ザ・パークハウス 赤羽台タワー＆レジデンス （取材レポート）

北区とURによる公募で始まった本プロジェクトですが、そこで提示された課題は『赤羽台周辺地区のゲートウェイとして、多様な人々が集い・行き交い・にぎわう都市生活拠点の形成』。私たちは、「住民同士・多世代間のコミュニティ醸成のための場所づくり」「住民が健康でいきいきと暮らせる場所づくり」「住民の暮らし心地・

働き心地をアップデートする先進的な場所づくり」を掲げ、“地域のえんがわ”となる場所を目指しました。建設地は、地区計画によって快適で生活利便性の高い魅力ある都市環境の形成を目指す場所。本物件は、城北エリアのターミナル駅として交通利便性に優れ、商業施設も発達した赤羽エリアでの暮らしに新章をひらきます。

描いた理想を実現するために、計画地の中心を渡る歩行者専用の貫通通路「セントラルコリドー」を作りました。そして、エレベーター・エスカレーターを設置し、物件のエントランスがある高台への快適なアクセスを実現しています。また、敷地の高低差を活かした３つのレベルを設定し、６つの多面的な広場を配置。

セントラルコリドーに面する形で広場や生活利便施設を設けることによって、赤羽駅西口エリアの新たな賑わい拠点を創出します。さらに、様々なイベントや取り組みを行うことを計画しており、赤羽台の新たな顔となることを目指しています。

敷地の入口となるゲートウェイプラザ、そして１段あがったエリアとなるミッドプラザなど、この土地を切り開いて作りあげた部分については、赤羽台の地層である「赤はに」を表現した壁や色調でデザインし、赤羽台のアイデンティティを継承しています。

一方で、建物部分は、最近開発されたヌーヴェル赤羽台や東洋大学など近隣の建物との連続性を考慮し、都会的でシャープな建築デザインを採用。これからの赤羽を感じさせるものとしています。このように、地域由来のデザインと都会的なデザインをミックスさせることで、新たなランドマークとなる存在感を生み出しています。

「ザ・パークハウス 赤羽台」は、エリアのランドマークとなる住まいとして、多彩な共用施設を配置しています。タワー棟17階にはプロジェクターを設置したスカイラウンジ。ワーキングラウンジは個室仕様としていますので、オンライン会議も集中して参加でき、お子様が家庭教師と勉強する場所としても使えます。

保護者がゆったりと座りながらお子様を遊ばせることができるキッズライブラリーに加え、ピアノを設置し演奏が可能なサウンドルームもご用意。ピアノの先生をお呼びしてマンション内でのレッスンも可能です。さらに、アウトドアデッキやゲストルーム、ランドリールームなど、洗練された便利な暮らしが楽しめる施設です。