リビングとダイニングを間仕切る既存の建具が木製で明かり採りのないものだったため、日中はそれぞれの部屋に光が届きづらく、閉塞感を感じることもありました。もともとアートに造詣の深いFさまからのご要望は、「光が入る素材、重厚感を感じられる物、間仕切りとして建具を閉めた時に閉塞感、圧迫感を感じない、素通し感がありながらも生活感を隠せるもの」とても難易度の高いご要望でしたが、普通の意匠ガラス入りの間仕切り建具ではFさまの満足度が低くなると感じ、オリジナルデザインガラスでの間仕切りをご提案しました。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 部分リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども |
築年数 | 25年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] その他 |
目的 | デザイン重視 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、その他 |
新しくした設備 | - |
費用 | 300万円 |
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費用概算 | - |
工期 | 2か月 |
リフォーム面積 | - |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
建具を閉めていても素通し感があるため奥行きを感じながらも、無地部分の透明ガラスからのぞき込めないよう、図柄の位置やサイズには気を配りました。そしてダイニング天井のクロスは墨で円を連続的に描いたデザインとし、続くリビングの織り上げ天井の円形とリンクさせました。
初めはFさまの趣向に合った絵画をモチーフに幻想的なイメージでデザインをしてみたのですが、昼間の光だけでなく、夜の照明もアクセントにならないかと考え、デザインの図案の幅を広げていきました。
デザインに合うガラスの厚み、色合い、図柄の大きさやバランス、を何度も打合せさせていただきました。また、エッジ部分に間接照明の光を当てることで、より立体的に図案が浮かび上がるよう、演色性の良いLED照明器具を計画し、効果的に光があたるようにし、まるで美術館に展示してあるガラスオブジェのような、オリジナル間仕切り建具が完成しました。
室内のインテリアを調和させるために主張しすぎず、おとなしすぎずの程よいバランスが一体となった時に、空間に立体感がうまれ、奥行きを感じさせるアートのような仕上がりとなりました。 ガラスに施したエッジングはまさに職人芸で、工芸品のような仕上がりです。LEDのあかりがエッジにあたると観る角度で異なったニュアンスを醸し出します。
会社名 |
リビングサーラ(株式会社リビングサーラ)
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会社概要データ |
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