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「メイツ ザ・マークス新横浜」(分譲済)/相鉄新横浜線・東急新横浜線開通に伴い開業した新駅「新横浜」駅よりフラットアプローチ徒歩5分、角地立地のビッグプロジェクト
名古屋鉄道の信頼・安全のDNAを継承する
名鉄グループの総合デベロッパー
2024年6月に創業から130年を迎えた鉄道事業を中心に、多角的な事業を展開する『名古屋鉄道グループ』。2022年4月に親会社である名古屋鉄道の不動産事業を承継・統合し、グループの中核を担う総合デベロッパーとして幅広い事業を展開するのが「名鉄都市開発」だ。不動産資産の仕入れ、企画開発といった川上機能の強化を図るとともに、必要な組織、体制の構築や資本関係の見直しも行い、より高い視点から時代のニーズに応えていく。
中部国際空港アクセス専用特急車両「ミュースカイ」
名鉄グループ約120社の総力で
安全・安心・快適な生活基盤を構築
名鉄グループの根幹は、1894年に創業した鉄道事業。「豊かな生活を実現する事業を通じて、地域から愛される信頼のトップブランドを目指す」という経営理念のもと創業地・名古屋を拠点に、グループ約120社によるネットワークを形成。幅広い事業で豊富な実績をあげている。
名古屋鉄道や名鉄バスをはじめとする交通事業を基盤に、名鉄運輸などの運送事業、名鉄都市開発などの不動産事業、名鉄百貨店などの流通事業、名鉄グランドホテルや名鉄観光サービスに代表されるレジャー・サービス事業など、暮らしに直結する「総合生活サービス事業」を展開。市民の生活に欠かせない公共交通を担う企業として、街と街、人と人をつなぎ、「安全・安心・快適」な生活環境の提案に力を尽くしている。
永く社会に貢献していくために
時代や環境の変化にも柔軟に適応
2030年に向けて新たな魅力や価値を創造し、持続的に成長していく企業グループとなるため、積極的な成長投資による事業基盤の拡大、収益力の強化を図っている名鉄グループ。名古屋都心部における積極的な不動産開発をはじめ、線路の高架化や耐震補強、沿線開発など、基幹事業を強化。同時に介護や育児サービス事業への進出、リノベーション事業にも取り組むなど、時代の変化を見据えた事業領域の拡大に注力。さらに独自の取り組みとして「名鉄グループサステナビリティ基本方針」を策定し、2050年のカーボンニュートラル実現へ、グループ一体で環境活動にも尽力している。
さらに、イノベーションを生み出す風土づくりの一環として、人材育成をはじめ組織改革にも着手。グループ間の積極的な人材交流を促進し、持続的な成長を目指す。
名鉄グループの事業紹介
名鉄都市開発 事業概念図
2022年4月に不動産事業を統合
名鉄都市開発として新たにスタート
2022年4月に名古屋鉄道の不動産事業部門と名鉄不動産を統合し、グループの不動産事業の中核を担う総合デベロッパーとして誕生した名鉄都市開発。
名鉄沿線の住宅開発をはじめ、住宅・オフィスを中心とする賃貸事業や駅商業施設の開発に注力してきた名古屋鉄道と、60年以上にわたる住宅分譲事業を中心に、首都圏・関西圏でも事業を展開してきた名鉄不動産が、それぞれ積み上げてきた信頼と経験、技術を礎に、新たな一歩を踏み出した。
同時に、「まちの魅力をつくり、地域の未来をひらく」を“Purpose=志”に掲げ、名鉄グループの使命である「地域価値の向上」の実現に向け、不動産分譲事業と賃貸事業を更に進化させるとともに、企業姿勢を体現できる人材の育成にも積極的に取り組んでいる。
目先の利益にとらわれることなく
お客様第一の未来につながる提案を
魅力あふれる街や住まいこそが、「まちづくり」の本質と捉える名鉄都市開発。分譲マンションづくりで何よりも大切にしているのがハード面の「安心」だ。鉄道事業において99.9%の安全性では安全たり得ないという考え方から、住まいも同様に、たとえ0.1%でも不安を取り除くことに尽力しており、構造計算の検査工程では、独自のチェック体制を定めて厳しく検査を行っている。
また、更なる魅力創出へ、共用施設はもちろん、ソフト面でどのような魅力を提供できるかにもチャレンジ。「パークビレッジ南町田」では、分譲マンションで全国初となる「SPOLUTION」を採用※1。マンションにいながら参加できる、スポーツや美容・健康、食、クラフトといった多彩なオンラインプログラムを提供している。こうしたマンションで豊かな暮らしを体験した子どもたちが、将来、自分でマンションを購入する際、名鉄都市開発のマンションを選んでもらえるように、コストを掛けてでもソフト面の充実に力を注いでいる。また、SDGsやカーボンニュートラルも同様に、目先の利益を追求するのではなく、将来への投資として取り組むべき課題として、積極的に推進している。
1976年に分譲したメイツブランド第1号「メイツ品川」(分譲済)。基幹ブランド「メイツ」の歩みはここから始まった
※1.同社調べ。「パークビレッジ南町田」は分譲済
多様化する価値観に寄り添いながら地域の価値を高める「まちづくり」へ
広大な敷地に贅沢なアプローチや中庭など豊かさと潤いを創出した「メイツ新川崎」(分譲済)
TSUTAYAとコラボレーションした「メイツ深川住吉」(分譲済)のユニークな共用棟
ゴミ捨ての動線を工夫するなどのアイデアを盛り込んだ「メイツ三郷中央サラテラス」(分譲済)
首都圏・東海圏・関西圏で分譲マンションを展開し、創立から60年余りで約6万戸の分譲マンションを供給してきた名鉄都市開発。家族構成やライフスタイル、価値観が多様化する中で、幅広いニーズに対応すべく、事業拡大を目指している。
本拠地・名古屋を中心とする東海圏、東京を拠点とする首都圏、大阪に拠点を置く関西圏では、継続して分譲マンションを展開。大規模な郊外ファミリータイプだけでなく、今後は都心部でのマンション分譲にも意欲を示す。エリアごとに異なるニーズや、現代の多様化する価値観と向き合いながら、新しい可能性を模索。会社を統合し、名鉄都市開発に不動産事業を一本化したメリットを活かし、沿線開発や駅前再開発といった都市開発事業へ参画するほか、2023年に立ち上げた邸宅型高級マンションブランド「FUDE(フューデ)」に代表されるように、事業の幅を広げる取り組みにも着手。これからも地域のことを一番に考え、魅力を維持するだけでなく、価値を高めていくこと、地域の一員であることの責任と誇りを持って、名鉄都市開発だからできる「まちづくり」に取り組んでいく。
当たり前の日常生活を見つめなおし、より暮らしを快適にする住まいや商品の開発を目指す「MOM活動」の概念図
入居者の声をヒントに課題を解決
双方向コミュニケーションの商品開発
2017年1月にスタートした〈Mates of Meitsu〉=「MOM(マム)」活動。「聞く」「話し合う」と「提案する」という2つの活動で構成される。
マムボイスと称した「聞く」「話し合う」活動では、お客様と双方向コミュニケーションを積極的に行い、暮らしの実態に即したリアルな情報や要望を収集。生活課題をテーマに、議論と検討を重ね、お客様にとって本当に価値がある独自の商品・サービスの開発を進めている。この活動で収集した意見や情報、研究成果は「MOM」専用のWEBサイトから発信。アンケートの結果を公開したり、「おうち会議」と題して、「玄関」「ゴミ捨て」「働き方」など日常生活と切り離せないテーマについて、様々な住宅に暮らす人と意見交換を行い、課題と解決策をまとめたレポートを発表している。
メイツブランドの進化を目指し
部署の垣根を越えたチームで挑む
前述のアンケートやヒアリングを通じて集めたお客様の「声」を専門家の意見も交えて具体化し、「メイツ」に反映するのが「マムラボ」の「提案する」活動だ。顧客アンケートの結果だけでなく、管理会社からの意見や要望、東日本大震災の被災者を直接訪ねて聞いた体験談などをもとに、同社が分譲マンションに導入しているオリジナルの防災システム「3ピース・システム」の改良を推進。2019年2月に完成した「そなえプログラム」は、現在、同社の分譲マンション全てに導入されている。
また、スタッフそれぞれの得意分野、興味のあるテーマを中心に個別チームを結成。チームリーダーの下で主体的に活動を続けている。所属に囚われず助け合うしくみが自然に生まれ、個々のスキル向上や仕事の効率化にもつながっている。その中から同社のマンションブランド「メイツ」を、そこで暮らす喜びやしあわせが次の世代へと引き継がれていくような、「みんなを、まんなかに」した住まいにふさわしいブランドに育てていくための新しい挑戦を続けている。
メイツに住むひと家族ひと家族、一人ひとり全員が主役となれる住まいの提案を志すという首都圏事業部の住まいづくりのステートメント「みんなを、まんなかに」のロゴマーク
単なる防災設備の提供ではなく、入居者の防災意識に働きかける取り組みも行う「3ピース・システム」のマーク
「住戸」「共用」「管理」の3方から
災害に備える「3ピース・システム」
電鉄系デベロッパーとして、暮らしの安全・安心を守ることも重視する名鉄都市開発では、マンション防災のあり方の研究にも力を注いでいる。その過程で、各住戸における防災備蓄のための空間が不足していること、そして入居者に防災に関する情報が十分に浸透していないという2つの課題が浮き彫りになった。こうした課題をクリアしたのが「3ピース・システム」だ。
具体的には、全住戸の玄関に「住戸内防災倉庫」の設置を標準化した「各住戸の備え」、マンション共用部に災害時の様々なケースを想定してセレクトした防災機器などを設置する「共用部の備え」、管理会社を通じて管理組合の防災活動をサポートする「管理面の支え」という3本柱で構成されている。
ただ防災設備や機能を強化するだけでなく、入居者に防災意識を持ってもらうこと、そしていざというときに防災設備や機能を十全に活用してもらうための活動にも力を入れている。
「つくるだけでなく使われてこそ意味がある」
分かりやすく進化した防災サポートシステム
MOM活動では、みんなの「声」のアンケート結果を基に、新たな防災サポートの仕組みとして「そなえプログラム」を開発。大きな課題のひとつ、入居者に防災に関する情報が十分に浸透していないという点を解決すべく、「誰もが無理なく取り組める」ことに主眼を置き、進化した「3ピース・システム」だ。
また、特に要望の多かった「分かりやすい防災マニュアルが欲しい」という声を具現化。情報を図形やイラストで表現し、視覚的に分かりやすくまとめた「そなえブック」や、安否確認のため、インターホンパネルに貼り付けられるマグネットパネル式の「無事ですマーク」を用意。住人一人ひとりの「できること」を増やしていくことで、より安全・安心に暮らせる環境づくりを推進している。
「そなえプログラム」を分かりやすくまとめた案内冊子『そなえブック』
ちょっとした気づきや工夫を積み重ねることで、暮らしやすさが格段に向上する。宅配ロッカー横の荷ほどきスペース&段ボールストッカーも、「MOM活動」の成果のひとつ/画像は荷ほどきスペース&段ボールストッカー企画概念図
時短&タッチレス&ユーティリティ
MOM活動の目指す住まいの質を具現化
MOM活動を通して、住まいの本質に立ち返り、暮らしの中で本当に必要とされている物を取り入れることに注力する名鉄都市開発。住まいの改善点や工夫を凝らした商品が続々と具体化している。
たとえば各住戸からゴミ捨て場までの動線をしっかりと整備し、ゴミ捨て場の入口には、タッチレスキーで開閉する自動ドアを設置することで、衛生面はもちろん、ゴミの不法投棄などで荒らされる心配もなく、セキュリティ面の向上にもつなげている。また、1階共用部に共用手洗い場も設けるなど、時代のニーズを踏まえた衛生面への配慮にも意識を配る。
また、『コワーク&スタディベース』は、交流・仕事・子育てなど多目的に、かつ幅広い世代の方に利用していただける共用空間となっている。宅配ロッカーの荷ほどきスペースも見た目に派手さはないものの、実際にオンラインショッピングを利用しているカスタマーからは、実用性を評価する声が多く集まっているという。
一つ一つ積み重ねたアイデアの数々が
多くの喜びを生む住まいとして結実
専有部では、「ステーションスタイルクロゼット」の導入も積極的に推進。過去分譲した物件に導入した際には、「ステーションスタイルクロゼット+もう1部屋欲しい」との声が多く集まったことを踏まえ、3LDK+土間など、部屋数を確保しながら、+αの空間として本商品を採用していくことも検討している。
また実は多用途で必要な物が多いのに、収納や作業スペースが不足しがちな洗面室のリアルな課題と向き合い生まれた洗面室のユーティリティスペース「UD」も、導入以来、期待の声が多く集まっているという。さらにMOMラボで最新の研究成果としてバルコニーのアイデアも発表。実際の物件への導入を目指し、商品開発を進めている。一つ一つはささやかな工夫でも、積み上げれば、多くの方に喜んで頂ける住まいになる。確かな手応えを感じならが、今後もMOM活動を通して、よりよい住まいと暮らしの提案に力を注いでいく。
棚板を追加して収納を充実させたり、ワークスペースとしてカスタムするなど、多機能にカスタマイズできる洗面室のユーティリティスペース「UD」概念図
実際にシェアオフィスへ足を運び、体験したりヒアリングを実施。静かな空間だとちょっとした物音や他者の話し声が気になるが、音楽が流れていると集中しやすいといった実体験を基に有線放送を導入するなど、目に見えないところにも随所に工夫がちりばめられている/メイツ西白井(分譲済)コワーク&スタディ ベース
幅広い世代が空間をシェアできる
マンションならではのワークスペース
リモートワーク専用ではなく、多世代が空間をシェアしながら、思い思いに過ごせる共用施設「コワーク&スタディ ベース」。共用空間をいかにシェアするのか、MOM活動を通じて解決すべき課題として、議論を重ねて誕生した多目的共用施設だ。
事の始まりは、2018年に実施したおうち会議。シェアリングサービスについて議論したことで、マンションの共用施設にコワーキングスペースをつくれないかと考えたことがきっかけとなった。利用者が働く世代に限定されないように工夫を重ね、集中したい人向けに仕切りのある個別のワークスペースを奥まった位置に。窓辺には外構の植栽を望む明るいカウンター、中央に皆で囲める大きな円卓、壁際にテーブル席を設け、仕事だけでなく、ティーブレイクやのんびり読書を楽しんだり、親子で工作に励むなど、幅広い世代が自由に心地よくシェアできる、マンションならではの共有空間を目指した。今後も大規模物件では、積極的に取り入れていく予定だという。
大容量収納とスムーズな動線を両立
多様性に富んだマルチスペース
MOM活動のひとつ、おうち会議の記念すべき第1回目「マンションの玄関について」を経て商品化したのが「ステーションスタイルクロゼット」。土間空間のある玄関に、多様に使える玄関ファミリー収納や掃除道具置き場、半外使いできる土間空間などを設けた。細々した収納を玄関に集約したことで、リビングがすっきり整い、自由なインテリア空間を作れるようになっている。土間を経由して洗面室へ直行できる動線も好評だという。
一方でMOM活動で取り組むべき課題はまだまだ多く、目の前の小さな課題を一つ一つクリアしながら、より大きな課題の解決へとつなげることが重要と捉える名鉄都市開発。MOMから生まれた商品にも、時が経てば新しい課題が生じるとして、気を緩めることなく、今後もお客様と密なコミュニケーションを積み重ね、地味なことも確実に改善し、快適な住まいの実現を目指していく。
「ステーションスタイルクロゼット」は、多機能収納や有孔ボードが配置されたユーティリティな土間空間。洗面室にもウォークスルーでつながる/写真はメイツ川口元郷(分譲済)
波打つデザインのガラス手すりが海辺の情景に映える「ザ・テラス 茅ヶ崎サザンビーチ」(分譲済)。同社のコンセプトづくりの取り組みが力を発揮した好例だ
土地の特性を最大限に引き立てる
芯の通ったコンセプトづくり
名鉄都市開発が手掛けるマンションは、プロジェクトごとに多様な特徴を持ちながらも、どこか似たような空気感を醸し出している。そんな名鉄“らしさ”はコンセプトづくりから生まれる。マンションと一括りにしても、計画地ごとに歴史があり、街並みや文化、ニーズも異なっている。そこで名鉄都市開発ではプロジェクトの軸となるコンセプトづくりに重きを置いている。開発部の計画担当、建築担当と、営業部の担当者が一体となって、情報を収集し議論を交わしながら、マンション1棟ごとに独自のコンセプトを練り上げていくのだ。
“安全・安心・快適”な住まいは
徹底した住人目線から生み出される
実際に住む人たちの暮らしに寄り添う住まいづくりこそ、脈々と受け継がれてきた同社のスタイル。
「ザ・テラス 茅ヶ崎サザンビーチ」は、担当者が1日かけて開発地周辺のマンションを片端から撮影して回り、実際に茅ヶ崎に宿泊。その土地の日常に触れ、体感したことをプロジェクト全体に活かした意欲作だ。
「ザ ブルームテラス」は、豊かな植栽や充実の共用施設に加え、車寄せのある「サブエントランス」や車の出入りがスムーズになる「ETCゲートシステム」を設けるなど、日常生活にゆとりをもたらす工夫が盛り込まれている。
公開公園や接道との連続性を意識したという「ザ ブルームテラス」(分譲済)。心地よい緑の中で豊かなコミュニティを育む仕掛けとして多彩な共用空間が用意されている
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※完成予想図はいずれも外構、植栽、外観等実際のものとは多少異なることがあります。
※CG合成の画像の場合、実際とは多少異なる場合があります。
名鉄都市開発