
2011年度税制改正大綱まとまる 相続税は増税、贈与税は一部減税
- 相続税の基礎控除引き下げ 子・孫への贈与税は軽減
- 政府が2011年度税制改正大綱をまとめた。住宅関連ではまず住宅を買うときの売買契約の印紙税の軽減と、家屋の登記の際の登録免許税の税率軽減が2年間延長される。
相続税は基礎控除を引き下げて課税される範囲を広げ、税率をアップ。一方で贈与税は子や孫への贈与の場合の税率を一部引き下げる。
- 相続時精算課税制度を 孫への贈与にも適用
- また2500万円の贈与まで贈与税を非課税とし、相続時に相続税で精算する相続時精算課税制度について、孫への贈与にも適用範囲を広げる。「親や祖父母の世代から子世代への生前贈与を促す内容です。ただし相続時精算課税制度で贈与税が非課税になっても、相続税がかかるケースが増えるので注意が必要です」(タクトコンサルティング・遠藤純一さん)
改正内容は国会審議をへて、2011年3月末までに決定される予定だ。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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