ファミリーに楽しさと安心感をもたらす、勝どきの大規模タワマン

勝どき ザ・タワーの外観

物件名:
勝どき ザ・タワー
所在地:
東京都中央区
竣工年:
2016年
総戸数:
1420戸

再開発により若い世代が住む街となった勝どきエリア

都営大江戸線・勝どき駅の開業を機に、数多くの再開発事業が行われている中央区勝どきエリア。銀座や東京駅には都営バスで、新橋や虎ノ門へは環状2号線で直結、都営大江戸線を使えば乗り換えなしで新宿や六本木などへ移動できる、交通利便性の良さが魅力のエリアだ。現在、虎ノ門や新橋、晴海などをプレ運行中の東京BRTが本格運用すれば、豊洲、お台場までの移動がさらに便利になる。

2000年以降には、THE TOKYO TOWERS、クレストシティレジデンス、勝どきビュータワーなどの大規模マンションが続々と竣工。勝どきを訪れた土曜日の昼時には、ベビーカーを押してのんびりと散歩するファミリーや、公園で元気に遊ぶ幼児、下校中の小中学生で、街は若々しい活気に満ちていた。

今回取材した勝どき ザ・タワーは2016年竣工。地上53階、総戸数1420戸の大規模タワーマンションだ。これだけ大規模なタワマンは周囲に威圧感を与えがちだが、敷地を囲む豊かな樹々の緑が、外観にやわらかな印象を添えている。

天井高8mを超えるグランドラウンジと、シンボリックなホワイエ

グランドエントランスを抜けると、右手にコンシェルジュカウンターとグランドラウンジが配置されている。二層吹抜けのグランドラウンジは天井高8mを超え、東南面に大開口を設けた明るく開放感のあるスペース。窓越しに見えるのは勝どきの水辺をイメージした水盤で、水面に反射した日差しが空間を一層と明るく照らしている。

勝どき ザ・タワーのグランドラウンジ

広々としたグランドラウンジは、天然石とガラスで構成されたモダンな空間。窓の外に設けられた水盤は、外からの視線を緩やかに遮る効果も

勝どき ザ・タワーのコンシェルジュカウンター

コンシェルジュカウンターでは、来訪者の受付のほか、共用施設の予約、宅配便の一時預かり、クリーニングの取次、タクシーの手配などさまざまなサービスが受けられる

グランドエントランスとエレベーターホールをつなぐホワイエも、吹抜けで開放感のあるスペースだ。天井に配された三角形のライトチューブは、太陽の光が降り注ぐイメージを表現、マンションのシンボリックなデザインとなっている。

勝どき ザ・タワーのホワイエ

タワーの中心に位置するホワイエ。天井のライトチューブから、太陽光追尾装置により自然光が取り入れられている

キッズルームやミュージックスタジオでの交流など、子育てを楽しめる環境

勝どき ザ・タワーに住むOさんは2歳と0歳、Mさんは10歳と13歳の子どもを持つファミリー。お話を伺うと、勝どきエリアとこのマンションの暮らしやすさについて、二家族ともたくさん語ってくれた。

「私たちは結婚を機にここに住み始めました。子どもが生まれて感じるのが、勝どきエリアには同じようなファミリー世帯が多く、子どもに優しい街だということです。例えば、小さな子どもが楽しめる遊具がある公園が多く、歩道が広いのでベビーカーを押してもゆったりと歩けます。このマンション内にはキッズルームがあり、そこでお友達をつくりやすいのも魅力に感じています」(Oさん)

勝どき ザ・タワーのキッズルーム

2階にあるキッズルームは、テラスも併設。床にはコルクタイルが使われているなど、素材にも配慮されている(現在はコロナ感染予防のため閉鎖中)

「13~14年前から勝どきに住んでいます。交通利便性が高く、学校やスーパー、病院などの生活インフラが整っていることが分かったうえで、このマンションを購入しました。ここは大規模なので、同じような年齢の子どもがいるファミリーがとても多いですよ。今はコロナで集まるのは難しいですが、以前は、仲の良い家族とパーティールームに集まって食事会をしたり、ミュージックスタジオでカラオケを楽しんだりしていました」(Mさん)

勝どき ザ・タワーのパーティールーム

40階のパーティールーム。併設されたキッチンには冷蔵庫や電子レンジ、食器洗浄機、食器やグラスなどがそろっていて便利(現在はコロナ感染予防のため閉鎖中)

勝どき ザ・タワーのミュージックスタジオ1

しっかりと防音されたミュージックスタジオが2室。スタジオ1にはカラオケ設備が完備(現在はコロナ感染予防のため閉鎖中)

勝どき ザ・タワーのミュージックスタジオ2

スタジオ2にはピアノと譜面台が置かれている。Mさんのお子さんは、ピアノの練習に度々利用されていたそう(現在はコロナ感染予防のため閉鎖中)

若いファミリーが多いエリアの場合、保活事情も気になるところだ。

「同じ年ごろの子どもが多いのは、保活のライバルが多いということになりますが、ママ友とは近隣の保育園に関する情報交換をするなど、協力し合える雰囲気があります。私は、妊娠中から区役所へ相談に行き、担当者からアドバイスを頂いていたこともあり、上の子どもは家の近くの認可保育園にスムーズに入園できました」(Oさん)

大人が気分転換できる多彩な共用施設も魅力

OさんやMさんのお話を伺うと、マンション内で仲の良いファミリーと集える共用施設があることは、手軽かつ気軽に、毎日の暮らしを楽しく豊かなものにすることが分かる。

でも、大人にだって一人の時間を過ごしたり、気分転換をしたいこともあるだろう。勝どき ザ・タワーには、大人の一人時間を充実させる共用施設もそろっている。

「2階のフィットネススタジオにあるランニングマシンは、会社から帰った後によく使っています。あと、40階のスタディルームは、一人で集中して読書や勉強をしたいときに活用することが多いですね」(Mさん)

勝どき ザ・タワーのスタディルーム

スタディルームには、緩やかに区切られた9つのデスクスペースがある。木調のインテリアと落ち着いた照明が、集中力を高めてくれそう

「2階のフォレストカフェのコーヒーはとても美味しくて、よく利用しています。今はコロナで飲食スペースが閉鎖中なので、テイクアウトして自宅で楽しんでいます」(Oさん)

勝どき ザ・タワーのフォレストカフェ

フォレストカフェには、至る所にインテリアグリーンが配されている。大開口からの自然光と相まって、森の中にいるように癒やされる空間だ(現在は飲食スペースのみコロナ感染予防のため閉鎖中)

勝どき ザ・タワーのライブラリーラウンジ

フォレストカフェに隣接するライブラリーラウンジ。高さ約3mの書棚にはさまざまな本が並び、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと読書ができる

デザインが異なる6室のゲストルームはホテルライクな空間

このマンションの共用施設で特徴的なのが、27階に2室、40階に4室、合計6室あるゲストルームだ。都市・自然・伝統をテーマにデザインされた室内は、それぞれが全く異なる雰囲気にコーディネイトされている。

「ゲストルームは、両親が遊びに来たときに孫と一緒に泊まってもらったり、気分を変えたいときに家族だけで泊まったりしています。ホテルのように美しく整えられた空間ですし、自分の家とは違う眺望を楽しめるので、よい気分転換にもなります」(Oさん)

勝どきザ・タワーのゲストルーム「華~HANAYAGI~」

27階の「華~HANAYAGI~」は都市をテーマにデザイン。曲線と光る素材を多用したエレガントな室内は、非日常的なラグジュアリー感を醸し出している

勝どきザ・タワーのゲストルーム「趣~OMOMUKI~」

40階の「趣~OMOMUKI~」は伝統をテーマにデザインされた和洋室のお部屋。和モダンのインテリアを愉しみながら、畳の部屋で安らぎの時間が過ごせそう

40階の「湧~WAKI~」は自然がテーマで、水のさわやかさを感じさせるクリーンなデザイン。バスルームはバルコニーに面しており、素晴らしい眺望を堪能しながら入浴できる

トライスター型がもたらす眺望と安心感

タワーマンションに住むメリットのひとつが、眺望を楽しめることだろう。
勝どきザ・タワーの形状は、マンションでは数が少ないトライスター型だ。トライスター型とは、中心から三方向に建物が並ぶY字のような形で、眺望や日照を確保できる住戸をより多く配置しやすいと言われる。

Oさんのお住まいは30階台にあり、リビングからはお台場方面が、バルコニーに出ると東京タワーが見えるそうだ。

「特に夜景が美しいですね。レインボーブリッジのライトアップやビルの窓からこぼれる明かり、夏にはお台場の花火大会が見られます。朝はバルコニーで洗濯物を干しながら、東京タワーに“おはよう”と挨拶をしています(笑)」

勝どき ザ・タワーのスカイビューラウンジ

40階にあるスカイビューラウンジからの眺望。Oさんのお住まいは同じ方角なので、ほぼ同じ眺望が堪能できるそう!

このマンションのトライスター型は、3棟の超高層タワーを組み合わせてつくられており、タワーの連結部分には制振装置が配置されている。この制振装置により地震や強風による揺れが建物全体で吸収され、住戸内の安全性を高めている。

「私がマンションを購入したのは2015年です。このときは東日本大震災の記憶も新しかったため、耐震、免震、制振の違いなどはかなり調べました。トライスター型と制振装置による安心感は、このマンションを購入する理由の一端になったと思います」(Mさん)

「高層階の購入を考えていたので、耐震性能はとても大きなポイントでした。営業担当の方からトライスター型と制振装置の説明を受け、納得できたのは大きかったです。実際に住んでみると、震度3程度の揺れは気が付かないことも多いですね」(Oさん)

トライスター型には、その形状からくる利点が他にもある。
まず、四角形と比較すると、足元に広いスペースや長いアプローチをつくりやすいことだ。このマンションは環状2号線と清澄通りとの間に建つが、それぞれの道路との間に広いスペースをつくり公開空地とし、グランドエントランスまでのアプローチを約50m確保している。

勝どき ザ・タワーのオープンフォレスト

公開空地には樹々を植えて「オープンフォレスト」としている。ベンチを設けて、街に開かれた場に

そして、外周に住戸を配するため、必然的に内廊下になる。プライバシー性や防犯性が高く、外気の影響を受けにくい内廊下は、暮らしの快適さをアップしてくれる。

さらに、視認性が高いことも利点と言えるかもしれない。Mさんファミリーは、東京タワーや東京スカイツリーなどの展望台に登ったときに、家族で「あれがウチのマンションだ!」と見つけるのが楽しいと教えてくれた。

管理組合主導によるイベントも充実。防災への新たな取り組みも

数多くの共用施設を適切に管理し、住民が快適なマンションライフを送るために重要なのが管理組合の活動だ。

勝どき ザ・タワー管理組合の場合、理事の任期は2年と定められている。ただ、検討事項の継続性も重要なため、理事は毎年半分が入れ替わる仕組みを取っているそうだ。

Mさんは、2020年7月から1年間理事長を務められた。
「理事会の主な業務は、住民対象イベントの計画・実施です。管理会社と協力して、集会室などでは不定期にヨガ教室やセミナーを、グランドエントランスでは餅つき大会、七夕飾り、クリスマスツリー点灯式などのイベントを行っています。杵と臼を使って子どもに餅つきを体験させたり、ツリー点灯式で演奏家を招いたりできるのは、広い共有スペースあるからこそだと思います。ただ、私が理事長の時は、コロナ対応のためにほとんどのイベントが実施できなかったのが残念です」

コーヒーセミナーの様子

パーティールームで開催されたコーヒーセミナー(写真提供/勝どき ザ・タワー管理組合)

オープンフォレストで開催された餅つき大会

オープンフォレストで開催された餅つき大会(写真提供/勝どき ザ・タワー管理組合)

グランドエントランスで開催されたクリスマスツリー点灯式

グランドエントランスで開催されたクリスマスツリー点灯式(写真提供/勝どき ザ・タワー管理組合)

最後に、大規模タワマンで気になる、防災への取り組みについて紹介しよう。
防災訓練は1年に1回実施されている。より多くの住民に参加してもらうために、隔壁板け破りや水消火器による消火などの体験型訓練や、防災備蓄品の展示・販売会、安否確認シートの受け取りの際に防災関連グッズを配布するなどの工夫をしている(2020年はコロナ感染予防のため安否確認シートの配布のみ実施)。

水消火器による消火訓練の様子

防災訓練の様子。水消火器による消火訓練(写真提供/勝どき ザ・タワー管理組合)

「地震ザブトン体験」の様子

防災訓練の様子。中央区防災課の協力で実施された「地震ザブトン体験」(写真提供/勝どき ザ・タワー管理組合)

「勝どき ザ・タワーでは、管理組合とは別に、防災に関する分科会を設けています。理事経験者も多く参加している防災分科会は、防災力を高める施策を議論し、定期的に理事会に提案をしています。昨年は管理組合と協議したうえで、大雨による水害対策用に止水板を購入しました。今後は、この止水板の運用方法について話し合っていく予定です」(Mさん)

ちなみに、このマンションは既に東京都中央区の「中央区防災対策優良マンション」の認定を受けている。管理組合や防災分科会の積極的な取り組みにより、防災力をさらに向上させることで、より安心して暮らせるマンションになるだろう。

※2021年のイベント開催、共用施設の使用は新型コロナウイルス感染症対策のため上記の通りではありません。今後の開催は未定です

構成・取材・文/山南アオ 撮影/一井りょう

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