新宿エリア勤務の人はどこに住んでいる?~一人暮らし編~

新宿エリア勤務の人はどこに住んでいる?~一人暮らし編~

「転勤の辞令が出た」「就職(転職)した」「現在、住んでいる家の更新が近づいている」などなど、引越しのきっかけはさまざまですが、住まい探しの大きな「カギ」になるのが、「勤務先のエリア」。例えば新宿エリア勤務で一人暮らしの人は、どこに暮らしているのでしょうか。家賃や間取り、休日のおすすめスポットまで、実際に暮らしている人に聞いてみました。

そもそも新宿エリアってどんなところ?

1日に360万人超が利用する一大拠点

JR山手線や中央本線をはじめ、小田急線や京王線など複数の私鉄が乗り入れる「新宿駅」は、利用者数日本一の巨大ターミナル駅。徒歩圏に「西武新宿駅」や「新宿三丁目駅」といった駅があり、この「新宿エリア」の利用者数は1日平均約360万人超(※)ともいわれています。また、2016年4月には高速バスの拠点「バスタ新宿」が誕生。ビジネス・観光の拠点でもあるため、海外からの観光客も多く訪れています。

※株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所「全国主要都市 駅別乗降者数総覧’15」より抜粋

路線図

Q1 新宿エリア勤務で一人暮らしの人は何線沿線に住んでいる?

JR中央本線に京王線、JR埼京線と乗り換えナシ路線が人気

JR中央線に京王線、JR埼京線と乗り換えナシ路線が人気

新宿エリアに勤務している一人暮らしの人が選んでいるのは、人気のJR中央本線(中央線快速)。そして京王線、JR埼京線、西武新宿線と続きます。どの路線も乗り換え不要で、通勤時間帯の電車の本数も多く、ストレスなくアクセスできるのが選ばれている理由のよう。東武東上線は東京メトロ副都心線に乗り入れているので、「新宿三丁目駅」が利用できます。

注目したいのが、男女別の傾向。男性は、板橋や赤羽、十条など商店街でにぎわう庶民的な街を含むJR埼京線沿線を選んでいるのに対し、女性は初台や幡ヶ谷、千歳烏山といった落ち着いた住宅街がある京王線沿線を選んでいるよう。路線に加えて、「どのような暮らしをしたいか」で住むエリアも変わってくるようですね。

Q2 新宿エリア勤務で一人暮らしの人の通勤時間は?

30分以内が多数派。20分以内が14%にも!

30分以内が多数派。20分以内が14%にも!

次に自宅から会社までの通勤時間について聞いてみました。1番多いのが30分以内で24%。以後、40分以内、60分以内と続きます。また、20分以内が14%にのぼることを考えると、とにかく会社の近くに住み、できるだけ通勤時間を減らそう!と考えている人が多いよう。「通勤に時間をかけるくらいなら、少しでも多く眠っていたい!」なんてホンネが透けて見えるようですね。

1番多いのが30分以内で24%。

Q3 新宿エリア勤務で一人暮らしの人は最寄駅から徒歩何分の家に住んでいる?

徒歩10分以内は譲れない? とにかく駅チカ派多し

徒歩10分以内は譲れない? とにかく駅チカ派多し

通勤時間の次に気になるのが、駅から家までの所要時間。最も多いのが徒歩10分以内で26%、5分以内が24%、15分以内が23%という順位に。徒歩10分以内と徒歩5分以内をあわせると半分近くにもなるので、「駅からはあまり歩きたくない」というのが、多くの人の思いのよう。特に雨の日や寒い日は、歩くのがおっくうになるもの。駅からの距離は、一人暮らしの人には譲れない条件なのかもしれません。

Q4 新宿エリア勤務で一人暮らしの人はどれぐらいの家賃の家に住んでいる?

気になる家賃相場は6万円〜8万円未満が多数派

気になる家賃相場は6万円〜8万円未満が多数派

それでは、気になる人も多い家賃の相場はどのくらいなのでしょうか。通勤時間や駅から近いことなどが譲れないとすると、高くなるのでは……と心配になりますが、1番多いのが6万円〜7万円未満で、2位の7万円〜8万円未満とあわせると半数近くに。次いで、8万円〜9万円未満15.4%、6万円未満の人も13.5%という結果に。「意外と安いかな」と感じた人も「やっぱり高い」と感じる人もいるかもしれませんね。路線の選択肢も多いので、6万円未満や10万円近くなど、自分の予算帯にあわせて物件を選べるのが、新宿エリア勤務の魅力です。

Q5 新宿エリア勤務で一人暮らしの人はどんな間取りの家に住んでいる?決め手は?

住みやすい1K&ワンルームの支持率高し!

新宿エリア勤務で一人暮らしの人はどんな間取りの家に住んでいる?決め手は?

家賃とくれば、次は間取りですが、半数以上が1Kを選んでおり、こちらは圧倒的多数に。2位のワンルームとの違いは、キッチンと部屋を仕切る扉があるか、ないかというものですが、区切りがあったほうが、玄関などから部屋が丸見えにならず、使いやすいというのがあるのかもしれません。以後、食事と眠る空間を分けられる1DKが3位に続きますが、みなさん、ライフスタイルや自身が払える家賃の金額に合わせて、部屋を選んでいるようですね。

区切りがあったほうが、玄関などから部屋が丸見えにならず、使いやすい

Q6 新宿エリア勤務で一人暮らしの人が住んでいる街(駅)を選んだ決め手は?

重視した項目1位は「交通利便性」。その中身は?

新宿エリア勤務で一人暮らしの人が住んでいる街(駅)を選んだ決め手は?

物件選びは、いくつかのエリアや物件と比較し、家賃や間取りなど重視する条件との兼ね合いを考えて進めていくものですが、新宿エリアに勤務する一人暮らしの人が現在の街(駅)に決めた「決め手」や「魅力」はどこにあるのでしょうか。

決め手の堂々1位になったのは、「交通利便性」。どこに住んでいる人がどのようなコメントを残しているのでしょうか。

  • 東京メトロ副都心線 地下鉄赤塚:新宿や渋谷など電車一本で行ける(32歳・女性)
  • 京王線 千歳烏山:最寄駅が特急以外は全て停まるから(33歳・男性)
  • JR総武本線 船橋:周辺に複数の駅がある(31歳・女性)

ターミナル駅へ1本で行けたり、利用駅や列車の多さをあげる人が多いようです。

次いで2位が、「生活利便性」。

  • JR中央本線(中央線快速) 吉祥寺:商業施設がたくさんあり、買い物に困らない(33歳・女性)
  • JR東海道本線 川崎:大きな商業施設があり、休みの日も都内まで行かなくても楽しめるから(26歳・女性)
  • JR京浜東北線 西川口:スーパーなど遅くまで開いていて便利だから(32歳・女性)

3位の「街の雰囲気がいい」、4位の「知人・家族が近くに住んでいる」と続き、5位には「家賃相場の安さ」がランクイン。

  • 京王線 西調布:家賃と広さ、設備等のバランスが良い(36歳・女性)

といった、総合的なバランスの良さについてあげる人もいました。

決め手の堂々1位になったのは、「交通利便性」

自然? 商業施設? 家の近所のおすすめスポットは?

それでは、実際に暮らしてみた街(駅)の、おすすめスポットはどこにあるのでしょうか。その理由もあわせてご紹介します。

  • 都営新宿線 一之江:瑞江大橋。景色がいい ランニングなどにもぴったり!(27歳・女性)
  • JR中央本線(中央線快速) 吉祥寺:東急百貨店とその周辺。昔からの喫茶店もまだ存在していてレトロな雰囲気を味わいながらのんびりできる(35歳・女性)
  • JR東海道本線 川崎:ラゾーナ川崎。服から家電までなんでもそろうし、広いので1日いても飽きない(26歳・女性)
  • 東京メトロ東西線 葛西:葛西臨海公園。水族館やバーベキュー場など遊べる場所が豊富(32歳・女性)
  • JR埼京線 板橋:川べりの桜並木がきれい。仲宿商店街は安いお店がたくさんあって、見ているだけでも楽しいです(30歳・女性)
  • 東京メトロ丸ノ内線 新高円寺:屋根がついている商店街で、駅からぬれずに行ける。カラオケやゲームセンターなどのアミューズメントもあり、飲食店も幅広いジャンルで数多くあるため、いろいろ楽しむことができます(28歳・女性)

Q7 新宿駅勤務で一人暮らしの人が家探しをするときに候補に入れていた街(駅)は?

実際には住まなかったものの、候補にしていた駅についても聞いてみました。上位に来ているのが、荻窪駅や新宿駅、恵比寿駅、池袋駅といった東京都内の複数路線が乗り入れる駅。新宿エリアに勤務しながら、「新宿に住みたい」「池袋で生活してみたい」というのは「職住近接がいい!」「便利な環境で暮らしてみたい」と考える人が多いからかもしれませんね。

新宿駅勤務で一人暮らしの人が家探しをするときに候補に入れていた街(駅)は?

複数の路線が利用できる新宿エリアに通勤し、一人暮らしをするとなると、「候補がありすぎてどこに住めばいいのか分からなくなる」「土地勘がなくてしぼりこめない」なんて人もいることでしょう。実際に新宿エリアに勤務している人たちのコメントを参考に、「自分がしてみたい暮らし」をかなえられるお部屋探しをしてくださいね。

取材・文:嘉屋 恭子 イラストレーション:杉崎 アチャ
公開日 2016年11月16日
最終更新日 2017年02月06日
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