新潟県　新築一戸建て（分譲／建売）　着工棟数トップ10社 発表【2014年度】

新潟県は冬の寒さが厳しく積雪が多い県。ここ数年は温暖化の影響か、積雪量は減ってきていますが、重たく湿った雪は冬の暮らしや住宅の雪対策に影響しています。建売住宅は、新潟市内での供給数が多く、特に新潟市西区、東区、中央区で活発です。そのほか、内陸部では上越市と長岡市で、数棟単位のミニタウンやモデルハウスの分譲が見られます。新潟県に新築一戸建て（分譲／建売）の建築会社は多くありますが、どのような会社が建てているのでしょうか。2014年度の着工棟数をもとに建築会社のトップ10社を紹介します。（住宅産業研究所調べ）

新築一戸建ての着工棟数が多い会社を都市別で見ていきましょう。
新潟市の中でも建売の分譲が多かったのは西区。上位5社に入ったイシカワは新潟市に本社があり、ローコストで高品質の住宅を全国に展開しています。県内では新潟市内のほか、新発田市や長岡市などでも新築一戸建てを扱っています。新潟市本社の北都ハウス工業（現・パパまるハウス）は充実した標準仕様やデザイナーによる多彩なバリエーションが特徴です。そのほか、アーネストワン、アイダ設計、ミサワホームが上位に入りました。長岡市では、上位7社のうち3社が積水ハウス、タマホーム、ミサワホームなどのハウスメーカーですが、新潟県内の会社も健闘。一代工務店は長岡市、三条市などで建売住宅を販売。越路建設は長岡市で231区画の大型分譲地「さくらニュータウン下々条」を販売中。モデルハウスの分譲実績もあります。ダイエープロビスは、長岡市内に全80区画の住宅用地と、事業・商業予定地のある複合タウン「ララコート喜多町」を分譲中です。そのほか、埼玉県に本社があるアイダ設計もランクインしています。

新潟県では、ハウスメーカーや地元の建築会社が建売住宅の販売を手がけています。また、新潟市や長岡市などで、タウンの開発を手がける会社もあります。会社によって建売住宅にも特色がありますから、購入したいエリアの複数の物件を比較して選びましょう。