リピアーノガーデン茶屋ヶ坂 （取材レポート）

いま全国の大都市圏の住宅地では、昭和の高度経済成長期に整備されたニュータウンの更新期に突入しています。本物件が誕生する「茶屋ヶ坂」エリアもそのひとつ。千種区北部に位置する茶屋ヶ坂一帯では1950年代から宅地開発が進められ、2003年に名城線「茶屋ヶ坂」駅が誕生したことで交通利便が大きく向上。

2016年からは大手企業の事業所跡地を活用したマンション開発が活性化し、「都心近接のファミリータウン」として新たなまちづくりが進んでいます。その茶屋ヶ坂駅から徒歩5分、「千種区千代田橋アドレス」に総戸数146戸のビッグスケールで誕生するのが本物件です。


■栄へ直結20分、名駅にも基幹バスで直結
茶屋ヶ坂の特筆すべき魅力はアクセス力の高さ。主要エリアを環状で結ぶ名城線に加え、渋滞の影響を受けずに移動できる基幹バスレーン交通網も充実しているため、直結エリアは市内広域に広がります。名城線を使えば「栄」へ20分、「金山」へ29分。市役所や伏見を経由して「名古屋駅」へ向かう基幹バスも運行しており、都心のビジネスタウンへの移動も軽快に行えます。

このように公共交通網が充実した環境なら、お子さんの将来の通塾や通学シーンでも1人で行動できる範囲が広がり、パパママの送り迎えの負担を軽減。さらに、シニア期に入りマイカーを手放してもアクティブな暮らしを継続できますから、世代を問わず「快適な永住生活」が実現します。

茶屋ヶ坂が位置する「千種区」は《SUUMO住みたい自治体ランキング》で2018年の調査開始以来、常に上位にランクインし続けているまち。千種区内の駅というと東山線沿線を連想する方も多いと思いますが、茶屋ヶ坂は東山線と名城線の結節点である「本山」からも2駅5分の近さにあるため、接続もスムーズに行えます。

むしろ「カスタマー支持率の高い千種区アドレス」でありながら、「静かに佇む住宅街の駅」であることから、魅力的な価格帯での住まい購入が可能──この点は、まだ多くの人が気づいていない茶屋ヶ坂の強みであり、まさに“いまが狙い目のエリア”だと筆者は考えます。


■千種区×駅徒歩5分のマンションの出現率は7.7％
過去の分譲実績を調べてみると、2020年以降名古屋市内で供給された新築マンション311物件のうち「駅徒歩5分以内」は178物件。さらに「千種区内」に絞り込むと24物件で、マーケットにおける出現率は7.7％となります。

ちなみに、マンション業界では「駅近立地」かつ「100戸以上の大規模」というのはカスタマーの注目を集めやすく、物件評価をより長く維持しやすくなるのではと考えています。本物件の場合は、「駅近立地×大規模物件」の条件に加えて「千種区アドレス」というアドバンテージがプラスされるため、不動産としても「多くの期待値を備えた物件」として評価できます。

実は名古屋出身の筆者が茶屋ヶ坂を訪れるのは、今回が約15年ぶりのこと。久々に駅周辺を歩いてみると、街路樹の緑に彩られた街並みの中に、複数の大型商業施設や総合病院、大小の公園がバランスよく配置されており、“もともと住宅地として開発されたエリアならでは”のコンパクトな都市設計に、改めて好感を覚えました。

また、千種区内は地形の起伏が豊かで、急こう配の坂が多いことでも知られていますが、茶屋ヶ坂駅周辺は坂のないフラットな地形。ベビーカーや自転車での移動もスムーズに行えるため、買い物や家族レジャーの行動範囲が広がりそうです。


■買い物の選択肢が広がれば堅実な家計管理も可能
現地周辺は「茶屋ヶ坂のショッピングゾーン」に位置しており“今日はどこへ買い物に行こうか？”と迷ってしまうほど。赤札価格に定評のあるスーパー「コノミヤ」をはじめ、カルディ・スターバックス・ダイソーなどの人気定番ショップが集まる「アピタ」、24時間営業の「マックスバリュ」、ペットのトリミングサロンも揃ったホームセンター「コーナン」と、多彩な商業機能が集まっているため買い物の選択肢が広がります。

こうして近所ですぐに買い物できる環境なら“スーパーが我が家の冷蔵庫代わり”になって無駄な買い貯めを減らすことができるほか、各店舗の品質や価格を見比べながら商品を選ぶことで「堅実な家計管理」が実現します。

茶屋ヶ坂は、名古屋市が定める「文教地区」の北側に位置し、多くの国立・県立・私立学校が集まるアカデミックなエリアでもあります。徒歩圏内には中高一貫の「名古屋中学校・高等学校」や「愛知教育大学附属名古屋小学校・中学校」(入試あり)が。基幹バスを使えば「東海中学校・高等学校」「金城学院中学校・高等学校」「旭丘高校」にも乗り換えなしで通学できるため、お子さんが目指す進路の可能性も広がります。

これは筆者の取材雑感ですが、文教エリアでは「充実した教育環境」を求めて、毎年多くのファミリーが住まい探しを行っている印象があります。そのニーズのおかげで、街の潤いや活気が色褪せにくい点も、文教エリアの住まいならではの特長として注目してみてください。


■レジャースポットも充実
“栄から6km圏”という都心近接のポジションにある茶屋ヶ坂ですが、豊かな自然環境にも恵まれているため、子どもたちの遊び場は事欠きません。千種区の花・アジサイの名所としてお馴染みの「茶屋ヶ坂公園」をはじめ、キッズスポーツ教室も開催されている「香流橋プール（温水）」、野球場やテニスコートのある「千代田橋緑地」など、わざわざ遠出をしなくても自宅徒歩圏内で家族レジャーを満喫できます。

都心への近さも、子どもたちののびやかな成長環境も、妥協したくない──そんな住まいを探しているファミリーにおすすめしたい物件です。

自治会や地域活動のサポート、イベント、広報を通じてまちの魅力を発信する千種区役所 地域力推進課 鶴田課長に「千種区の特徴とこれから」を伺いました。

――まずは千種区全体について教えてください。
「名古屋市の東部に位置する千種区は人口約16万5千人、市内でも4番目に多く、都心部へのアクセスの良さと豊かな自然環境が調和するエリアです。名古屋大学をはじめ研究機関が集まり、落ち着いた住環境を形成しています。東山動植物園や平和公園など広大な緑地が広がり、自然の潤いを身近に感じることができます。さらに覚王山や本山、星が丘、今池には個性的な飲食店や商業施設が点在し、街歩きそのものが楽しみになるのも千種区ならではの魅力です」

――ファミリー層からも支持が高いと伺いました
「区内には公立の小中学校が22校、私立の中学が5校、国立の中高一貫校が1校あります。また高校や大学のキャンパスも多数存在し、若い世代が多く集まる文教地区に相応しい環境です。進学の選択肢が幅広く、子育て世代にも安心して暮らせる教育環境が整っていると考えられます」

――子育て支援についてはどうでしょう。
「エンゼル訪問※4と呼ばれる赤ちゃん訪問の取り組みが行われています。地域に根ざした民間の方々で子どもの見守り活動などを行っています。出産直後は孤立感を抱きやすい時期。ちょっとした会話が子育ての不安を和らげる大きな支えになっているようです」

―― 都心に近いのに自然も豊かですね。
「自然環境の豊かさも、千種区の大きな特徴のひとつです。区内には東山動植物園や平和公園があり、これらを含む一帯は「なごや東山の森」と呼ばれています。「なごや東山の森」は都市の緑地としては日本最大級であり、千種区は名古屋市16区の中でも都市公園の面積が最も広い区でもあります」※6

―― 交通の利便性も大きな強みでしょうか。
「はい。地下鉄では東山線、名城線、桜通線の3路線が利用でき、JR中央本線の千種駅もあります。また市バスの路線も充実しており、特に茶屋ヶ坂エリアでは、市バスと名鉄バスが運行する基幹バス路線が通っているため、交通の利便性に恵まれているといえますね」

―― 茶屋ヶ坂といえば、公園の存在が印象的です。
「紫陽花の名所として知られる茶屋ヶ坂公園ですね。花の品種が豊富で見ごたえのあるスポットです。また、地元自治会等によるイベントで、住民同士が顔を合わせる機会も多く、自然と地域に溶け込める安心感が生まれていると感じます」

―― 最後に、これからの千種区ついて。
「千種区にお住まいの方々は、地域に対する誇りを強く持っていらっしゃると感じます。“住んでいることを誰かに話したくなる”――そんな魅力あふれるまちを大切にしながら、新しい世代も受け入れていける地域でありたいと考えています。安心して長く暮らせる環境づくりをこれからも続けていきたいですね」