マンションVS一戸建て 買うとき・買った後の住居費を比べてみよう

買うとき・買った後の住居費を比べてみよう

マンションと一戸建ての住居費は、どこが違うの?また、同じ価格の物件を買う場合、長い目でみるとどちらがおトクなの?住居費の違いを解説しよう。

買うときにかかる費用の内容は?

購入諸費用は、『一戸建て』のほうが高い

家を買うときにかかる購入諸費用の目安は、一戸建てが物件価格の6%~10%、新築マンションは2.5%~5%(中古は5%~8%)。一戸建ては新築でも仲介手数料がかかる物件が多く、登録免許税や火災保険料もマンションより高くなるためだ。

購入費用と資金計画を比べよう(価格3000万円の例
※購入諸費用/マンションは価格の3%、一戸建ては7%(共に新築とする)。住宅ローン/金利2%、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス時加算なしとして試算

マンションと一戸建てで差が出る費用

【特約火災保険料・特約地震保険料】
準耐火構造の保険料は、一般的な木造一戸建ての場合30万円~40万円程度だが、鉄筋コンクリート造等のマンションは数万円(「準耐火構造」の要件を満たす一戸建ては木造より保険料が安くなる)。特約地震保険料(任意加入)も一戸建てのほうが数万円程度高い。

【登録免許税】
住まい(土地と建物)の不動産登記にかかる税金で、一般的な新築住宅の場合、10万円~20万円程度が目安。一戸建てはマンションより土地面積が広いため、税額が数万円高い。

【仲介手数料】
新築・中古の一戸建てや中古マンションは、売主と買主の間に立つ仲介会社に「仲介手数料」を支払うケースが多い。手数料額は「(物件価格×3%+6万円)+消費税」が一般的(3000万円の物件の場合、96万円+消費税)。新築マンションは、仲介手数料はかからない。

【修繕積立基金と水道加入負担金】
「修繕積立基金」は、新築マンション特有の費用で20万円台~40万円台が多い。「水道加入負担金」は新築一戸建て特有の費用。購入するエリアにより10万円台~30万円台と金額が異なる。また、この費用がかからないエリアもある。

【そのほかの費用】
契約時に必要な印紙税や住宅ローンの事務手数料や保証料など、マンション・一戸建てともにかかる費用がある。

詳しくは>>購入に必要なお金を知ろう

買った後にかかる費用はどっちがトク?

管理費等を毎月支払う『マンション』のほうが高くなる

家を買った後の住居費で、マンション、一戸建て共通なのは「住宅ローン返済額」「固定資産税・都市計画税」。さらにマンションは、毎月「管理費・修繕積立金」の支払いがあるため、長い目でみるとマンションの住居費が高くなるケースが多い。

家を買った後にかかる費用を比べよう

【毎月返済額】一戸建てが高くなることも
一戸建ては購入諸費用の分、住宅ローン借入額が高くなることも。例えば、借入額が200万円高い場合、毎月返済額の差は6600円、総返済額は277万円違ってくる。
※金利2%、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス時加算なしの場合

【管理費・修繕積立金】マンションのみにかかる費用
管理費」と「修繕積立金」は毎月支払う費用。月2万円と仮定して50年間の総額を計算すると1200万円にもなる。

家を買った後にかかる費用を比べよう

【固定資産税・都市計画税】税額は一戸建てのほうが高め
住まい(土地と建物)の所有者にかかる「固定資産税都市計画税」は、土地面積の広い一戸建てのほうが高め。税額は3年ごとに見直され、年を経るにつれて建物分の税額は減っていく。一方、土地部分はその時点の地価をもとに設定される。

【住まいのメンテナンス費用】
一戸建ても、家を長持ちさせるためには定期的な点検や修繕が必要。修繕費用として数十万円~数百万円の費用が必要な時期もあるので、計画的に資金を貯めておくことが大切だ。
なお、マンションも、壁紙の張り替えやガス給湯器の取り換えなど、家の中のメンテナンスは自分で行う必要がある。

文/森島薫子 イラスト/ワタナベモトム
2015年6月3日
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