ジオ三鷹下連雀 （取材レポート）

創業以来100年あまりにわたり受け継がれてきた阪急阪神のDNAが「ヒト発想」です。

その場所に住まう人を想い、住まいや暮らしを描いていく──。阪急阪神の住まいづくりやまちづくりの発想の原点は、いつも、人を想うことから始まります。

例えば、産官学連携による都市開発事業の「MUSE たかつき」（大阪府高槻市）などのまちづくりや「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」（大阪市北区）といった複合開発プロジェクトでも、この「人を想うこと」から発想がスタートしています。

「どのエリアにも固有の歴史や暮らしの営みがありますので、それを活かしながら街の再生や開発に取り組むことが重要です。それこそが『いつまでも愛される続ける街』をつくるという当社や当社グループの使命と捉えています」（代表取締役社長　福井康樹氏）

次の100年に向け、受け継がれるまちであるために──人を想うDNAこそが、阪急阪神のまちづくりと住まいづくりの原点です。

積み重ねてきた「品と質」。しかしそれに満足することなく、不断の追求を続けるのも〈ジオ〉の姿勢です。例えば、お客様の声、新しい価値感、先進的アイデアを軸にした商品企画サイクル「ジオフィット プラス」。このサイクルが生み出したのが、「作り手発想」ではなく「住まい手発想」への進化です。また、この「ジオフィット プラス」のサイクルは、お客様の声、課題解決のためのノウハウなどを企画・製造・販売・管理など全部門で共有することにより、スピーディーに〈ジオ〉を進化させることにも繋がっています。

これまでに集まったお客様の声は16,000件超（※2）。それらを基に企画された製品は「ジオフィット プラスラボ」で多角的に検証された後に実際に商品化されています。〈ジオ〉の「品と質」は、お客様の声を第一に考えること、そしてお客様の声から生まれたアイデアを磨いて製品化する「住まい手発想」により、日々着実に進化を続けています。

地域全体の魅力までを高める住まいであるために。そして「品と質」を極めるために欠かせないのが、企画から管理までを自社でワンストップで手掛ける、製販管一貫体制です。〈ジオ〉では、社内の全ての部署から担当者が「マンション・クオリティ検討会議」などの場で連携しています。

その土地の魅力を引き出し、その魅力をさらに高める商品企画をし、独自の基準による厳しい品質管理の下で施工を行い、お客様により良い提案をし、お客様に安心いただけるアフターサービスを提供しつづけること。徹底して「住まい手発想」に基づいた一気通貫でのものづくりを行うことで、高い満足度を備える住まいの創造を推進しています。