鳥取県は中国地方の日本海側にあり、県東部は兵庫県に、県西部は島根県に、県南部は岡山県に面しています。県の南側には中国山地が横たわり、この影響で冬季には降雪が見られます。県内は大きく3エリアに分けられます。県庁所在地の鳥取市を中心とした東部エリア、米子市や境港市を中心とした西部エリア、東部と西部にはさまれた倉吉平野周辺のエリアです。
鳥取県に新築一戸建ての建築会社は多くありますが、どのような会社が建てているのでしょうか。2013年度の着工棟数をもとに建築会社のトップ10社を紹介します。(住宅産業研究所調べ)
鳥取県内では新築一戸建て(分譲/建売)住宅はどの建築会社が建てているのか、着工棟数トップ10に入った会社を見てみましょう。16社のうち、全国で分譲を行っている大手ハウスメーカーは、積水化学工業、積水ハウス、大和ハウス工業、ミサワホームの4社。どの会社も鳥取県内に支社や支店、モデルハウスを置き、鳥取市や米子市を中心に分譲住宅を販売。積水ハウスはタウン「コモンライフそだち」などで販売実績があります。
鳥取県に本社がある会社は12社。鳥取市の会社が多く、2×4(ツーバイフォー)工法のケーアイ・ホーム、木造在来工法の大功、屋上庭園住宅や省エネ住宅を手がける中央建設、太陽光発電付きや省エネ・高断熱住宅などを分譲販売するマキタホームなど、それぞれに特徴のある会社がランクインしています。リフォームワンはリフォームの会社ですが、鳥取市内で新築一戸建てのモデルハウスの分譲を行っています。そのほか、鳥取市のジューケン、三宅工務店、米子市本社のこざさ建設、辻工務店、美保テクノス、境港市のアート建工、琴浦町の井木組が並んでいます。
鳥取県では、県内に本社がある地元の建築会社が新築一戸建ての販売を多く手がけています。各会社が工法やプランにさまざまな工夫をこらし、さまざまなライフスタイルに合う提案を行っていますから、理想の住まいに出合えるよう複数の会社を比較してみましょう。
【調査概要】
○調査会社:住宅産業研究所
○調査年度:2013年度(2013/4/1~2014/3/31着工)