快適な暮らしができる度チェック 犬編

公開日 2010年05月14日
快適な暮らしができる度チェック 犬編

答えはYes? それともNo?

Q.01 エレベーターに犬を載せても問題ない。

【答え】Yes
【解説】犬をエレベーターに乗せること自体は問題はありません。ただし、他の同乗者への配慮は忘れずに。

【ワンポイントアドバイス】

小型犬ならリードをつけた状態で抱きかかえる、またはキャリーバックへ入れる(顔を出す場合は、リードをつけておいた方が安心です)ようにします。抱きかかえることが難しい大型犬は、リードをつけ、壁側におすわり、またはふせの姿勢を保つようにコントロールするのがベストです。また、犬嫌いの人やアレルギーの人がいる可能性も考えて、一言声をかけてから乗車するようにするといいでしょう。

Q.02 室内で飼うのだから、犬小屋(ハウス)は必要ない。

【答え】No
【解説】室内であっても、犬にとっては半パブリックスペースです。人がくつろぐときはリビングで、考え事や寝るときは各自の部屋で過ごすように、犬にも専用のマイスペースが必要です。リビングの一角にサークルや屋根付きのハウス(クレートなど)を置き、眠るときや怒られたときなど、安心して引きこもれる場所を確保してあげることが不可欠です。

【ワンポイントアドバイス】

犬は集団行動を好む動物です。家族と離れたところに犬専用スペースを設けると、孤独感やストレスを覚えてしまうので、人が集まる場所か、その近くに確保してあげましょう。

Q.03 留守番中、犬が退屈せずにすむように、外が眺められる覗き窓があった方がいい。

【答え】No
【解説】犬にとって家族以外の人は基本、不審者です。覗き窓など、常に外が見える状態は、犬に監視の役割を与えているようなもので、吠えグセの原因になります。犬が安心してくつろげるよう、できるだけ外の様子が見えないようにしてあげましょう。

【ワンポイントアドバイス】

犬は外の音に敏感に反応するので、外からの物音が少ない方がゆったりとくつろげます。窓には遮音カーテンをつけるなど、犬のための防音対策をしてあげましょう。

Q.04 空気を汚さなくていいので、床暖房にした。

【答え】No
【解説】床暖房はファンヒーターのように火を使わず、ホコリも巻き上げないので空気環境の観点で見ればメリットが大きいのは事実です。ただ、犬は皮毛に覆われている上に皮下に脂肪を蓄えているので、人が感じるほど寒さを感じません。その分、熱さを認識するのにも時間がかかってしまうため、床で寝そべっているうちに低温やけどや、熱中症、呼吸器疾患を引き起こしてしまうこともあります。

【ワンポイントアドバイス】

少なくとも犬専用スペースであるケージ内には床暖房やホットカーペットは使用しないほうが無難。その代り、お気に入りのブランケットやクッションなどを入れてあげましょう。

Q.05 犬の健康を考えて水道水ではなく、家族と同じミネラル水を与えている。

【答え】No
【解説】飼い主にとっては健康にいいミネラルウォーターですが、犬には泌尿器疾患の原因になることが少なくありません。犬の健康を第一に考えるのなら、人の食べ物や飲み物は、与えないようにした方がいいようです。

【ワンポイントアドバイス】

水道水をそのままあげることがためらわれるのなら、塩素などの有害物質を取り除く浄水器を通した水をあげるようにしましょう。

Q.06 散歩の後は、清潔を保つため、毎回、足を水洗いした方がいい。

【答え】No
【解説】舗装された道を歩いてきたくらいなら、濡れタオルで拭くだけで十分です。犬は高湿度が苦手です。頻繁に足洗いをしていると、皮膚炎などの病気を引き起こすこともあります。

【ワンポイントアドバイス】

泥遊びをして著しく汚れて足洗いをしたときや、シャンプーの後は、乾いた布で指の間まで水分をしっかり拭き取ってあげましょう。

Q.07 犬が吠えても放っておいてよい。

【答え】Yes
【解説】吠える度に家族が反応してしまうと、犬は吠えると構ってもらえると勘違いしてしまいます。吠えたら、あえて無視するようにし、吠えてもいいことがないと教えることが”困った”行動を未然に防ぐコツです。

【ワンポイントアドバイス】

吠え癖をつけないためには、犬専用スペースを外の音が聞こえにくいリビングの壁側に設置すると、吠えるきっかけが減ってしつけしやすくなります。また、しつけ中で頻繁に吠えている状態のときは、あらかじめ近隣に話をし、理解してもらえるよう心がけましょう。

Q.08 フローリングよりカーペットの方が犬の健康にはいい。

【答え】Yes
【解説】落ちた犬の毛の掃除がしやすいという面ではフローリングは優れていますが、犬の足には滑りやすいことから腰や股関節を痛める原因になることが多いのも事実です。犬の行動範囲内はラグやカーペットを敷いて滑り止め対策をしてあげましょう。

【ワンポイントアドバイス】

最近は、フローリングを滑りにくくするコーティング加工もできるので、どうしてもフローリングにこだわりたいのなら、利用してみるのもいいでしょう。

Q.09 家族の食事中はせめて犬と同目線でいてあげたいので、食事は座卓でしている。

【答え】No
【解説】座卓の場合、飼い主の食事が見えるため、食べ物をねだるようになってしまいます。人間に比べ、体が小さい犬にとって人の食事は塩分が強すぎて健康に悪影響をおよぼしてしまうことが多々あります。また、ネギ類やチョコレートなど命に関わる中毒を引き起こす食品もあるので、犬の目線から食事が見えないダイニングテーブルを利用するのが理想です。

【ワンポイントアドバイス】

食事中、犬がおとなしくしていられないようなら、サークルにいれ、おやつなどを与えておくなどしてトレーニング(しつけ)をしましょう。

Q.10 犬も家族だから、寝床は一緒でもいい。

【答え】No
【解説】一緒の寝床は衛生的に見ても、しつけの面からもよくありません。犬にとって寝床(ベッド)は、大事なテリトリーです。一緒に寝るということは、犬の支配欲を助長する可能性があるので、極力避けましょう。

【ワンポイントアドバイス】

どうしても同じ部屋で寝たいのなら、寝室に犬の寝床を用意して別々に眠る習慣をつけましょう。

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