ヴェリテージ葛西の杜 （取材レポート）

「近年の新築マンションの中には、パーティルームやゲストルームなどの共用施設を設けた物件が多く見られますが、本物の共用施設は「美術館のラウンジのようなコミュニティスペース」と「美しい西洋庭園様式のサンクンガーデン」のみとなっており、入居者が誰でも平等に利用価値を実感できる“本当に必要な共用スペース”だけを厳選しています。

これは、多くの公園に囲まれ『マンションの外』でも豊かな時間を過ごすことができる葛西エリアだからこそ実現した設計。あえて華美な共用施設を省くことで管理修繕費を抑え、各世帯の『ランニングコストの負担』を軽減することにもつながります。

こうして住居に関する支出を圧縮できれば、その余剰分をお子さんの学資貯蓄に充てたり、習い事や旅行の機会を増やしてあげることもできますから、『健全な家計バランスが実現する住まい』として設計されている点も高く評価できるポイントです」

■最上階はプレミアムフロア
「最上階はワンフロア3邸だけのプレミアムフロアとなっており、共用廊下にはホテルライクな『内廊下設計』を採用。人工芝敷きのルーフバルコニーが付いた80m２超の大型プランなども用意されているため、間取り選びの楽しみが広がります」

「8の字動線の中でも、特に“秀逸なプランニング”として評価できるのは、玄関から洗面までの設計。帰宅後はシューズイン→ファミリーウォークインを通り抜けて洗面室まで直接移動できるため、出しっぱなしになりがちな家族の靴も目隠しできるほか、花粉の季節は室内へコートを持ち込むことなく、すぐにうがい＆手洗いができて衛生的。また、定期購入で届いた商品も段ボールごと玄関の奥へ保管できるため、動線に無駄がありません。

もうひとつ筆者が感心したのは、LDKと洋室（3）の間に設置された『ワイドトールドア』の存在。開放したままの状態だとデッドスペースになりがちなドアの格納庫の奥にも深型の物入が付いているため、まるで“秘密の扉”のように隠れた部分も壁面収納として活用できます。

この他にも、共用廊下に面した玄関外部の壁面は、吹付塗装ではなく『タイル張り』のハイグレード仕上げ。キッチンはインテリア性を高めたお洒落な『アイランドキッチン』。長雨の季節も部屋干ししやすい『ランドリーハンガー』を全住戸標準装備。お掃除ロボットの格納ドックがついた『廊下収納』などなど、“これは嬉しい！”と納得できる設計・設備のラインナップは要チェックです」

「エントランスのオートロックには、ノンタッチで解錠できる『ラクセスキー』を採用。エレベーターに連動する『エレコール』も導入されているため、オートロック解錠と同時に1階への呼び出しができ、エレベーターの待ち時間を短縮できます。

さらに驚いたのは『スーパー可変速システム』がついていること。エレベーターの乗車人数に応じて昇降スピードが変化する仕組みになっており、乗車時間を最大32％短縮。朝の出勤時など急いで出かけたい時も、ちょっとしたストレスの解消につながります」

■天井がスッキリ見えるウォールガーダー工法
「ラーメン構造のマンションでは建物を支える巨大な柱と梁が不可欠と思いがちですが、本物件では260mmの壁厚(※3)を確保し、大梁の形状を縦長にして戸境壁と一体化した『ウォールガーダー工法』を採用。天井面の梁の出っ張りがなくなり、視覚的にも明るく開放的な空間が完成しています。また、巨大な構造柱をバルコニー側へ配置したアウトポール設計や、カーテンボックスを無くして窓面を大きく見せる手法など、居住性を高める『視覚的効果』が工夫されている点も見逃せません。

こうした構造的な部分は“共用部”の扱いになるため、将来自分でリフォームをしたいと思っても勝手に変えることはできません。つまり、新築時点で高いクオリティが確保されている本物件なら、今後築年数を経ても『マンション評価』を長く維持できるでしょう」