパネル素材のものが一般的になっており、表面がツルツルして、簡単な拭き掃除できれいになる。

 

【選び方のポイント4】価格が変わるポイントを知り、予算に合った選択を

キッチンはシンクと吊り戸棚、ガスレンジ、レンジフードのついたセットで基本価格が設定され、扉や天板、収納部材を変更したり、設備機器を加えていくことで価格が変わる。中でも扉材は種類が多く、どれを選ぶかで価格に大きく差が出る。ちなみに新築時の、キッチンのトータルの購入金額は、リクルートの調査では、平均すると148.5万円という結果が出ている。

 

住まいの設備を選ぶ本(2016年春 1月26日発行)掲載

 

文/川成亜紀

 

キッチン関連機器の基礎知識

 

キッチン設備の選び方次第で、作業の効率は違ってくる。加熱調理機器や生ゴミ処理機、食器洗い乾燥機、浄水器、レンジフードなど現代の必須アイテムの機能を見ていこう。

 

■ガスコンロの基礎知識

効率がよく安全に。手入れのしやすさも向上

加熱調理機器の代表であるガスコンロ。4000kcal/h前後と、それ以下のカロリー数のバーナーを組み合わせた3口タイプが一般的だ。天板寸法は60cm以外に、75cmとワイドなものが開発されている。熱効率のよさはもとより、安全性の高い設計、調理に便利な機能、手入れのしやすさ、清掃性なども、従来のガスコンロと比べて格段にアップしている。

 

【選び方のポイント1】バーナーの安全性、多様な便利機能をチェックする

最近のガスコンロは多機能になっているので、まずは性能面を詳しくチェックしておこう。

近ごろの機種は安全性が格段に高くなっている。コンロの各バーナーにはセンサーが搭載され、鍋底の温度を常にチェック。自動的に火力を調節するだけでなく、空焚きを防止したり、消し忘れ時には自動的に消火したり、煮物などの焦げ付きを検知する。また機種によっては鍋がないと点火しない、使用中に鍋を外すと弱火になるといった検知機能も備えている。

また、揚げ物時の温度調節や自動炊飯・自動湯沸かしなど、調理を効率よく仕上げるための機能も充実している。

 

【選び方のポイント2】掃除のしやすさ、デザイン性も向上。価格帯が広いので必要な機能を見極めて

掃除もしやすくなっている。例えば鍋をのせる五徳は軽量でシンプルな形状で、簡単に外して洗える。プレートは汚れ落ちのよいガラス質やフッ素塗装の素材、フラット形状のものが一般的に。

またデザイン面では、操作パネル部分が、オーディオ機器のようにスタイリッシュなものなど、キッチンのインテリアにこだわる人も満足のいくタイプが登場。

価格は5万円台から20万円台くらいが多い。その差は、ここで紹介したような機能がどの程度備わっているかによる。何が必要か詳細をよく確かめて選びたい。

 

■IHクッキングヒーターの基礎知識

鍋底を発熱させ、周辺の汚れが少なく高い熱効率

加熱調理機器として、IHクッキングヒーターが定着している。そのしくみは、磁力線の働きで鍋底自体を発熱させて調理を行うもの。スイッチを入れるとプレート下のコイルから発生する磁力線によって鍋底にうず電流が生じ、発熱に導く。火力の強さ、清掃のしやすさ、さまざまな安全&便利機能が備えられていることなどが利点として挙げられる。

 

【選び方のポイント1】ガスコンロと違う点や、基本機能の詳細を把握する

最近の商品は、さまざまな安全機能が充実している。例えば鍋を外すと約1分後に自動的に通電がオフになったり、鍋底の温度を過度に上昇させない機能、切り忘れ防止などで、子どもからお年寄りまで安心して使える。また、特殊ガラス質のプレートは、フラットな形状で、掃除もラクにできる点も大きなメリットとされる。

火力は通常2kwのヒーターでガスの4000kcal/hのバーナーに相当し、最高の火力は3kw。保温から中火、強火まで火加減を調節できる。ボタンはトッププレート上などにあり、指で軽く触れるだけで操作できる。

そのほか、光センサー搭載で安定した高温調理ができたり、自動湯沸かし、自動炊飯機能などがついている機種もあり、調理の作業効率がアップする。

 

【選び方のポイント2】オールメタルタイプや進化したグリルの機能もチェック

通常のIHは、使える鍋は底が平らな鉄やステンレスに限られる。そこで最近では、アルミ、銅などほかの素材の鍋も対応可能なオールメタルタイプも登場。これまで愛用していた鍋を使いたいから、と選択する人も多い。

またグリル(※1)は、受け皿に水を入れなくても調理でき、庫内のワイド化で大きなピザやたくさんの魚が一度に焼けたり、煙や臭いをカットする機種も出ている。

※1 メーカーによっては、「オーブン」と呼ぶ

 

【選び方のポイント3】トッププレートの幅や火力などで価格に差。必要な機能を選ぶ

普及タイプのIHはトップのプレートの幅が60cmで、最高火力は2kw~3kw。価格は20万円台からそろう。高級タイプでは幅が75cmとワイドなものもあり、最高火力は2.5kw〜3kw。自動湯沸かしや炊飯、ロースター脱煙などの便利な機能がついて、20万円台後半の価格帯となる。オールメタルタイプは30万円台以上と高額。キッチンの広さやわが家に必要な機能、どんな鍋を使いたいかを考えて選ぶようにしよう。

ちなみに、IHとガスコンロでは、調理にかかる光熱費に大きな差はない。電力会社との契約の際には、電気料金メニューの内容もよく確かめておきたい。

 

■食器洗い乾燥機の基礎知識

家事がラクになり、衛生的で節水効果も高い

キッチンの設備で人気が高く、多くの家庭で取り入れられている食器洗い乾燥機。食器洗いの面倒な手間が省け、食後の時間にゆとりが生まれること、高温のお湯ですすぐため油汚れがすっきりと落ちて、フキンを使わずに乾燥できるので清潔、などの点が評価されている。手洗いと比較すると、使用水量も少なく節水効果が高く、光熱費トータルでも割安になる。

  

【選び方のポイント1】扉の開閉方法や食器の収納量をチェックする

食器洗い乾燥機はシステムキッチンのフロアキャビネット内に組み込んで設置し、面材も同じ素材で統一できる。タイプは、扉の開き方の違いで、前開き式と引き出し式に分けられる。輸入品に見られる前開き式は、庫内容量が大きくたくさんの食器が入る。

最近、より広く普及しているのが引き出し式。腰をかがめずに出し入れできるので、より作業がラクになる。目安として、幅45cmタイプでは家族4~6人分・約40点、60cmタイプは約50点の食器が収納できる。

一方輸入品の前開き式は、国産の製品と比べると、排水管が本体の横にくる分、庫内が大きく、同じ寸法でもより多くの食器を収められる。家族の人数や日ごろから使う食器の点数、キッチンの大きさから、わが家に適したタイプを選ぶようにしよう。

 

【選び方のポイント2】ミストや蒸らしなど洗浄方式、カゴの設計の違いにも着目する

最近の食器洗い乾燥機は、従来取れにくかった汚れをいかにして落とせるかを主眼に、開発が進められている。例えば、洗いと蒸らしを繰り返すことで汚れを浮かせて落としたり、高濃度の洗剤を含んだ洗浄水で事前洗いし除菌するなどで、口紅のあとや茶渋、カレーのこびりつきなどの汚れも徹底して落とせるようになっている。各社の製品の洗浄方法をじっくりと比較検討してみたい。

洗浄から乾燥までの時間は、多くの機種が1時間あまり。洗浄時には若干の音が出るので、深夜稼働させるなどの使い方をするなら、ショールームに出向いて音の大きさも確認してほしい。そのほか、庫内のカゴの、食器や小物の収めやすさも見ておこう。

価格は、幅45cmの引き出し式で10万円台後半からそろう。幅60cmの庫内容量の大きい輸入品は、30万円前後と高額になる。

 

■生ゴミ処理機の基礎知識

生ゴミの量を、手軽に衛生的に減らす

生ゴミ処理機の普及も進んでいる。操作は庫内に投入するだけと簡単。処理できるのは、野菜屑や果物の皮、魚の骨、肉類。貝殻など処理できない、または処理に注意が必要な食品も一部あるが、それでも家庭内のゴミは格段に減る。処理物はそのまま捨てるか、園芸用の堆肥にも活用できる。

 

【選び方のポイント】乾燥式、バイオ式の処理方法の違いを見る

処理方法によって種類が分かれる。現在最も開発・普及が進んでいるのが「乾燥式」。処理機内のゴミを高温の熱風で加熱し乾燥、かさを減らす。処理時間が速く、手入れがラクなのが利点。屋内に置ける機種が多く、ゴミ箱感覚で使うことができる。

「バイオ式」は、処理機内のバイオチップの中の微生物にゴミを分解させるもので、定期的にチップを追加する。価格は4万円〜7万円台が多く、電化製品の量販店で購入できる。そのほか、排水口に直接生ゴミを投入し、シンク下の処理槽内で処理するタイプもある。

購入に際しては補助金制度を設けている自治体もあるので、詳しくは地元の役所に確認を。

 

■浄水器の基礎知識

おいしい飲料水を、家庭で簡単に得られる

おいしい水を求め、浄水器を取り入れる家庭も多くなっている。浄水器は、設置のスタイルによって種類が分けられ、浄水のシステムやろ過材も中空糸膜、活性炭、セラミックなどによるものがある。性能面でも、水道水中の濁りやサビ、塩素を取り除くものから、鉛やトリハロメタン、身体に有害な微生物までを除去するものなど多様だ。

 

【選び方のポイント】人気のあるビルトインタイプの特徴を知る

浄水器は設置方法によって種類が分かれる。昔からあるのは、蛇口の先端に取り付ける直結型やシンク上部にカートリッジを置く据え置き型。最近では、シンクの下にカートリッジを設置するビルトイン型が出ており、新築やリフォーム時に好まれる。

さらにビルトイン型には2種類あり、浄水専用の水栓を設置する使い勝手のシンプルな「浄水専用水栓型」と、浄水と水道水をコックなどで切り替える「兼用水栓型」とがあり、シンクまわりをすっきりと使える。

総じてカートリッジの交換時期は機種によって異なる。本体の価格以外にカートリッジの費用、シンク周辺のスペース、浄水性能の違いなどを比較検討して選びたい。

 

■レンジフードの基礎知識

シロッコファンで油煙を排出する

レンジフードは、調理中に発生した煙や湯気、臭いを戸外に排出するための設備。現在は、ダクトを通じて排気口まで油煙を誘導するシロッコファンタイプが一般的になっている。従来のプロペラファンよりも吸引力が強いため、高断熱、高気密の住まいには最適だ。IHクッキングヒーター対応の機種も出ている。

 

【選び方のポイント】タイプや便利機能、掃除のしやすさをチェック

人気のオープンスタイルのキッチンでは、能力の高さやフードのデザイン性、掃除のしやすさがより重要なポイントになる。

フードは標準的に用いられているのが深型のブーツタイプ。低い位置から効率よく油煙を誘導するアイレベルタイプ、対面式やアイランド型などのキッチンで用いる大型タイプ、コンロ間近から排気する下引きタイプなどがある。

機能面では、コンロと連動して自動的に稼働を始めたり、炎や煙の状況を察知して自動的に風量の調節を行うもの、リモコンで操作できるものなど多彩だ。また、フィルターは取り外しがしやすく、最近では自動洗浄機能付きのレンジフードも登場している。

 

住まいの設備を選ぶ本(2016年春 1月26日発行)掲載

 

文/川成亜紀

 

給湯器の基礎知識

 

キッチンや浴槽のお湯をつくる給湯器は、ガスを熱源としたもの、電気温水器、省エネ性が高いエコキュート、エコウィル、エネファームなど選択肢が広がっている。

 

ガスふろ給湯器の基礎知識

保温や追い焚き、足し湯など多機能になった

従来から広く普及しているガスふろ給湯器。

20号か24号の出湯能力(水温+25℃上昇したお湯を1分間に20~24リットル出湯可能)で、屋外の壁掛け式タイプが一般的だ。自動でお風呂のお湯張り、保温、追い焚き、足し湯などができ、操作は浴室とキッチンにつけるリモコンの操作盤で行う。

リモコンの表示は詳細で、省エネに取り組みやすい。近年では、ガス使用量を抑えてCO2を削減し節約効果もある高効率型のエコジョーズの普及が進んでいる。

 

【選び方のポイント】号数と機能を確認。自家発電の新しいシステムもチェック

号数はどれだけのお湯が使えるかの目安になり、シャワーと洗面室、キッチンで同時使用が可能なのが20号以上だ。4〜5人家族では24号を選ぶケースが多い。お風呂沸かしの機能は、フルオートとオートがあり、違いは、自動で足し湯ができるかどうか。

また、最近ではガスを使い自宅で電気を生み出しながら、そのときに発生する熱で給湯を行うシステムが登場し注目を集めている。エネファームやエコウィルと呼ばれる商品だ。エネファームは、国や自治体の補助金を活用できる。

 

電気温水器・エコキュートの基礎知識

深夜電力利用の電気温水器、ヒートポンプ式のタイプも

電気温水器はタンク内のヒーターでお湯を沸かす。深夜電力など安い電気を使って沸かし、蓄えて昼間使えるのが魅力。エコキュートは、お湯づくりをエネルギー効率の高いヒートポンプ式で行うというもの。空気の熱を利用するもので、省エネルギー性能の高さが注目されている

 

【選び方のポイント】タンク容量と省エネ性にどこまでこだわるか

電気温水器は3~5人家族では370L、それ以上の人数だと460Lのタンク容量を選ぶのが一般的。設置には電力会社との深夜電力契約が必要になる。

近年では、空気の熱を利用してお湯を沸かすエコキュートが普及。給湯以外に床暖房や浴室の暖房・乾燥もできる多機能タイプもある。さらに軽量、コンパクトで価格を抑えたネオキュートも誕生しており少人数家庭にオススメだ。

 

住まいの設備を選ぶ本(2016年春 1月26日発行)掲載

 

文/川成亜紀