昨年の3位から8位へとランクダウンしたものの、安定して人気が高い江坂（吹田市）。江坂駅には市営地下鉄御堂筋線と北大阪急行南北線が乗り入れ、梅田、淀屋橋、本町といったビジネス街へも直通。また、新幹線と接続する新大阪駅まで2駅、伊丹空港行きのモノレールに乗り換え可能な千里中央駅までも3駅と、出張や帰省にも非常に便利な街だ。
江坂の魅力を一言で表すと、「バランスの良い街」ということだろう。江坂駅から千里中央へ向かうと緑が増えベッドタウンの色彩が濃くなっていく一方、大阪方面へ向かうとオフィスや商業施設が増えて都心色が強くなっていく。そのちょうど中間地点に位置し、都心と郊外それぞれの良さがほどよくミックスされた街が江坂なのだ。大阪空港が近いため航空法による建築物の高さ制限もあり、100ｍ級の高層建築物が建てられないことも、必要以上に都会っぽさを感じさせない理由かもしれない。道路事情を見ても、新御堂筋や大阪内環状線という幹線道路が通り交通量も多い街だが、一本中に入ると公園の緑や住宅が広がっている。
駅の東側には植物園のようなアトリウムを持つオフィスビルや予備校、専門学校などが立ち並んでいる。そのすぐ横には花見スポットとしても人気の江坂公園が整備されており、公園を取り囲むようにマンションが点在。住民たちの憩いの場となっている。
駅の西側「豊津町」には「東急ハンズ江坂店」や「東急イン」、いくつもの商業ビルがありショッピングやグルメにも便利。「グルメシティ」「関西スーパー」といったスーパーも充実し、「江坂ウエストサイドストリート」には若者向けのカフェや飲食店も多い。西に少し歩くと一戸建ての住宅も点在し、テニスやゴルフなどのスポーツ施設やレストランからなる複合施設「アメニティ江坂」までも約15分だ。
なお、「東急ハンズ江坂店」は1983年に関西圏で初めて出店された店舗で、“都会的でセンスのいい街”という、江坂のイメージの象徴でもあった。良い意味で大阪っぽくないことも、転勤で住まい探しをするサラリーマン層に人気が高い理由かもしれない。
駅徒歩圏では中古マンション流通も多く、10分以内で60m2前後のファミリータイプが築古であれば1500万円以下から、築10年前後なら駅の南東「南吹田5丁目」エリアなどで2500万円台からの売り出しがある。賃貸物件では駅から徒歩10分圏内で60m2台の3LDKが8万円台から14万円台、築年数の古い物件も多いので、築年によっても賃料に幅がある。（SUUMO掲載情報より抜粋、2015年2月22日時点）。
今後も、バランスのとれた暮らしやすい街として、江坂の人気は不動のものとなりそうだ。
梅田や新大阪へのアクセスも良く、またショッピングスポットも充実しているため。
都会で会社通勤に最高。駅前には買い物が便利そう。新大阪までもすぐに出られるし、都会過ぎて疲れるかもしれないが、とりあえず交通の便の良さがうらやましい
梅田にも近く、さらに交通の便も良く、吹田市であり福祉、教育にも力を入れている。
周りにたくさんの商業施設がある。中心街までも近く、通勤もそんなに時間がかからない位置だから。
梅田に出るのに便利で、新大阪で新幹線に乗るのにも便利で、繁華街みたいにそんなにゴミゴミしていないから。