昨年の5位から3位へとランクアップしたのが北摂の人気エリア千里中央（豊中市）。日本最初のニュータウン「千里ニュータウン」の一角に位置しており、まちびらきから50年を経た今では大規模なリニューアルで注目を集めている。
もともと計画的に住宅開発が進められたエリアだけに、街としてのポテンシャルは高い。まずはアクセス。千里中央駅は北大阪急行線の始発駅で、新大阪、梅田、なんば、天王寺と大阪の主要ターミナルを南北に縦貫する大動脈・地下鉄御堂筋線との直通運転も行っている。また、郊外部を環状に結ぶ大阪モノレールとの乗換駅でもあり、千里中央から新大阪へは13分、モノレールを使えば大阪空港へ12分と出張にも便利だ。さらに、北大阪急行は北への延伸計画が動きだしており、新箕面（仮称）までが2020年に開業の予定。道路網は東西に中国自動車道と中央環状線（一般道）が通じている一方、南北には新御堂筋と箕面グリーンロードが貫いており、関西一円どこに行くのも非常に便利な立地となっている。
駅には大規模ショッピングモール「せんちゅうパル」や、阪急百貨店、ヤマダ電機なども近接。ほとんどのショッピングは駅周辺で事足りるだろう。また、周辺では再開発も進んでおり、タワーマンションや、図書館など豊中市の文化施設が整備されているほか、ライフサイエンス系のオフィス、医療・福祉施設の整備も進行中。現在は「よみうり文化センター」が建て替え中で、51階建てのマンションと商業施設に生まれ変わる。商業施設は2017年春の開業予定で、プールや医療施設、グルメスーパーや専門店街も整備される。
一方で、駅から10分ほど歩けば古くからの団地やマンション群、一戸建ての住宅地が広がる。千里ニュータウンでは、古い団地の建て替えが進んでおり、分譲マンションへと姿を変えている物件も多い。10年前と比べても駅周辺の風景は大きく変わっている。
駅徒歩圏では建て替えも含めて新築マンション分譲が多く、価格帯は4000万円〜5000万円台が中心。ファミリータイプで3000万円台からの物件もある。賃貸の家賃は徒歩10分圏で3LDKのファミリータイプが7万5000円前後から21万円台、駅徒歩2分で3LDKのタワーマンションでは30万円台と幅が広い（SUUMO掲載情報より抜粋、2015年2月16日時点）。また、新千里東町にはURの団地があり、50m2台の3DKが6万8000円から募集されている。予算に応じてさまざまな選択肢があることも千里中央の特徴だ。
これからも、北摂の中心駅として一層求心力が強まりそうな街だ。
緑が多く静かで住環境が充実している。また、買い物や通勤通学にも始発駅であり便利であるため。
緑と都市機能の融合がされていて、便利さと安らぎを両方得られるから。
駅直結マンションも多くて便利。デパートもスーパーも電器店も何でもあるため都会に出なくてもほぼそろう。
転勤族もなじみやすく空港に行くのも都心に行くのもとにかく移動に便利で、治安も良くとても落ち着くから。
通勤に便利。駅前に商業施設や医療施設が充実しており、基本的には困らない。同じような家族が多いイメージなので安全そう。