メイツ昭島 （取材レポート）

駅前に大型商業施設が集積した都市型リゾートが広がるJR青梅線「昭島」と、2駅4路線が利用でき商店街も賑わう「拝島」。これら2駅のほぼ中間となる立地に、名鉄都市開発の新築マンション・全233邸の「メイツ昭島」が誕生します。本物件の魅力を探るべく、同社の開発チームに話を伺いました。

本物件の売主である名鉄都市開発は、名古屋鉄道グループの中核を担う総合デベロッパー。1959年の創立以来、首都圏・東海圏・関西圏で約65,000戸を超える新築分譲マンションを供給してきた実績があり、同社のマンションブランド「メイツ」シリーズは、暮らす人と暮らす幸せを中心に考える「みんなを、まんなかに」をビジョンに掲げ、家族ひとりひとりが快適で豊かな暮らしを送れる住まいづくりを進めています。
「ずっと続いていく暮らしへのまなざしーー永住性や居住性を何よりも大切にし、入居者のリアルな声を開発に活かしていく『MOM Labo』などの活動も展開しながら、暮らしてこそ実感する小さな心地よさの積み重ねにこだわり続けています」と担当者。実際、「MOM Labo」では入居後に改めて細部まで行き届いた暮らしやすさに気づいたという声が非常に多いそうで、ブランドの哲学が生きているといえるでしょう。

本物件が誕生するのは、JR青梅線「昭島」駅徒歩12分、「拝島」駅徒歩11分の住宅地の一角。大型ショッピングモール「モリタウン」や「モリパーク アウトドアヴィレッジ」などが集積したレジャータウンのような昭島と、地元商店街に個性豊かな個人店が点在する拝島のちょうど中間となり、商業的利便性と住宅地としての落ち着きが交錯する、非常にバランスの取れた立地が印象的です。両駅をつなぐ江戸街道に面しているため、行き先や目的に合わせて2つの駅を便利に使い分けることができるでしょう。
「江戸街道沿いかつ土地の3方が道路に面した恵まれた立地を活かし、地上10階建て・全233邸という非常に大規模なレジデンスが実現しました。ブランドが何より大切にする永住性・居住性へのこだわりを形にした専有部をベースに、4棟構成にダブルエントランス、自主管理公園、共用施設など、大規模ならではの多彩な付加価値も充実しています」とのこと。
本物件のコンセプトは「AKISHIMA Wonder & Wide」。
開発チームによると、「昭島市内の多摩川河川敷で発見されたクジラの化石『アキシマクジラ』をモチーフに、深層地下水を水源とする『あきしまの水』の豊かなイメージをちりばめながら、感動に満ちたアクティブな暮らしのストーリーを描き出しています」とのことです。

本物件の外観デザインのキーワードは「洗練」と「流麗」。街並みとの調和を重視し、白を基調とした明るいデザイントーンの中に、変化に富んだラインやマテリアルで水の流れやゆらぎを表現しています。
担当者は次のように語ります。
「このコンセプトは『フローイングライフ（流れる生活）』というキーワードでランドスケープにも引き継がれており、流れるようにスムーズな動線にこだわりました。横に長い敷地を活かし、昭島方面と拝島方面へのダブルエントランスを設けた4棟構成とし、地域とのつながりを育む自主管理公園『モリクジラ公園』を配置。また、2つのエントランス周りやファサードに豊かな植栽を設け、住まう方々だけでなく街並みに潤いをもたらすことにも注力しました」。
こうしたデザイン思想は、日常の利便や快適性にもつながっています。メインエントランス前には、シンボルツリーを周回できる車寄せ「グリーンロータリー」を設置し、車での外出を優雅にサポートします。
「総戸数233邸に対して、駐車場は平置き50台、機械式64台を確保した上でカーシェアも導入予定です。駐輪場は2段ラックのないスライドラック式と平置き式を採用しました。いかにストレスなく日々を過ごしていただけるか、その視点を大切にしています」。

本物件はそのスケールメリットを活かし、共用部が充実しているのもポイントです。共用施設は、メインエントランスに近い「アリーナヴィラ」1階に配置。本棚やコーヒーメーカーを備えた「オーナーズラウンジ」、ワークスペースとして使える「ラーニングラウンジ」「プライベートブース」、2つのゾーンに分かれた「コミュニティルーム」、居住者専用の中庭「フローイングガーデン」と、それを望むオープンエアの「フォレストデッキ」など、多彩なサードプレイスが揃います。
担当者は次のように語ります。
「特徴的なのは、どの空間も用途が限定されていない点です。例えばコミュニティルームは壁のアートがマットになっており、床に敷けばキッズスペースにアレンジできます。あらゆる世代が様々なシーンで利用しやすく、また末長くメリットを感じていただけるよう、フレキシブルかつサステナブルな共用施設を目指しました」。
こうした“柔軟な発想”は空間設計や動線計画にも反映されています。共用施設を利用したい時、真っ直ぐ帰宅したい時、郵便物をチェックしたい時で動線が分かれ、常にスムーズに移動可能。さらに宅配ボックス、荷解きスペース、重い荷物を運べるカート、外遊びやペットの散歩帰りに重宝するコミュニティシンクなど、日常を支える設備も揃います。こうした積み重ねから、売主の「暮らしやすさを徹底して追求する姿勢」が随所に感じられる共用部です。

本物件の専有部は、「メイツ」の居住性の高さを特に感じられる部分です。
担当者はこう語ります。「横長の4棟構成のおかげで多彩なプラン展開が可能となりました。平均専有面積約70m²台・3LDKを中心としたゆとりと、ライフスタイルに合わせてお選びいただける豊かなバリエーションが生まれています」。
永住性を意識したフレキシブルな仕様も随所に盛り込まれています。リビングを自由にアレンジできる可変式3枚引戸の「M'sドア」や、収納・作業スペースとして多機能に使えるユーティリティ空間「UD」、洗面室への2WAY動線を実現した「キッチンアトリエ」、フルオープンで開放的な「フレタスキッチン」など、暮らしやすさを実感できる仕様が充実。さらに、シューズインクロゼットや大型のウォークインクロゼット、防災備品用ホームストッカーといった豊富な収納、食洗機や床暖房、バルコニーのスロップシンクなど標準仕様の設備も魅力です。
このように“目に見える”快適さを備えながら、実は最も「メイツ」らしいこだわりは“目に見えない部分”にこそ宿っているといいます。
「柱や梁を室外に設けてより開放的に仕上げられた空間、干渉しないよう細かく調整された扉の位置、効率的な動線など、暮らしへのミクロな視点こそ『メイツ』の強み。住まう方が日常を過ごす空間にこそ手間をかけ、心身をリフレッシュしていただける場所にしたい、という想いを隅々まで込めました」。

「メイツ」の暮らしへの想いは、もちろん入居後も変わりません。専有部・共用部・管理面という3つの側面から防災をサポートする「3ピース・システム」や、長期アフターサービス「プレミアムアフターサービス_neo」など、末長く居住者に寄り添うサービスが充実しています。もしもの時に備えながら、安心して暮らせる体制が整えられています。
さらに、理事会を設置しない新しいマンション管理サービス「smooth-e」も採用されています。
担当者はこう語ります。「管理組合の管理者を外部の第三者（専門家）に委任し、居住者の皆さまはスマートフォンのアプリから組合情報を閲覧したり、議案について意見や投票ができる仕組みです。理事会出席の負担がなくなるため、多くの方々にとって魅力的なサービスではないでしょうか」。
こうしたサポート体制に加え、本物件の周辺にはショッピング・スポーツ・グルメ・レジャーといった多彩なスポットが点在し、日常を豊かに彩ります。一方で、帰宅すれば緑溢れるエントランスに迎えられ、快適な空間で安らぎの時間に切り替えることができます。
担当者は続けます。
「人が暮らす動線や使い勝手を考え抜いた結果として生まれた、他にはない魅力の数々。近年は住み替えもスタンダードになりつつありますが、本物件はむしろ一度住んだら離れたくなくなる住まいといえるでしょう」。