レーベン福井中央ARCGATE （取材レポート）

新幹線の延伸開業から約1年が経過し、北陸を代表するビッグターミナルへと躍進したJR「福井」駅。今やスタイリッシュで華やぎに満ちた駅前風景が広がっていますが、実は駅周辺の再開発機運が高まったのは、北陸本線の高架化や新幹線整備計画が具体化した、2000年代初頭からでした。

まず東口駅前の開発が先行し、2007年に図書館や地域交流施設を備えた「AOSSA」がオープン。その後開発の波は西口側へと移り、2016年には全天候型のマチナカ広場がある「ハピリン」や、恐竜王国・福井のシンボル「恐竜広場」が誕生。エンターテインメント性の高い駅前空間が完成しました。

さらに、2022年には一乗谷朝倉氏遺跡の唐門をモチーフとした美しい駅舎へリニューアル。2024年には北陸新幹線開業に合わせて駅ナカ商業施設「くるふ福井駅」がオープンするなど、継続的な再開発によって現在も都市機能の整備が続けられています。

そして2025年を迎えたいま、福井駅周辺の再開発はいよいよクライマックスへ突入。中でも注目を集めているのが、西口のシンボルロード「中央大通」とメインストリート「駅前電車通り」に挟まれた、通称“三角地帯”で進められている「福井駅前電車通り北地区第一種市街地再開発事業」(※1)です。

北陸新幹線の開業後、関東圏から福井への来訪者数が「前年比で167.8%増加した」とのデータもあり(※3)、新幹線による「長距離速達性の向上」が福井駅周辺に大きな恩恵をもたらしていることがわかります。こうして県外からの流入が増え、関係人口が増加することは「地域の経済発展」を加速させますから、今後福井駅周辺地区はヒト・モノ・コトが集まる活気あるマチナカとして成長していくと想定されます。

また、北陸新幹線は関西圏の鉄道ネットワークへの連携が期待され、「首都圏と関西圏の広域鉄道網の中間点」に位置する福井駅は、将来的に東西主要都市の結節点である「ハブターミナル」となっていくはず──この立地特性にも今後の“のびしろ”を感じずにはいられません。

ちなみに、不動産業界のセオリーでは「再開発がすべて完了する“前”こそマンション購入の狙い目」と言われます。なぜなら、再開発事業の進行と共に、美しい街並みや新たな都市機能が出来上がってくると、多くの人から注目されることでエリア評価が高まり、結果、住まいニーズも拡大していく傾向があるからです。

このセオリーに当てはめると、まさに本物件は“狙い目”と言える存在。「新幹線の駅近立地で快適に永住する」という選択はもちろんのこと、お子さんやお孫さんへ受け継ぐ不動産としても、将来「あのとき買っておいてよかった」と思える住まいとなるはずです。

筆者が「福井」駅を訪れたのは、北陸新幹線の開業以来約1年ぶりでしたが今回、再訪して改めて好感を持ったのが、観光客をメインターゲットとした再開発ではなく、あくまでも「地元の人たちの暮らしやすさ」を重視して新たなまちづくりが行われている点です。

例えば「くるふ福井駅」の中には、土産物店だけでなくドラッグストアや輸入食材店など日常遣いに便利な買い物施設が充実。また、西口駅前の「ハピリン」の中には福井市が運営する子ども一時預かり所「の～び・のび」や、人気プラネタリウム「セーレンプラネット」があり、ファミリーの憩いの場として利用できる子育て施設も揃っています。

さらに、本物件ならではの立地の強みは、大手百貨店を日常遣いにできること。現地目の前にある「西武福井店」の地下食品街には、鮮魚・精肉・青果・総菜・酒類・スイーツなど百貨店クオリティの良質な食材のほか、ブランドショップやコスメ、生活雑貨のロフトも入っているため、日用品の主な買い物は“西武ワンストップ”で完結します。

『デパートだとお高いのでは？』と思われがちですが、意外にも赤札商品が充実。食料品・デパコス・取引先への手土産まで“自宅を出て徒歩1分”で買い物が完了するとは、何とも時間効率の良い住環境です。なお、徒歩2分のご近所シネコン「テアトルサンク」では大迫力の3Dスクリーンで話題の映画も楽しめます。